チーズケーキが焼き上がりに割れてしまう原因として、ベイクドチーズケーキの場合は
- 生地に気泡が入っている
- 混ぜ合わせる材料同士で温度差がある
- 焼き上がり後、すぐに冷蔵庫で冷やしている
などがあります。
それらの対策として
- 生地に気泡が入らないよう優しく混ぜる
- 材料を冷蔵庫から出して常温に戻しておく
- すぐに冷蔵庫で冷やさずオーブンの中で粗熱を取ったあと、室温でさらに粗熱をしっかりとる
スフレチーズケーキが割れる原因として
- オーブンの温度が高すぎる
- オーブンの下火が強すぎる
- メレンゲの泡立てが弱い
などが考えられます。
対策としては
- オーブンの下からの熱を遮断する
- ツノが立つまでしっかりメレンゲを泡立てる
チーズケーキが焼き上がりにわれてしまう原因と、割れないようにする上手な焼き方について調べてみました。
また、せっかくふんわりと焼きあがったケーキが固くなってしまう原因についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
チーズケーキが焼き上がりに割れる原因
チーズケーキが焼きあがった時に割れてしまう原因について、ベイクドチーズケーキとスフレチーズケーキの場合で調べてみました。
ベイクドチーズケーキが割れる原因
ベイクドチーズケーキが割れる原因に、「沢山気泡が入って焼いた際に生地が膨らんでしまう」というものがあります。
しっかり泡立てた方が良いと思い、ハンドミキサーなどでギャンギャンに泡立てると、高速で混ぜることになるため気泡がたくさん入ってしまいます。
また、
- 混ぜ合わせる材料同士で温度差がある
- 焼き上がり後、すぐに冷蔵庫に保存して冷やす
などの行為もひび割れの原因となります。
スフレチーズケーキが割れる原因
続いてスフレチーズケーキのひび割れの原因ですが、
- オーブンの温度が高すぎる
- オーブンの下火が強すぎる
という意見が多く見られます。
レシピに書いている通りの温度で焼き上げようとしても、各ご家庭にあるオーブンの個差もあるため、自分が思っているよりも高めの温度で焼いていた!なんて事も考えられます。
また、
- メレンゲの泡立てが弱い
- 生地の混ぜ方が悪い
なども原因として考えられます。
チーズケーキを上手に焼く方法
ベイクドチーズケーキを上手に焼く方法
まず、気泡が入らないようにするためには「優しく混ぜる」という事が大事です。
また、生地を型に流し込んだ際、焼く前に軽くトントンと上から下に落とすと気泡が抜けやすくなり、少し生地を休ませる事によって均一な滑らかな生地になるようです。
使用する材料も、卵やバターなどは使用する少し前から冷蔵庫から出して常温に戻しておくと、材料同士の温度差が生まれないため、表面のひび割れを防ぐ効果がありそうです。
そして焼きあがった後はすぐに取り出さず、オーブンの中で粗熱を取り、中央が少しへこんだかな?という頃に室温でさらに粗熱をしっかりとっていきましょう。
それからラップをして冷蔵庫で冷やす方が、割れも少なく綺麗な表面に仕上がりやすくなります。
スフレチーズケーキを上手に焼く方法
お次はスフレチーズケーキの上手に焼く方法です。
オーブンの下火を遮る
上に、オーブンの温度が高すぎるという事が原因として多いと記載しておりますが、中でも一般家庭のオーブンは下火が強めなことが多いそうです。
下火が強すぎるという事は、弱めればよい!という事で、下からの熱を遮断しましょう。
天板の下に、さらにもう一枚の天板や段ボールなどを差し込むと下からの熱を遮断することができます。
そうすることで勢いよく下から熱が加わらないため、一気に生地が上に膨らんで耐えきれずひび割れする事が少なくなるようです。
メレンゲの泡立て
そしてスフレチーズケーキの命となるフワフワ感を出してくれるメレンゲですが、ツノが立つまでしっかり泡立てましょう。
泡立てが弱いと焼きムラの原因となり、食感が悪くなりますし、膨らみが弱くなってしまいます。
ただし、薄力粉を加えたら混ぜる回数は最小限にしましょう
混ぜ過ぎると固くなってしまいます。
また、スフレチーズケーキはお湯を張りながら蒸し焼きにするので、水分がなくなったら補給するようにしましょう。
スフレチーズケーキもベイクドチーズケーキ同様、材料同士の温度差が極力出ないようにクリームチーズなどは冷蔵庫から出して柔らかくしておくこともポイントです。
チーズケーキの出来上がりが固くなる原因は?
せっかくふんわりと焼きあがったのに、固くなってしまうこと多いですよね。
チーズケーキの柔らかさのカギは温度です。
急に冷めると一気に固くなります。
では、それを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
解決方法としては、焼けてすぐにオーブンから取り出さないことがポイントです。
焼きあがった後、そのまま30~40分ほどオーブンの中に置いたままにしましょう。
そうすることによって少しずつチーズケーキ内の温度が下がり、固くなることを防げます。
失敗したチーズケーキの再利用レシピ
失敗したチーズケーキも無駄にはできませんよね。
リメイクして美味しくいただきましょう。
チョコレート掛けアレンジ
お好きなチョコレート(ミルクでもホワイトでもお好みで)を用意して、細かく刻みます。
湯せんでゆっくり溶かしたら、チーズケーキにかけていただきましょう。
クッキーに変身!
まず、チーズケーキをボウルに入れて砕きます。
牛乳を少し加えマッシュポテトくらいの柔らかさにします。
薄力粉を加えます。
量の目安は生地が粘土くらいの固さになる位です。
よく混ぜたら、生地を手に取り、一度丸めてから潰す要領でクッキーの形に整えます。
クッキングシートの上に乗せ、オーブンで20分ほど焼けばクッキーへ変身完了です。
あればチョコチップなどを混ぜても美味しいですよ。
まとめ
チーズケーキの焼き上がりに割れる原因と対策をご紹介しました。
ベイクドチーズケーキでは
- 気泡を多く含ませず均一にする
- 材料同士の温度差に気を付ける
- 一気に冷やさない
スフレチーズケーキでは
- 下火が強すぎる場合は段ボールなどで抑える
- メレンゲはツノが立つまでしっかり泡立て、薄力粉を入れたら混ぜ過ぎない
- 湯銭のお湯がなくならないように気を付ける
これらの事を注意しながら自分好みのチーズケーキにチャレンジしてみてくださいね。
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