ご飯は冷蔵庫でどのくらい日持ちする?1週間以上過ぎても大丈夫?

ご飯 フード

毎日お米を炊いている人も多いかと思いますが、時にご飯が余ってしまい捨てるのはもったいないので、取り敢えず冷蔵庫で保存。

そんな経験皆さんもあるかと思います。

でも、そうやって冷蔵庫に入れたご飯は、だいたい奥へ追いやられ存在を忘れてしまったり、食べようとしたときにはだいぶ日数がたってしまい、食べていいものか迷っていしまうことがありますよね。

冷凍庫で保存しているなら1週間以上過ぎていても大丈夫そうな気がしますが、冷蔵庫だとどのくらい日持ちするのか曖昧だったりします。

でも、見た目には大丈夫そうだからと食べて、食中毒になってしまうのは怖いですよね。

そこで今回は、ご飯を冷蔵庫で保存した場合、どのくらい日持ちするのか見ていきたいと思います。

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ご飯が冷蔵庫で日持ちする日数

「ライス食べきれず」の写真

期せずしてご飯が余ってしまい、その処分に困り取り敢えず冷蔵庫に入れてしまった場合は、いざそのご飯を食べようとしたときには、すでに数日経っていることはよくあります。

保存することを前提にご飯を炊いた場合は、ラップにくるんで小分けにしたり、密封容器に移し替えて保存しますし、大体この場合は冷蔵庫よりも冷凍庫での保存になるので日持ちについて気になりません。

炊いたご飯が余ることなく全て食べ切れるのが理想ですが、やっぱりどうしても余ってしまうこともはあるので、そんな時のためにどれくらい日持ちするのか知っておいたほうがいいですね。

冷蔵庫での保存は2~3日が限界

では実際、冷蔵庫で保存したご飯はどれくらい日持ちするのかについてですが、この日持ちには2つの意味があると思います。

ひとつは、ご飯の風味や食感を損なわずに食べることができる期間。

もう一つは、衛生上食べても問題のない期間。

つまりご飯の味のことはべつにして、食中毒などにならず、食べても安全な状態を保つことができる保存期間のことです。

それぞれについて見ていきたいと思います。

ご飯の風味や食感を損なわず食べられる期間

一般的に2~3日間が限度と言われています。

お米の主成分はデンプンですが、そのデンプンは、2~3℃になると劣化が始まります。

通常冷蔵庫内の設定温度は1~5℃と言われていますから、まさにデンプンの劣化を早める最適の環境と言えます。

お米のデンプンは、元々「βデンプン」というものですが、お米を炊くとβデンプンが「αデンプン」になり、それがご飯の美味しさの元になっています。

ご飯を冷蔵庫に入れ、αデンプンが2~3℃まで冷やされると元のβデンプンに近い状態に戻ってしまいます。

冷蔵庫に入れたご飯がパサパサしているのはそのためです。

また冷蔵庫内は乾燥しているので、ご飯の水分が奪われるのですが、その時旨味成分も水分と一緒に失われてしまい美味しくなくなってしまいます。

冷蔵庫に入れることで品質を保っているようで、実は劣化を早めていることになります。

品質を保つということであれば、冷蔵庫ではなく冷凍庫に入れたほうが、旨味成分などが詰まった水分が凍結し、劣化を遅らせることができます。

とは言っても、冷凍保存も1ヶ月が限度と言われています。

食べても大丈夫な期間は?

では、味は別にして冷蔵庫で保存したご飯がどのくらい日持ちするのかについてですが、はっきりと何日以内であれば大丈夫とは言えません。

実際にご飯から異臭がしていたり、糸が引いていたりすれば当然傷んでいるので食べることは控えるべきですが、たとえ異臭や目に見える異変がなかったとしても、食中毒に繋がる菌がすでに発生している恐れがあります。

ネット上では、「1週間以上冷蔵庫で保存していたものを食べても大丈夫だった」という意見もありますが、菌に対する耐性が人によって違っていたり、家庭によって冷蔵庫での管理方法も違うので、臭いや見た目に異常がないので食べても大丈夫とは言えません。

ご飯などの穀類は「セレウス菌」による食中毒がよく発生しています。

このセレウス菌は90℃で60分加熱しても滅菌できず熱に強いので、チャーハンや焼きそばなど火を通した料理でも食中毒は発生しています。

セレウス菌による食中毒は、それほど重症化することはないと言われていますが、抵抗力の弱い高齢者や幼児に発症すると重症化する恐れがあります。

厚生労働省では、セレウス菌による食中毒対策として下記のように提案しています。

米飯やめん類を作り置きしない。穀類の食品は室内に放置せずに調理後は8℃以下又は55℃以上で保存する。保存期間は可能な限り短くする。

引用:「セレウス菌による食中毒について」ー厚生労働省ー 

以上のことから、ご飯を冷蔵庫で保存すときは次の点を注意しましょう。

  • 炊きあがったご飯は常温で保存しない。
  • ご飯は炊飯器の保温機能で保存するか、炊きあがってから1時間以内に冷蔵庫で保存。
  • 冷蔵庫に入れたご飯は2~3日以内に消費する。それ以上数日が経ってしまったものは処分。
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ご飯を冷蔵庫で保存する方法

冷蔵庫内部

冷蔵庫での保存方法

ご飯は冷蔵庫ではあまり日持ちしない訳ですが、やはり少しでも長持ちさせたいところだと思います。

そこでここでは、冷蔵庫でご飯を保存する時の方法についてご紹介いたします。

ラップで包む

ご飯

ご飯の熱を取ってから、ラップの上に平らに均一の厚さでご飯を敷きます。

ご飯が温かいうちにラップで包んでしまうと中に水滴が発生し、それが雑菌の元になってしまいますので注意が必要です。

ご飯が大量に余った場合は、お茶碗1杯分(150g)ずつの小分けにしましょう。

厚みがあったり大きいかたまりだと、電子レンジで温めた時に加熱ムラができてしまいます。

また空気に触れないようにしっかりと密封しましょう。

プラスティック製密封容器

ご飯

プラスティック製密封容器で保存する場合は、ラップと同様まずご飯を冷ましてから容器に入れます。

その際、空気に触れる面積を減らすために容器いっぱいにご飯を詰めるようにしましょう。

ご飯の余った量によっては、容器いっぱいに詰めることができないこともあるので、可能であれば様々なサイズの容器を準備しておきましょう。

それでもちょうどしない場合は、ジッパー付き保存袋がおすすめです。

袋状なので茶碗1杯分に満たない量でも、空気を抜いて保存することができます。

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まとめ

ご飯は冷蔵庫でどのくらい日持ちするのかについて見てきました。

基本的にはご飯を冷蔵庫で保存することは、味の劣化を早めるのでおすすめできませんが、どうしても冷蔵庫で保存する場合は2~3日以内に消費しましょう。

また、臭いや見た目には異常がある時は当然食べるべきではありませんが、異常がなくても3日以上過ぎてしまったものは食中毒の危険性が高まるので注意が必要です。

やはりご飯は炊きたてが一番おいしいので、残らないよう食べきれるのが最善ですが、どうしても残ってしまう場合は冷凍保存という手もあります。

ご飯の冷蔵庫での保存期間を把握すれば、ご飯を無駄にすることなくそして安全な食生活をおくる事ができるでしょう。

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