炊飯器で炊いたお米が内釜にくっついてしまい、きれいに最後までご飯を取り切れなかったり、内釜のそこにこびりついて洗うのが大変だったりすることがあります。
炊飯器の内釜に米がくっつく原因に、
- お米がつぶれてしまうから
- 乾燥
- 炊飯器又は内釜の劣化
が考えられます。
これらを防止する方法として、
- 米を固めに炊く
- 長時間保温しない
- 内釜の手入れ
などがあげられます。
記事ではもう少し詳しく、お米がくっつく原因やこびりつき防止方法について書いていますので、毎日、内釜にくっついたお米を落とすのに疲れた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
内釜にくっついたご飯を落とそうと、ゴシゴシと強く洗うとコーティングは剥がれてしまい余計くっつくようになってしまいます。
炊飯器は高価なうえに、取り扱いがデリケートだったりお手入れが面倒だったりします。
ならばいっそのこと、お手軽にご飯が炊ける電子レンジ専用の炊飯器を使ってみてはいかがでしょうか!
ご飯が炊飯器の内釜にくっつく原因は?
お米が内釜にくっつしてしまう原因には、米の炊き方によるものと炊飯器の影響によるものとがあります。
お米がくっつく原因に当てはまるものはないか、次の中から確認してみてください。
お米がつぶれてしまうから
ちょっと水の量を間違えて炊いてしまい、ご飯が柔らかくなってしまうときありますよね。
お米をよそうと、お米がししゃもじにもべったりくっつくような状態です。
そのような状態のお米はすぐに潰れて、中からでんぷんが出てしまいます。
でんぷんには粘り気があるので、それが内釜にこびりつく原因になってしまいます。
乾燥するから
べちゃっとくっついてしまったお米は、乾燥することでカッチカチにこびりついてしまいます。
特に保温中の炊飯器の中は高温なので、どんどん水分が蒸発し乾燥していきます。
炊飯器または内釜の劣化
炊飯器の故障、または内釜の劣化によってお米がくっつきやすくなってしまっている可能性があります。
特に内釜にはコーティング処理がされていますが、経年劣化や粗いスポンジによるこすり洗いなどでそのコーティングが剥げてしまうと、その部分がくっつきやすくなってしまいます。
炊飯器の寿命は、メーカーや使い方によって変わってきますが、早いと3年から5年ほどで不具合がでてきます。
内釜の交換、または炊飯器の買い替えも検討してみましょう。
米のこびりつき防止方法
原因がわかったところで、こびりつきを防止する方法を見ていきましょう。
ご飯を固めに炊く
固めにお米を炊くことで、米粒が潰れるのを防ぐことができます。
具体的な方法は以下の通り。
- 炊き加減をかためやしゃっきりにする
- 水の量をメモリから2mmほど減らして炊く
粒が立ったご飯は見た目にもおいしそうに炊けます。
よく噛んで食べる習慣にもなって一石二鳥です!
蒸らし時間が足りない
ご飯は炊きあがったあと、しばらく蓋をしたままにして蒸らす必要があります。
こうすることで、お米の中の水分が適度な量になって美味しくなるそうです。
ただし、今の炊飯器は基本的に蒸らしの時間も加味して炊きあがりを教えてくれるので、蒸らしの時間は必要ないようです。
ですが、炊飯器や内釜の劣化などで蒸らしが機能していない可能性もあります。
一度、ご飯が炊きあがったら10~15分、またはそれ以上の蒸らしの時間を設けてくっつき具合を確かめてみるといいかもしれません。
保温時間に気をつける
ご飯が残ってしまうと、ついついそのまま翌朝まで保温しっぱなし。
私もよくやってしまいます。
でも、長時間の保温はその分どんどん乾燥してしまい、お米がくっつく原因になってしまいます。
少し面倒でも、残ったお米も内釜から出して、こびりつきを予防しましょう。
おすすめは冷凍保存です。
保温をすぐに切って、人肌くらいに冷めればラップに包んで保存ができます。
長時間保温はその分電気代もかかりますし、ねば〜っとでんぷんの膜がまとわりついたご飯は食べたくないですよね。
ご飯は内釜から出してすぐに冷凍保存!
是非実践してみてください。
お米を中央によせる
どうしても保温派!という方はお米を中央に寄せることで、内釜に触れないようにできるので、その分少しですが乾燥を防げます。
また、フタはこまめに閉めて乾燥を防ぎましょう。
お米の水分を少しでも抑えるためにの専用のシートもあるので、一度試してみてください。
内釜のお手入れ
内釜をきちんとお手入れすることでも、こびりつきを予防できます。
やわらかいスポンジで洗う
こびりつきが気になるからといって、金たわし等でゴシゴシ洗っちゃっていませんか。
実は炊飯器の内釜にはコーティングがしてあり、手荒に洗うとはがれてしまいます。
柔らかいスポンジで洗うようにしましょう。
出来るだけ早めに水につける
ご飯は乾燥するとカピカピにこびりついてしまいます。
普通に洗ってもなかなか取れなくなってしまいますので、すぐに水につければお米がふやけて洗いやすくなります。
すぐに洗わなくても水につけるだけというひと手間で解決するので、是非忘れないようにしましょう。
ただし、長時間水に浸けるのは内釜によくないので、浸け過ぎには注意しましょう。
内釜のコーティングがはがれてしまっている場合
そのまま炊いてご飯を食べる分には問題ないようですが、こびりつきは避けられないかもしれません。
諦めてこびりつきと戦い続けるか、炊飯器または内釜の買い替えをしましょう。
まとめ
お米の内釜くっつき対策について、炊き方、保温、お手入れといろいろ紹介しました。
【炊き方】
- 炊き加減をかためやしゃっきりにする
- 水の量をメモリから2mmほど減らして炊く
- 蒸らし時間を設ける
【保温】
- 長時間保温しない
- お米を中央によせる
【お手入れ】
- やわらかいスポンジで洗う
- 出来るだけ早めに水につける
ライフスタイルにあわせて、すぐにできそうなことから試してみてください!
キレイなお釜でおいしいご飯を炊きましょう!!
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コメント
大変参考に成りました、是非試して見ようと思います。
新しい炊飯器を購入しましたが、こびりついて困っていました。
大変参考になりました。ありがとうございました。