キムチ鍋の素は賞味期限切れ後、半年くらいならば食べられる場合が多いようです。
賞味期限切れから1年ほど過ぎた物は、未開封で適切な状態で保存されていた場合は使用することも可能ですが、できれば麻婆なすやキムチ炒めなど、鍋用ではなく少量で火を通して使う料理に使うことをおすすめします。
期限切れから2年ほど過ぎた物については、使用を控えた方がよいと思われます。
賞味期限内のキムチ鍋の素は、開封後も冷蔵庫保存であれば数カ月は味の変化等がなく食べられる場合が多いでしょう。
いずれの場合も、賞味期限切れのキムチ鍋の素を食べる場合は、自己責任でお願いします。
それでは、キムチ鍋の素の賞味期限切れ1年や2年過ぎても食べられるか、開封後の賞味期限などについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
辛い物好きにとってはたまらないキムチ鍋ですが、冷蔵庫内の整理をしていて賞味期限が過ぎているキムチ鍋の素が出て来ても、この記事を参考にしてもらえれば、慌てて破棄しなくても大丈夫ですよ。
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期限切れのキムチの素は1年や2年過ぎても食べられる?
キムチ鍋の素が賞味期限切れ後半年くらいならば、食べられる場合が多いようです。
期限切れから1年ほど過ぎた物は、麻婆なすやキムチ炒めなど、鍋よりも少量で火を通して使う料理に使うことをおすすめします。
期限切れから2年ほど過ぎた物については、加熱して少量でも厳しいと考えた方がよいでしょう。
賞味期限と消費期限
農林水産省のホームページに記載されているのを簡単にまとめて、賞味期限は「食品が美味しく食べられる期限」、消費期限は「食品を安全に食べられる期限」といった内容が書かれていました。
また、「この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではない」という記載もありました。
元々ある程度日持ちのするキムチ鍋の素は、「賞味期限」の記載がされていることがほとんどだと思います。
つまり、キムチ鍋の素は記載されている賞味期限がある程度過ぎても食べられると解釈はできそうです。
気を付けなければいけないのは、記載されている保存方法で正しく保存できているかどうかです。
これを守れていないと、品質に変化が起きてもおかしくない状況になると思いますので、保存方法については記載されている通りの方法を守るようにしましょう。
また、開封済みと未開封とでは、品質に違いが出やすいので以下を参考にしてみてください!
未開封の場合の賞味期限
未開封状態のキムチ鍋の素は正しい方法できちんと保存できていれば、半年くらいは賞味期限が過ぎていても問題ないという意見があります。
各メーカーの商品ページを確認してみても、自己責任の元でご判断くださいとのこと。
ちなみに私は未開封で約3か月ほど賞味期限が過ぎているものを食べたことがありますが、全く問題はありませんでした。
中には1年くらい過ぎてても大丈夫だったとの意見も…。
未開封なので、無菌状態が維持できているはずですので腐りにくいかと思います。
ただ、やはり酸化が進んでたり、少し酸っぱくなっていたりと、長期保存になればなるほど品質に変化が起きやすくなっているようですのでご注意ください。
賞味期限切れのキムチ鍋の素を食べる時の注意点
賞味期限切れのキムチ鍋の素を食べる時に気を付けた方がよいことや、期限切れから1年や2年過ぎたキムチ鍋の素は食べられるかどうかについてお伝えします。
賞味期限が半年ほど切れたキムチ鍋の素
賞味期限が半年ほど切れたキムチ鍋の素は食べられることが多いようですが、食べる時に注意しなければならないことがあります。
- 免疫力が低下している人は控える
- キムチ鍋の素の保存状態を確認する
- 変化を見逃さない
免役力が低下している人は控える
お年寄り、乳幼児、妊婦、身体が弱っている人など免疫力が低下していると思われる人は注意が必要です。
期限切れのキムチ鍋の素を食べることで、少なからず細菌や雑菌を摂取してしまうリスクが考えられ、食中毒を起こしてしまうことが懸念されます。
そのため、上記のような免役力が低下していると思われる方は、賞味期限が半年過ぎたキムチ鍋の素を食さない方がよいでしょう。
キムチ鍋の素の保存状態を確認する
一言で賞味期限切れ半年のキムチ鍋の素と言っても、保存状態によって状況は大きな違いがあります。
表示されている保存方法通りに保存されていたか、特に直射日光の当たる場所に置いていなかったかなどよく確認してから食べることが大切です。
変化を見逃さない
キムチ鍋の素を開封した時に、異臭がしないか、異物が浮いていないか、幕が張っていないかなど見た目や臭いで分かる変化を見逃さないようにするとよいでしょう。
賞味期限が1年ほど切れたキムチ鍋の素
先に述べたように、ネット上には、「賞味期限切れから1年過ぎたキムチ鍋の素を食べても大丈夫だった」という意見もありました。
しかし、期限切れから1年過ぎた物は、品質の劣化が心配されますので、鍋料理に使うと一度に多くの量を食べることになります。
当然のことながら、仮に傷んだものを食べてしまった場合、食べた量が多い方が症状も重くなりますので、麻婆なすやキムチ炒めなど、鍋料理より少量で済み火を通して使う料理に使うことをおすすめします。
食べる場合は、匂いやスープの状態などしっかり確認して、あくまでも自己責任でお願いします。
また、上記のような料理に使って大丈夫であっても、残ったキムチ鍋の素を使い続けることは、食中毒などのリスクが高まりますので、数回使ったならば処分した方がよいでしょう。
賞味期限が2年ほど切れたキムチ鍋の素
上記のように賞味期限切れから1年のキムチ鍋の素でも不安がありますが、さすがに期限切れ2年となると危険だと言えます。
期限切れ2年のキムチ鍋の素は、加熱して少量でも厳しいと考えた方がよいので、廃棄しましょう。
キムチ鍋の素開封後の賞味期限
賞味期限内のキムチ鍋の素は、開封後も冷蔵庫保存で数カ月であれば、味の変化等がなく食べられる場合が多いようです。
開封後は冷蔵庫保存
賞味期限内のキムチ鍋の素は、開封後も冷蔵庫保存で数カ月であれば、味の変化等がなく食べられる場合が多いと言いましても、メーカーの推奨ではありませんので自己責任でということになります。
開封済みのキムチの素は記載されている賞味期限は適用しなくなるので、少し警戒をした方が良いです。
なぜなら開封してしまうと、外気に触れてしまい雑菌が繁殖してしまう可能性が考えられるためです。
各メーカー、大体「開封後○○日までにお召し上がりください」といった記載があるようなので、まずはそれを参考にしていただくのが安全です。
見たところ、2週間前後が多いようですが、これもまた自己判断が必要になってきます。
ネット上には、「開封後1~2ヵ月でも大丈夫」との意見もありました。
私は2週間ほど過ぎたものを食べたとき、少し酸味を強く感じた覚えがあります。
結局腐っているわけではなかったようですが、注意は必要ですね。
酸っぱくなったキムチ鍋は食べても大丈夫?
キムチ鍋は少し古くなって発酵が進むと、乳酸菌系の調味料によって、少し酸味が強くなってしまう傾向にあります。
ですから酸っぱくなったキムチ鍋は、一概に腐ってしまったとはいえない場合があります。
食品が腐ってしまった時の判断として、よく「酸っぱくなっている」と言われることがあります。
そう考えると酸っぱくなってしまったキムチ鍋の素は、もう腐ってしまってるの?と不安になります。
キムチ鍋の素の多くはキムチと同じように乳酸菌系の調味料が含まれていることが多いです。
長期保存により、多少酸味を強く感じることがあってもそれは乳酸菌の発酵による場合もあり、食べるには心配ない場合が多いです。
しかし、不快感を覚えるような酸味や生ごみのような腐ったニオイを感じるほどであれば、それは発酵ではなく腐ってしまっている可能性が高いので、破棄した方がよいでしょう。
腐ったキムチ鍋の素はどうなる?
以下のようになったキムチ鍋の素は、使用しない方がよいです。
- カビが生えている
- 酸味がかなり強くなっている
- 風味が飛んで全く感じられない
- 生ごみのような不快な臭いがする
- 異物が浮いている
まとめ
キムチ鍋の素の賞味期限切れは、1年や2年過ぎても食べられるか、開封後の賞味期限などについてお伝えしました。
- キムチ鍋の素は賞味期限切れ後半年くらいならば、食べられる場合が多い。
- 期限切れから1年過ぎた物は、麻婆なすやキムチ炒めなど、鍋よりも少量で火を通して使う料理に使うことをおすすめする。
- 期限切れから2年過ぎた物については、使用するのは厳しいと考えた方がよい。
- 賞味期限内のキムチ鍋の素は、開封後は冷蔵庫保存で数カ月であれば、味の変化等がなく食べられる場合が多い。
キムチ鍋には、糖質代謝アップが期待できる豚肉のビタミンB1とニラのアリシン、筋肉を作るキムチと野菜のビタミンC、腸を整える野菜の食物繊維とキムチの乳酸菌、身体を燃やすキムチのカプサイシンなど多くの栄養素が含まれています。
キムチ鍋は、野菜と肉がたくさん食べられてヘルシーで、ダイエット中でも具材に注意すれば食べられます。
賞味期限切れのキムチ鍋の素や、開封後日にちが経過したキムチ鍋の素を見つけた時、処分するかどうか判断する際に、この記事を参考にしてもらえたらうれしいです。
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