お弁当を温かいまま持って行く方法!温かいまま蓋をすると腐るかも? | ライフアップトピックス

お弁当を温かいまま持って行く方法!温かいまま蓋をすると腐るかも?

弁当 温かいまま お弁当

お弁当を温かいまま持って行く方法を探してみたところ

  • ランチジャー(保温弁当箱)
  • カイロで保温
  • 緩衝材(プチプチ)でくるむ

といった方法がありました。

ランチジャーは保温性が高いので、通常の弁当箱よりも長く温かい状態を保ってくれますし、密封性も高いので、汁物や丼ぶり物も詰めて持っていくことができます。

カイロとプチプチ(緩衝材)は非常にシンプルな方法ですが、思った以上に温かさをキープしてくれます。

また、カイロについては、昔からある振ったり揉んだりして温かくなるタイプでもいいですが、今は電気式のカイロもあるので、こちらだとすぐに温かくなり、何度も使えるのでとても使い勝手がいいですよ。


また、上記以外の方法として、弁当を温かいまま持って行くよりも、お昼にその場で温かいご飯を炊いてしまうという方法もあります。

今はご飯が炊けるお弁当箱があり、20分くらいでご飯だけじゃなく、おかずも調理できてしまいます。

電気が使えるところ限定ですが、気になる方はぜひチェックしてみてください。


また、よくお弁当は温かいまま蓋をするのは良くないというのを聞きますが、その理由はご飯などの熱で蓋の裏に水滴が付着し、それがもとで細菌が繁殖する恐れがあるからです。

菌の繁殖しにくい高い温度か低い温度を保ったままお弁当を持って行くことができればいいのですが、中途半端な温度だと菌が繁殖して食中毒の原因になってしまいます。

この記事では、お弁当を安全に持って行く方法についてもご紹介していますので、お役立てください。

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お弁当を温かいまま持っていく方法

お弁当 温かいまま詰めると

ランチジャー(保温弁当箱)

お弁当を温かいまま持って行く方法で、まず最初にご紹介するのはおもいきり文明の利器に頼った方法です。

現在は、ランチジャーまたは保温弁当と言われる出来たてに近い温度を保つことができるお弁当箱が市販されています。

多くのランチジャーが、大きな魔法瓶(保温瓶)のような形をしていて、みそ汁などのスープも熱々の状態で持って行くことが可能です。

また、親子丼や牛丼などのどんぶりものも詰められるので、お弁当のレパートリーも増やすことができます。

ランチジャーは、約60℃以上を数時間キープできる作りになっています。

これは食中毒の原因となる菌の繁殖を抑えることのできる温度なので、安心して温かいまま持って行くことができます。

ただし製品によっては、保温温度や保温時間に差がありますので、しっかりと各製品の効果を確認して購入しましょう。

併せて、ランチジャーを使用するときは次の点に注意が必要です。

  • 容器をしっかり除菌(熱湯消毒等)
  • 温かい料理は熱々の状態で入れる
  • 保温可能の時間内に食べる
  • 保温ジャーの説明書をよく読む


カイロ

こちらはものすごくアナログな方法ですが、「お弁当箱をカイロで挟む」という方法があります。

お弁当箱の上下をカイロで挟み、カイロが離れないようにしっかりハンカチなどで包みます。

更にそれを保温バックに入れておけば、お昼に温かいお弁当を食べることができるでしょう。

カイロは通常の使い捨てカイロでもいいのですが、何度も繰り返し使える電子カイロだとエコでいいですね。


緩衝材でくるむ

緩衝材、いわゆるプチプチにも保温効果があります。

アルミホイルと組み合わせると高い保温効果が期待できるようです。

お弁当箱をアルミホイルで包み、その上からプチプチでぴったりとお弁当箱に密着するように包んで、テープで止めておきます。

そしてカイロの時と同様に、保温バッグに入れていきましょう。


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お弁当を温かいまま蓋をするのは危険?

お弁当 温かいまま持っていく方法 蓋 腐る

よく「お弁当は冷ましてから蓋をしたほうがよい」と言われます。

その理由は、まだ温かいうちに蓋をしてしまうと細菌が繁殖する恐れがあるからです。

みなさんも想像がつくとは思いますが、熱々のままお弁当の蓋を閉めると、ご飯やおかずの熱が蒸発し、水滴が蓋の裏側に付着します。

その水滴を元に、細菌が繁殖してしまうのです。

食中毒の元になる菌が繁殖しやすい温度は、およそ10℃~45℃の間で、特に30℃~40℃あたりが最も繁殖が進む温度と言われています。

温かい料理は約50℃以上をキープできれば菌の繁殖を抑えることができますが、それが難しい場合は上でご紹介したようにランチジャーを使用したり、緩衝材を巻くなどの保温対策が必要です。

逆に冷たい料理も、菌の繁殖しやすい温度まで上がってしまうと傷んでしまいます。

保温対策ができない場合は、菌の繁殖しにくい温度まで一気に冷ましてから蓋をし、更に気温の高い季節は保冷対策をすれば安全にお弁当を持って行くことができます。

ただ残念なことに、冷たいお弁当になってしまいます。

また、蓋の裏に着いた行き場のない水分は食材にかかってしまいます。

そしてお弁当箱の底の方に水が溜まってご飯やおかずがベチャベチャになってしまいます。

なので、手間ですがきちんと冷ましてから詰めるか蓋をするようにしましょう。

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お弁当を安全に作る方法

お弁当 温かいまま詰めると

そもそもお弁当内に細菌が入らなければ、料理が傷む可能性を減らすことができます。

細菌の発生を抑えるには

  • 細菌をつけない 
  • 細菌を増やさない
  • 細菌をやっつける

という3原則があります。

その対策について紹介しますので、特に食中毒の多い夏場は気をつけていきましょう。

細菌をつけない

出来るだけ細菌を食材につけないことが大切です。

調理前から万全の対策をとりましょう。

  • 石鹸でよく手を洗う
  • お弁当箱をよく洗う
  • 消費期限の切れた食材は使わない
  • 調理はゴム手袋等をして直接手を触れないようにする

細菌を増やさない

全く細菌をつけないようにするのは難しいです。

出来るだけ着けないように努力したら、次は細菌が増えやすい環境を作らないように気をつけましょう。

すでに紹介したように、細菌は水分と温度が大好き。

しっかり対策しましょう。

  • 野菜等はしっかり洗って水気を切る
  • 汁気の多いおかずは、ラップやカップ等でしっかり仕切る
  • 粗熱をとってから詰める

細菌をやっつける

 食材についてしまっている細菌は、出来るだけやっつけてリスクを減らしましょう。

  • 食品をしっかり加熱
  • 調理器具も洗浄した後に熱湯消毒

また、雑菌の繁殖を抑えるシートも市販されているので、そういったものを使用すればより安全性が高まります。


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まとめ

お弁当を温かいまま持って行く方法についてご紹介しました。

お弁当を温かいまま持っていく方法

  • ランチジャー(保温弁当箱)
  • カイロで保温
  • 緩衝材(プチプチ)でくるむ

また、お弁当を作るときは次の点に注意しましょう。

温かいままお弁当をつめると

  • 余計な水分で細菌が繁殖する
  • 余計な水分でおいしくなくなる

細菌をつけない対策

  • 調理前によく手を洗う
  • お弁当箱もよく洗う
  • 消費期限の切れた食材は使わない
  • 調理はゴム手袋等をして直接手を触れないようにする

細菌を増やさない対策

  • 野菜等はしっかり洗って水気を切る
  • 汁気の多いおかずはラップやカップ等で仕切る
  • 粗熱を取ってから詰める

細菌をやっつける対策

  • しっかり加熱する

食中毒対策をしっかりして、温かくて安全なお弁当を作りましょう。


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