冬になるとコタツに入ってお鍋が食べたくなりますよね。
そんな鍋料理の人気の具材にほうれん草がありますが、そのほうれん草を鍋に入れるときアク抜きせずにそのまま入れていいのか気になりますよね。
ほうれん草と言えばアク抜きが必要と思っている方もいるかと思いますが、実はほうれん草のアク抜きは絶対ではありません。
ただ、どうしてもほうれん草のアクが気なるという方は、サッと下茹でするだけで十分です。
そしてほうれん草の下ごしらえについては、とにかくしっかり洗うことと、葉をあまり細かく切らないことが重要です。
今回はほうれん草を鍋に入れるときアク抜きは必要なのかどうか、ほうれん草を鍋に入れるときの下ごしらえはどうするのか。
これらについて調べてみました。
ほうれん草を鍋に入れるときアク抜きは必要?
ほうれん草を鍋に入れる時にアク抜きは必要なのでしょうか?
色々調べてみたところ、「気になるならアク抜きした方がいい」という結論となります。
ほうれん草を使ったお鍋のレシピなどを見てみると、下茹でせずにそのまま入れる・・・という方もいらっしゃいますが、ほうれん草のアクの正体は「シュウ酸」という人体に取り入れすぎてしまうと結石の原因になる成分が含まれています。
これがほうれん草のアクやえぐみの原因となるんですね。
ですので、そのあたりが少し気になるかなぁという方は、サラッと簡単に下茹でしてからお鍋に入れる方が良いかもしれませんね。
実際、アク抜きをせずにほうれん草をお鍋に入れて食べても、そこまでえぐみや臭みは感じません。
また、ほうれん草のアクの正体である「シュウ酸」は、カルシウムと一緒に摂取すると無害な「シュウ酸カルシウム」という成分になり、後ほど体外に排出されます。
そのため、お鍋に入れる具材で魚やつみれ団子など、カルシウムが含まれた食材も一緒に入れて食べるとより良いかもしれませんね。
ほうれん草を鍋に入れるときの下ごしらえ
ほうれん草をお鍋に入れるときの下ごしらえについてですが、まず最初にすることは「とにかく綺麗に洗う」です。
洗い方は、一束ずつ開いて水の張ったボールに入れ、上から水を流しながらフリフリ左右に振りましょう。
そうするとしっかり中に詰まった土や虫なんかも取れてくれます。
虫がついていたりするとイヤですからね。
しっかり洗い流しましょう。
こちらのほうれん草の洗い方については以前調べてみた記事がありますので、よければこちらも参考にしてみてくださいね。
あとは、アク抜きをする方は軽くお湯で30秒ぐらい茹でてから冷水にさらしてください。
茹でる時は切らずにそのまま茹でて、水にさらした後に食べやすい大きさに切るようにしましょう。
その方が栄養が逃げないんですって!
アク抜きなしの場合の下ごしらえ
アク抜きしないでそのまま入れちゃうよっていう方は、洗い終わったら水をしっかり切って食べやすい大きさに切ればOKです。
あまり細かく切ってしまうとお鍋の中に入れて火が通った時に食べ応えがなくなってしまったり、ワカメと間違えてしまう事もありますので、ある程度大きく切っておいて大丈夫だと思います。
以前お味噌汁の具がワカメかと思って口に入れたらほうれん草だったこともあり、えぇってなったことを思い出しますね。
どっちも美味しいんでどっちでも良いんですけどね。
ほうれん草のアク抜きについて、こちらの記事で詳しく書いていますのでぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はほうれん草を鍋に入れるときはアク抜きが必要なのかどうかを調べてみました。
ほうれん草に含まれるシュウ酸やえぐみが気になる方は、下茹でしてアク抜きをすることをオススメしますが、別に気にならないよ!という場合でしたらそのまま入れても特に問題はないみたいですね。
お鍋をグツグツ煮込んでいる時に、他の食材も含めたアクが浮いてくるかと思いますので、食べる直前にそれをサッと掬い取ってしまうだけでも良いと思います。
寒い季節には温かいお鍋を食べて、風邪などひかないように元気に過ごしましょうね!
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