冬の定番料理と言えば鍋料理。
その中でもどんな食材とも相性のいいキムチ鍋は人気の鍋料理ですが、作りすぎて食べきれないことがよくありますよね。
そしてその残ったキムチ鍋は、もれなく次の日も食卓に並ぶと思いますが、皆さんキムチ鍋の日持ちはどれくらいか把握していますか?
冷蔵で保存した場合、賞味期限は2日~3日ほどで、常温の場合だと日持ちは半日から1日以内とされています。
しっかり火を通せば1週間くらい日持ちすると期待される方もいるかもしれませんが、正しく保存できていないとすぐに雑菌が繁殖し、最悪食中毒にもなりかねません。
この記事ではキムチ鍋の常温、冷蔵それぞれの日持ちについて紹介しています。
目安となる保存日数、正しい保存方法を知って安心安全でおいしいキムチ鍋をいただきましょう。
キムチ鍋を常温に放置したときの日持ち
キムチ鍋の残りを常温に置いた場合の日持ちは、約半日から1日が限度とされています。
キムチ鍋は冬場に食べることが多いので、常温に放置していても大丈夫と思われるかもしれませんが、鍋料理の具材は約20℃~30℃くらいの時に食中毒の原因となる菌の繁殖が活発になると言われています。
なので、冬場でも当然暖房の効いた部屋に放置すれば菌が発生しやすくなります。
ましてや夏場であれば、半日どころか数時間で傷んでしまうことが予想されます。
再度食べるときに加熱すれば大丈夫と思われるかもしれませんが、すでに菌が繁殖してしまっている場合は完全に滅菌することは難しいとされています。
できることなら常温には置かずに一度で食べきってしまうか、冷蔵または冷凍で保存するようにしましょう。
キムチ鍋冷蔵での日持ち
食べきれず残ってしまったキムチ鍋ですが、冷蔵で保存すれば2~3日日持ちさせることができます。
ただし、キムチ鍋をどのような状態で保存するのかによっては多少日持ちが変わってきます。
できるだけ美味しい状態で安全に食べることができる方法で保存することが大切です。
その方法については、次で詳しくご紹介します。
キムチ鍋の保存方法
キムチ鍋の日持ちをよくするには、できるだけ外気に触れにくい状況で保存することが大切です。
どうせすぐに食べるから…と言って、鍋ごと冷蔵庫に入れたりしていませんか?
多くの鍋は完全に密封されていないものがほとんどだと思いますので、この状態だとたとえ冷蔵庫で保存していたとしても、次第に品質は落ちてきてしまいます。
そのため、キムチ鍋の残りは必ずタッパーなど密閉できる容器に移し替えて保存するようにしましょう!
そして、数日保存する予定なのであれば、1日に1回は再加熱をしておくことをおススメします。
こうすることで菌の繁殖を抑えることができます。
ただ加熱すると出汁が蒸発して濃くなってしまうと思いますので、再度継ぎ足しをして加熱するようにしましょう!
キムチ鍋は冷凍できる?
残ったキムチ鍋を2~3日どころではなく、1週間以上保存しておきたいという方もいると思います。
そこでそんな方には、キムチ鍋の冷凍がおすすめです。
意外かもしれませんがキムチ鍋は冷凍することができるのです。
保存期間の目安は、約1か月ほどになります。
ただ具材によっては冷凍に向いていないものもあるので、食感などが悪くなってしまうものもあるのでご注意ください。
残ったキムチ鍋の冷凍方法については、こちらの記事で詳しくお伝えしているのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回はキムチ鍋の残りは常温、冷蔵でいつまで日持ちするのかについてご紹介しました!
- キムチ鍋の常温保存は半日~1日が限度で、食中毒のリスクがある
- キムチ鍋は冷蔵だと2日~3日は日持ちさせることも可能
- 冷蔵庫で保存する際は鍋ごとよりも、タッパーなどの密閉容器に移し替えて毎日加熱する
これらをポイントにしていただくと、美味しく安全にキムチ鍋の残りを楽しむことができます。
ぜひ実践してみてくださいね!
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