親子丼の日持ちの目安は、下記の通りです。
- 冷蔵保存で調理後すぐに冷蔵庫に入れた場合、2~3日程度が目安です。
- 常温保存は約半日
親子丼は常温ではほとんど日持ちしないので、夏場に作り置きするときは必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
保存期間はあくまで目安であり、保存状態や食材の鮮度によって変わるため、異臭や変色がないか確認してから食べるようにしましょう。
保存するときは、ご飯と具材を別々にすることで日持ちが良くなります。
また、親子丼は卵を多く使っているため傷みやすいので、作り置きするときは半熟ではなくしっかりと火を通しておいた方が安心です。
保存するときは密封できる容器に移し替えたほうが、より日持ちが良くなります。
その際、タッパーなどのプラスティック製の容器もいいですが、ガラス製やステンレス製の方が匂い移りがなく、洗うのも楽なのでおすすめです。
ステンレスは基本的に電子レンジで使用できませんが、対応可能なステンレス容器もあるので、気になる方はチェックしていてください。
親子丼は冷蔵で何日持つの?
親子丼を冷蔵庫で保存した場合、日持ちの目安は2~3日ほどです。
作り置きなどで親子丼を半日以上置くことがあれば、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
粗熱を取ってから具材とご飯は別々で保存し、具材は一食分ずつ保存容器に入れておけば、食べる分だけ温め直しができます。
また、できるだけ外気に触れない様に、必ず密閉できるような保存容器を使用するようにしましょう。
ちなみに、深皿にラップをかけるだけの状態で冷蔵保存をしていたことがあったのですが、3日もたたないうちに少し嫌なにおいがしていたので、やはり密封状態がポイントとなるということが分かりました。
保存容器は、事前に熱湯消毒やアルコール消毒を行い、清潔な状態で使用しましょう。
また、密閉できる容器を選ぶことで、他の食品の匂い移りを防げます。
3日以上保存したい場合は冷凍保存がおススメです。
親子丼は冷凍保存できるの?
親子丼は冷凍保存が可能です。
冷凍する際は、ご飯と具材を分けて保存すると、解凍時に美味しさを保ちやすくなります。
冷凍保存での目安は約1ヶ月程度です。
冷凍保存時は小分けにする
冷凍保存する際は、一食分ずつ小分けにして保存すると、解凍時に便利です。
また、薄く平らにして冷凍すると、解凍時間を短縮できます。
親子丼の常温での日持ち
親子丼の常温での日持ちの目安は、約半日ほどです。
常温での日持ちは短く、その一番の理由は親子丼に欠かせない卵の使用です。
卵はサルモネラ菌が繁殖する可能性が高いので、常温保存にはあまり適していません。
特に気温の高い夏場の常温保存は危険ですので、絶対にやめましょう。
また、親子丼を常温で保存する場合は、ご飯と具材を分けて保存するのがおすすめの保存方法です。
ご飯に具材を乗せた状態で保存すると、具材の水分をご飯がすってベチャベチャになり、傷みを早めるだけでなく、味も落ちてしまいます。
親子丼の作り置きに便利なアイテム紹介
親子丼の作り置きや保存に役立つアイテムをいくつかご紹介します。
保存容器
密閉性が高く、電子レンジ対応の保存容器は、作り置きに最適です。
例えば、iwakiの耐熱ガラス保存容器は、冷蔵・冷凍・電子レンジ対応で便利です。
真空パック機
真空パック機を使用することで、食品の酸化を防ぎ、保存期間を延ばすことができます。
フードセーバーの真空パック機は、家庭用として人気があります。
冷凍用保存袋
冷凍保存には、厚手の冷凍用保存袋がおすすめです。
ジップロックのフリーザーバッグは、耐久性があり繰り返し使用できます。
親子丼は腐るとどうなるの?
親子丼の賞味期限の目安はなんとなくわかったものの、その保存状況や季節によっては、やはり見た目やニオイで判断をしなければならなくなります。
見た目の判断は少しわかりにくいのですが、多少黒ずんでいたりするようであれば気を付けたほうが良いです。
かなり長く放置した場合はカビが発生することもあります。
ニオイは比較的わかりやすく、生ごみのようなニオイや酸味を感じるニオイが発生しているようであれば、食品が傷んでいる可能性が高いです。
そして気を付けなければいけないのが「加熱したら多少傷んでいても大丈夫なのでは?」
という考えです。
私もそう考えていたんですけどね。
食中毒の原因である黄色ブドウ球菌は60℃以上で最低30分加熱すれば殺菌することも可能、ではあるのですが、そのくらい加熱した場合はすでに親子丼として食べるには、加熱しすぎでパサついてしまい、美味しくなくなってしまう…といった状態になってしまいます。
「火を通せば大丈夫!」と言って中途半端な加熱で食べると食中毒になる恐れがあるので、少しでも傷んでいると感じる場合は、もったいないですが食べるのを控えた方がいいでしょう。
作り置き親子丼のアレンジレシピ
作り置きした親子丼を活用したアレンジレシピをご紹介します。
親子丼の卵とじうどん
親子丼の具材をうどんにのせて、卵でとじるだけで、簡単に親子うどんが完成します。冷凍うどんを使用すれば、時短にもなります。
親子丼のオムライス風
親子丼の具材をご飯と混ぜて、卵で包めば、和風オムライスの完成です。ケチャップの代わりに、だし醤油をかけると、和風の味わいが楽しめます。
親子丼のドリア
親子丼の具材をご飯にのせて、チーズをかけてオーブンで焼けば、和風ドリアになります。チーズのコクと親子丼の旨味がマッチして、美味しい一品に。
親子丼の作り置きの賞味期限についてのまとめ
今回は親子丼を作り置きした場合の賞味期限についてご紹介しました。
- 冷蔵保存の目安は2~3日
- 常温保存の目安は約半日
せっかく家族の為に用意した食事も保存状況が悪いと傷んでしまい、食中毒になっていまうことにもなりかねませんので、状況に応じて正しい保存方法ができるよう今回の記事が参考になれば幸いです。
特に夏場は室温と湿度がともに高くなりやすく、食品は傷みやすくなりますので、常温で置いていく場合は目安となる時間よりも早めに食べてしまうように気を付けるようにしましょう!
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