弁当に入れた桃の変色防止方法として、下記のような方法があります。
- 食塩水に浸ける
- レモン水に浸ける
- 砂糖水につける
いずれの方法も、桃を約5分ほど浸した後に弁当に入れるだけです。
また、お弁当に冷凍した桃を詰めて持っていく場合は、解凍された桃から出た水分が他のおかずなどに染みて傷みの原因になってしまうので、ラップに包んだり別容器に入れて持って行くとよいでしょう。
その際、保冷剤を使用したり、下記のような保冷剤一体型の容器がおすすめです。
お弁当の桃の変色防止
そもそも、なぜ桃は時間経過とともに茶色く変色してしまうのでしょうか。
その原因は、桃に含まれるポリフェノールと酸化酵素が空気に触れることで酸化して起きる現象なのです。
このことを踏まえ、桃の変色を押さえる方法として、3つの方法が有効でした!
食塩水につける
食塩水につけることで、食塩のナトリウムが酸化を妨げるので変色を防いでくれます。
やり方はとても簡単です。
- 水200mlに対して塩ひとつまみ程度(小さじ1/5)を入れた塩水を用意
- カットした桃を塩水に約5分ほど浸ける
これだけで、約2~3時間ほど変色を防いでくれます。
また、ほとんど塩味が桃に残りませんので美味しく食べることができました。
レモン水につける
レモン水でも、レモンに含まれるビタミンCの働きによって酸化を防ぐ効果があります。
- 水200mlに対してレモン汁大さじ2杯分入れたレモン水を用意
- カットした桃をレモン水に約5分ほど浸ける
レモン汁は思ったよりも、かなり多めに入れないと効果があまり発揮されませんでした。
レモン汁の場合は、食べたときに少し酸味を感じるかもしれません。
ただそのおかげで、桃の甘さにさわやかな酸味が加わり、この味のほうが好みといの方もいるかもしれません。
砂糖水につける
甘みの少ない桃に関しては砂糖水につけることも効果はありました。
- 水200mlに対して砂糖大さじ1杯分を入れた砂糖水を用意
- カットした桃を砂糖水に約5分ほど浸ける
砂糖水に関しては、成分の働きというよりかは砂糖水で桃の表面をコーティングして、空気に触れるのを防ぐといった感じになると思われます。
塩水やレモン汁と比べるとやや効果は低いように感じましたが、2~3時間ほどであれば十分効果はあると思います。
少し甘みもたされて、甘いもの大好きな私はこの方法でも全く問題ありませんでした。
桃を冷凍してお弁当に入れるのは大丈夫?
冷凍した桃をお弁当に詰めて持って行けば、ランチの時に冷たくて美味しい桃が食べられるのでは?と考えているのは私だけではないと思います。
ただ、桃を冷凍してお弁当に入れても良いものか、また、自然解凍した桃は問題なく美味しく食べることはできるのかどうか、この2つが疑問点でした。
結論、桃を冷凍してお弁当に入れることは可能で、著しく味が劣化することはありません。
ただし冷凍した桃をお弁当で持って行くには、いくつか気を付ける点があるので次でご紹介します。
冷凍した桃をお弁当に詰めるときの注意点
冷凍した桃は、解凍時に水分が出てきてしまいます。
なので冷凍した桃は、お弁当とは別の容器に入れて持って行った方がいいでしょう。
また桃を冷凍するときは、上で説明したように塩水かレモン汁、砂糖水に浸けた状態で冷凍して、さらにラップでできるだけ空気に触れないように包んで別容器に詰めて持って行くと、より酸化防止になります。
お弁当に詰めてから食べるまでの時間が長くなるような時は、保冷剤を入れておくと暑い夏でも冷たい状態を維持できます。
食べる時間によっては半解凍になっていることもあって、この半解凍状態が私は大好きです!
桃を冷凍して持って行くときは、ぜひこの方法を試してみてください。
まとめ
お弁当に詰めた桃の変色を防ぐ方法についてご紹介しました。
- 塩水、レモン汁、砂糖水に浸けることで酸化防止になる
- 桃を冷凍してもっていくときは別容器に入れる
私のオススメは、塩水につけた桃を冷凍した状態で、お弁当に入れて持ち運ぶことです!
そんなに塩味を強く感じることもなかったですし、酸化を防ぐ効果としては最も高かったように感じました!
楽しいランチタイム、美味しい桃を食べてリフレッシュできたら午後からも頑張れそうですよね!
ぜひ試していただきたいです!
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