先日スーパーで特価の豚バラを発見したので、圧力鍋を使いトロトロの角煮作りに挑戦しました。
ところができあがった角煮はトロトロどころかパサパサで、わらじのような角煮でした。
そこで圧力鍋を使ったにもかかわらず、角煮がパサパサになってしまったのか調べてみたところ次のような原因が見つかりました。
- 煮込み時間が長すぎる
- 肉の量に対して煮込み時間が短い
- 煮込みの段階で調味料を入れている
今回は圧力鍋で作った角煮がパサパサになってしまう原因について調べてみました。
またパサパサになってしまった角煮を美味しく復活させたり他の料理に活用する方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
圧力鍋で作った角煮がパサパサになる原因
圧力鍋で作った角煮がパサパサになってしまう原因を調べたところ、主に2点の事が原因のようです。
調理時間が長すぎる・または短すぎる
1点目は調理時間(煮込み・加圧時間)が長すぎるという場合です。
角煮などの煮物って、煮込めば煮込むほど柔らかくなりそうなイメージですよね?
それは圧力鍋ではなく通常のお鍋でコトコト煮込んだ場合です。
圧力鍋の場合は一気に圧力をかけて火を通していくので20分~30分ほどで十分なんです!
それ以上火を通してしまうとパサパサになってきてしまうようです。
また、お肉の量が多い場合などは、逆に圧力をかける時間が短すぎても固くなる原因になるそうです。
うーん・・・こう聞くと、中々時間の調整が難しいですね。
圧力鍋の種類やお肉の大きさによっても調理時間は異なってくるので、一概には言えませんが、調べてみると約20~30分の加圧時間という方が多かったです。
調味料を早い段階で入れてしまう
角煮がパサパサする原因は、結構これが原因の事が多いようです。
これは私、実は知りませんでした!
最初の段階で塩分のある調味料などを入れてしまうと、お肉自体の水分が抜けやすくなってしまい、煮込むたびに段々と固くなってきてしまうんです。
お醤油などの調味料は後で入れる方が柔らかい状態をキープしやすいのだそうですよ。
一度圧力鍋で肉や臭み取りのネギなどを一緒に入れて下茹でをし、その後、圧力鍋のフタをあけた状態で調味料を入れて煮込んでいくのがポイントなんですって。
「煮込み」は圧力鍋で、「味付け」は通常のお鍋の状態で・・・と考える方が良いですね。
パサパサの角煮をおいしく復活・リメイク方法
さぁ、パサパサになってしまった角煮。
泣いても笑ってもパサパサである!
これはもうアナタ、なってしまったものは仕方がないんです。
なのでどうにかおいしく食べられる方法はないかと調べてみました!
再度コトコト煮る
一度お鍋ごと角煮を冷ましたあと、お鍋に落し蓋をして日本酒を入れた状態で弱火で約1時間程じっくり煮込むと多少柔らかくなってきます。
ここで強火で煮込んでしまうと更に硬くなってしまう可能性が高いので、あくまでじっくりと弱火でコトコト煮込みましょう!
煮込んでいると段々と煮汁が減ってきますが、その場合は少量ずつお水を足しても大丈夫です。
他の料理にリメイク!
再度煮込むのももう嫌だ!心が折れた!という方。
安心してください、パサパサになった角煮も他の料理としてリメイクしてしまいましょう!
チャーハンにする
まずは細かく切ってチャーハンに。
これは私も角煮がパサパサになってしまった場合によくするリメイクです。
細かく切っても良いし、少し歯ごたえがあるぐらいにゴロっと切ってもチャーハンの中でなら良い食感となり美味しく食べられます。
角煮にしっかり味もついていますので、チャーハンの味付けも少し薄めでちょうど良いぐらいかと思います。
ネギと卵をたっぷり入れて食べてみてください。
まぜそばの具材にする
パサパサの角煮は最近流行っているませぞばの具としても大変優秀かと思います。
こちらも細かく切って赤身の部分はほぐして入れると美味しく食べられます。
同じ麺類であれば冷やし中華の具材にしても高級な感じがして良いですね。
まとめ
圧力鍋で調理した角煮がパサパサになってしまう原因についてご紹介しました。
- 煮込み時間が長すぎる
- 肉の量に対して煮込み時間が短い
- 煮込みの段階で調味料を入れている
圧力鍋で作れば何でも柔らかく作れると思っていましたが、やはり調理時間と調味料の入れるタイミングが大事だったんですね。
次に作るときは調理時間と調味料のタイミングに気を付けて、トロトロの角煮に仕上げましょう!
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