以下の手順を踏んで保存しておくと、茹でたあとパスタが固まるのを防ぐことができます。
- パスタを固めに茹でる
- 茹でたパスタを水洗いして水分を切る
- 水分を切ったパスタにオリーブオイルを回しかける
また、パスタを茹でるときに牛乳を大さじ1杯入れることでパスタ同士がくっつかないようになり、鍋底にも張り付かないようになります。
オリーブオイルやサラダ油でも、同様の効果が得られます。
くっついてしまたパスタをほぐす場合は、次の方法がおすすめです。
- オリーブオイルやサラダ油をかけて菜箸やトングを使って広げる
- パスタにバターを10gほどのせ電子レンジで1分弱加熱し、溶けたバターを絡ませてほぐす
- 30秒ほど軽く茹でる
今回は、茹でたあとパスタが固まるのを防ぐ方法、パスタがくっつかない茹で方、固まったパスタをほぐす方法についてお伝えします。
普通パスタは鍋で茹でますが、電子レンジでもパスタを茹でられるのを知っていますか?
鍋で作った場合と遜色なく作れるのでおすすめです。
茹でたパスタがくっつかない方法
茹でたパスタを作り置きするなら、パスタが固まらないように保存したいですよね。
茹でた後にパスタが固まってしまう原因は、でんぷんが表面に出てきて糊化してくっつくことと、小麦に含まれるグルテンが冷めると固くなるためです。
茹でたパスタが固まらないようにする方法は、
- パスタを固めに茹でる
- パスタを水洗いして水分を切る
- オリーブオイルかサラダ油を回しかける
などがあります。
ザルに上げたら、水洗いしてぬめりを落としましょう。
パスタの水分を切ってからオリーブオイルかサラダ油をかけます。
この時に、オイル類ではなく、ミートソースなどのパスタソースをかけて和えてから保存しても大丈夫です。
クリーム系のパスタも冷凍保存は可能ですが、解凍するときに水分が出てソースの味が薄くなってしまうことがあります。
電子レンジで半解凍したら鍋に移してソースを煮詰めるか、塩コショウなどを足して味を調えるといいでしょう。
パスタを水洗いするときツルツルになるので、茹でるときにオリーブオイルや牛乳を入れなくても大丈夫です。
茹でたパスタの保存方法
水洗いしてオリーブオイルをかけたパスタは、1食分ずつに分けてラップをしてタッパーに入れたりジップ付きの袋に入れたりして密封しましょう。
冷蔵保存で約1~2日、冷凍保存では約1ヵ月日持ちします。
茹でたパスタを作り置きできれば、毎回茹でなくてすむので便利ですよね。
茹でたパスタを美味しく冷凍保存するコツは、茹で時間を表示されている時間より1~2分ぐらい短くすることです。
解凍時に水分が出てパスタが柔らかくなりますので、いつもより硬めに茹でるのがポイントになりますよ!
パスタがくっつかない茹で方
パスタを茹でる時、まずお湯を沸かし、塩を入れてパスタを入れるという手順になりますが、ここで牛乳を大さじ1杯くらい入れるとパスタがくっつかなくなります。
白濁したお湯で茹でていると心配になりますが、出来上がったパスタは牛乳の臭いも味も感じません。
くっつかない理由は、牛乳に含まれるたんぱく質がパスタの表面に膜を張り、でんぷんの流出を防ぐからです。
また、オリーブオイルやサラダ油を大さじ1杯ほど入れてもパスタの表面がコーティングされ、くっつかずに茹でることができます。
特に牛乳を入れて茹でると鍋底にもパスタが張り付かず、洗い物も楽になりますよ!
ぜひお試しください。
くっついたパスタをほぐす方法
パスタを茹でた後、時間が経つとパスタ同士がくっついて固まってしまいます。
でも、菜箸などで無理にほぐさずに、次の方法でくっついたパスタをほぐすことができます。
- パスタにオリーブオイルかサラダ油をかけながら菜箸やトングで広げるようにほぐす
- パスタにバターを10gほどのせ電子レンジで1分弱加熱し、溶けたバターを絡ませてほぐす
- 30秒ほど軽く茹でる
もう一度茹でることでくっつきは解消されますが、パスタが柔らかくなりすぎてしまいますので、30秒ぐらいがベストですよ。
まとめ
今回はパスタがくっつかない茹で方、くっついたパスタをほぐす方法、茹でたあと固まるのを防ぐ方法を紹介しました。
- 茹でた後パスタが固まらないように保存する方法は、硬めに茹でたパスタを水洗いしオリーブオイルかパスタソースをかけてから1食分ずつ密封する
- パスタがくっつかない茹で方は、茹でるときに牛乳かオリーブオイル(サラダ油)を入れる
- くっついたパスタをほぐすのは、オリーブオイル(サラダ油)かバターを絡ませてほぐす方法と30秒茹でる方法がある
パスタを茹でるときは、牛乳を入れるって驚きですよね。
でも、やってみたら鍋にもくっつかず快適でした!
これでもうパスタのくっつき問題解消です。
ぜひ参考にして下さい!
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