ビーフシチューが酸っぱかったり、コクが足りなかったりするとき何を加えたらいいのか迷いますよね。
ビーフシチューが酸っぱくなるのは、赤ワインの量が多すぎたりアルコール分を飛ばしきれなかったりしたことが原因の可能性が高いです。
酸っぱいと感じたときは、牛乳を大さじ1杯程度加えてみてください。
牛乳のほかに酸味を消す効果があるのは、
- バター
- はちみつ
- 醤油
この3種類です。
牛乳と同様大さじ1杯程度加え、様子を見ながら足してください。
コクが足りないときの対処法で一番簡単な方法は、生クリームを加えることです。
さらにもっと味に深みを出したいときは、フライパンに赤ワインを沸騰させてアルコールを飛ばし、バターを入れて溶かしたものを加えてみてください。
少し煮込んでいくと本格的なコクがあって深みのある味わいになりますよ。
もし、2日以上保存していたビーフシチューを食べて酸っぱいと感じたら腐っている可能性が高いです。
腐っているかどうかの判断は、異常に酸味が強いことと粘りがあることが決定打になります。
もったいないですが、破棄してください。
今回は、ビーフシチューの酸味を消す方法、コクが足りないときの対処法、腐っているビーフシチューの見分け方をお伝えします。
ビーフシチューの酸味が強い時に酸味を消す方法
ビーフシチューに酸味が強く出てしまったら、牛乳を大さじ1杯ほど入れて味の調整をすると上手くいくようです。
牛乳のほかにも酸味を消す効果があるのは、下記になります。
- 生クリーム
- はちみつ
- 醤油
生クリームやはちみつは甘みがでてまろやかになり、酸味が和らぐ効果があります。
はちみつは、大量に入れると味のバランスを崩すので、少量ずつ入れて調整するのが大切です。
醤油は、意外にもビーフシチューと相性が良く、適度な塩分が加わって味が落ち着きます。
ビーフシチューが酸っぱくなる原因
ビーフシチューが酸っぱくなる主な原因は3つあります。
- 赤ワインのアルコールを飛ばさなかった
- 元々酸味の強いワインを使った
- トマトホール缶の水分を飛ばさなかった
赤ワインは弱火で煮るとえぐみがでやすくなり酸味が強くなりますので、ワインを入れたら強火にしてアルコール分を飛ばすことが大切です。
また、材料にトマトの缶詰を使うときは、煮込む前に野菜と一緒に炒めてトマトの水分を飛ばすようにすると酸味が和らぎますよ。
ビーフシチューのコクが足りないときの対処法
ビーフシチューにコクが足りないと感じたら生クリームを加えるのが一番簡単ですが、他にも方法があります。
- インスタントコーヒー 小さじ1杯
- みそ 大さじ1杯
- コンソメ顆粒 小さじ1
この3つのどれかを足して再度味をみてください。
隠し味のように少量足していくのがコツです。
さらにもっとコクを出したいときにおすすめなのは、
- フライパンに赤ワインを適量入れて沸騰させアルコールを飛ばす
- バターを10~20g加えバターを溶かす
- 赤ワインとバターを混ぜてシチューに加える
少し煮込んでいくと本格的な深みのある味わいになりますよ。
酸味が足りないときの対処法
ビーフシチューを作るとき、赤ワインやトマトホールの分量が少ないと酸味が足りないことがあります。
ビーフシチューに酸味を加えたい時、一番簡単なのは、赤ワインを足すことです。
赤ワイン大さじ2~3杯分を少し火を強めて、アルコールを飛ばしシチューに入れます。
生のトマトを入れたり、缶詰めのトマトをつぶして入れて酸味加えるのもいいのですが、缶詰めのトマトは比較的酸味が強いので少量でよさそうです。
ビーフシチューがさらさらなのをトロトロにするには?
ビーフシチューの具やルウの量に対して水が多いとさらさらの軽い口当たりのシチューになります。
もう少しとろみが欲しいときは、根菜や小麦粉などを使ってトロトロのシチューに仕上げましょう。
根菜を使う場合は、
- じゃがいも
- さつまいも
- さといも
などをラップをして電子レンジで5~6分加熱し、マッシャーなどでつぶしてシチューに入れてなじませてください。
水100ccに小麦粉大さじ4杯分を溶いて少しずつ加えるという方法もあります。
シチューに足した瞬間より、少し煮てからの方がとろみがはっきりしてくるので、少しずつ入れるといいですよ。
ビーフシチューが酸っぱいのは腐ってる?
ビーフシチューを作ってから2日以上経っていて、酸っぱい臭いがしていたら腐っている可能性があります。
酸っぱい味と粘り気があったら腐っている可能性が高いので食べない方が安心です。
ビーフシチューは比較的長い時間煮込む料理なので、日持ちするイメージがあるかもしれませんが、常温で置いておくと腐ってしまうことがあります。
冬でも常温に置きっぱなしにするのは避けたほうがいいです。
残った分は、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存し、2~3日のうちに食べ切りましょう。
また、具材にじゃがいもが入っていると傷みやすいと言われていますので注意してください。
冷凍保存する場合は、食感が変わって冷凍に向かないじゃがいもは取り除いてタッパーやジップ付きの袋で密封して保存します。
冷凍保存では2~3週間の日持ちになります。
食べるときは、再加熱してオムレツにかけたりハンバーグのソースとして使うのもおすすめですよ。
ビーフシチューの日持ちについては、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
ビーフシチューの強い酸味の消し方、コクが足りないときの対処法、さらさらをトロトロにする方法、腐っているときの見分け方を紹介しました。
- ビーフシチューが酸っぱいときは、牛乳や生クリームで酸味を抑えるか醤油を足して調整する
- ビーフシチューのコクが足りないときは、生クリームを入れるかアルコールを飛ばしたワインとバターを加える
- ビーフシチューをさらさらをトロトロにするには、根菜をマッシュしていれるか、水で溶いた小麦粉を加える
- 調理後2日以上経ったビーフシチューに酸っぱい味や粘りがあったら腐っている可能性が高い
ビーフシチューは調理中に味の修正可能ですので、お好みの味に調えて美味しく食べてくださいね。
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