手作りハンバーグを作り置きするときやたくさん作り過ぎた場合、タネを冷蔵庫や冷凍庫で保存するという人がほとんどだと思います。
その際、ハンバーグのタネはどれくらい日持ちするかきちんと把握されていますか?
冷蔵、冷凍それぞれのタネの日持ちの目安は次の通りです。
- ハンバーグのタネ冷蔵庫での日持ち、約12時間~24時間
- ハンバーグのタネ冷凍庫での日持ち、約2週間
ちなみに、ハンバーグのタネは常温ではほとんど日持ちしません。
今回はハンバーグのタネは冷蔵、冷凍で何日くらい日持ちさせることができるのか、またその保存方法についてご紹介します。
いつでも美味しいハンバーグが食べられるよう、ぜひチェックしてみてください!
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ハンバーグのタネ冷蔵庫での日持ち
ハンバーグのタネとは、焼く前の生の状態をいいます。
当然生肉ですので、その日持ちは気になるところですよね…。
一般的に家庭で手作りしたタネの日持ちは、冷蔵庫保存だと成形から大体12時間~24時間ほどとされています。
なので、遅くてもタネを作った翌日中には調理してしまうほうがいいようです。
たとえ冷蔵庫に入れていたとしても、2日以上過ぎてしまったハンバーグのタネの使用はおすすめしません。
ハンバーグは、「こねる」作業によってもともと雑菌が入りやすく、その分タネの傷みも早いのであまり日持ちはしません。
しかも、タネの保存状況によっては上記よりも早く傷んでしまう可能性があるので、保存の仕方には注意が必要です。
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ハンバーグのタネを冷蔵庫で保存する方法
ちなみにハンバーグのタネは常温ではほとんど日持ちしません。
そのため、作り置きする場合は基本的には冷凍庫か冷凍庫で保存する必要があります。
その際、保存状況が悪いと一気に品質は落ち、冷蔵庫での保存も意味をなさなくなってしまう可能性すらありますので要注意です!
正しい保存方法のポイントは二つありますので、以下のポイントをしっかりと押さえておきましょう!
ビニール手袋を使う
ほぼ日持ちのしないハンバーグのタネですが、その原因の1つに「素手でこねる」ことがあげられます!
いくらキレイに洗った手で捏ねたとしても、手には人それぞれの常在菌が存在しています。
その菌と捏ねる際に空気中に漂う雑菌とが混ざり合ってしまい、生肉であるタネは傷みやすくなるのです。
それを極力抑えるためには、できるだけ素手でタネをこねるのではなく「ビニール手袋」を使って捏ねるのをオススメします!
手袋には、主にポリエチレン製とニトリルゴム製のものがあります。
ポリエチレン製は着脱しやすいので、他の調理と並行して使用するのにおすすめです。
ニトリルゴム製はフィット感があるので、素手で扱っている感覚に近いです。
ラップと保存袋を使う
ハンバーグのタネの雑菌の繁殖をできるだけ抑えるためには、タネができるだけ空気に触れないような環境で保存するのが望ましいです。
そのため、タネはラップで包んで、さらにジップ付きの保存袋で密封をしてから冷蔵庫で保存するようにしましょう!
その際、できるだけ空気が入り込まないように密着させながらラップで包み、保存袋内にもできるだけ空気が入り込まないように気を付けましょう!
ハンバーグのタネ冷凍庫での日持ち
ハンバーグを冷凍する場合、生のままと焼いた場合とがあり、それぞれの日持ちが異なりますので、気を付けなければいけません。
改めて調べたところ
- 生の状態・・・冷凍保存で約2週間前後
- 焼いた状態・・・冷凍保存で約1ヶ月前後
生と焼いた場合では、冷凍できる期間に約2週間ほどの差がありました。
冷凍するとはいえ、生の状態のほうが雑菌が繁殖しやすくなりますので早めに食べたほうが良いということですね。
冷凍保存する際は、冷蔵の時と同様にハンバーグひとつひとつをラップで包んで保存バッグに入れた状態で行い、におい移りや雑菌の繁殖を抑えるようにしましょう。
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ハンバーグの冷凍保存はタネを焼く前と後どっちがいい?
ハンバーグの冷凍保存は、焼く前と後どちらでも可能ですが、どちらのほうがより美味しく食べることができるのか気になりますよね。
実際に両方を食べ比べてみた私の個人的な感想としては、焼いた状態で冷凍保存するほうが美味しかったです!!
実際に試す前だと、焼きたてを食べるほうが美味しいのでは?と予想していたのですが、想定外でした。
焼いた状態で冷凍保存していたハンバーグのほうが、なぜかすごくジューシーに感じます。
しかも、電子レンジで解凍するだけで食べられちゃうという高率の良さ!
個人的にはまとめて焼いておいて冷凍しておくほうが、圧倒的に使い勝手がいいと感じましたのでオススメしたいです!
それにしても…、なぜ生の状態と焼いた後では解凍後の仕上がりに差ができてしまったのでしょうか。
それには次のような理由がありました!
ハンバーグの解凍方法
生の状態と焼いた状態に差ができてしまったのは、解凍するときにその秘密がありました。
生のタネの状態で冷凍したものを解凍する場合、基本的に自然解凍をするのですが、常温で置いてしまうと解凍時に肉のうまみなどがドリップとして出ていってしまうため、冷蔵庫で約6時間ほど時間をかけてゆっくりと解凍する必要があります。
また、焼く際も中までじっくり火を通す必要があるため、さらに肉汁が出て行ってしまい、結果少しパサついた仕上がりになってしまいました。
焼いた状態で冷凍するほうがその品質の変化が比較的おきにくいようなので、ジューシーな仕上がりになったということですね!
焼いた後のハンバーグを解凍する際は電子レンジで温めるだけなのですが、こちらも温めすぎてしまっては、結局肉汁が出ていってしまいうまく仕上がりませんので、少しずつ様子を見ながら温め直していくようにしましょう!
まとめ
今回はハンバーグのタネの日持ちと、保存方法についてご紹介しました。
- ハンバーグのタネの日持ちは、冷蔵庫で12~24時間まで。できるだけ早く調理して食べきる
- 生のタネを冷凍した場合の日持ちは約2週間、焼いたものを冷凍した場合は約1ヶ月
- ハンバーグを捏ねる際は、極力素手を避け、ビニール手袋を使用するようにする
- ラップと保存袋でできるだけ空気に触れないように保存する
ハンバーグをタネの状態で保存する場合は日持ちがとても短いので、これらのポイントをしっかりと押さえることで、品質の低下を遅らせることにもつながります!
せっかく手間暇かけて作ったハンバーグ。
出来たての美味しい状態が維持できるようになりますので、ぜひ試してみてくださいね!
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