甘くておいしい夏のデザートのスイカ。
できればぜひお弁当に詰めて持っていきたいと思ったのです。
ただここで少し疑問が…。
「スイカって、お弁当のデザートとして持って行っても大丈夫なのだろうか…」
食品の傷みやすい夏ですから、当然心配になりますよね。
そこで、市販で販売されている冷凍食品からヒントを得たのですが
「スイカを冷凍して、食べるころには解凍されて美味しく食べられるのでは?」
そう思い、実際に冷凍してお弁当のデザートとして持って行ったことがあります。
ところが…それは大失敗!スイカは変わり果てた姿に…。
さて、どのようにすれば持ち出せばお弁当に入れても美味しく食べることができるのでしょうか…?
スイカはお弁当に入れても大丈夫?
結論、スイカをお弁当のデザートとして持ち出すのは問題ありません。
ただし、冒頭の記述の通りなのですが、冷凍して持ち出すのは正直オススメできません…。
スイカそのものは約90%は水分でできていると言われています。
そのため、一度凍らせてしまったスイカを再び常温に戻してしまうと、その凍った水分が解凍され外へと出て行ってしまいます。
自然解凍されたスイカは味、品質ともに落ちてしまい、はっきりいってまったく別の食べ物のようになってしまいました…。
ちなみにスイカを冷凍保存すること自体は全く問題ないのですが、それはあくまで解凍することなく凍ったままのスイカを楽しむことに特化するものになります。
スイカの保存に関しては下記リンク先もぜひご参考に。
スイカをお弁当に入れるときの注意点
実はスイカはとってもデリケートな食べ物。
お弁当として持ち出すのであれば、いくつか気を付けるべき注意点があります。
スイカは必ず別容器に入れる
スイカはとにかく水分の多い食べ物です。
いくら仕切りをしたとしても、ご飯やその他おかずと一緒に入れてしまうと、スイカの水分でたちまち「つゆだく」状態になってしまいます。
もちろん美味しくないのもありますが、ご飯やおかずがその水分によってより傷みやすくなってしまう恐れがあるので要注意です。
別容器に入れる際のひと工夫
スイカは皮を取り除き、食べやすいように一口大にカットし、容器に入れる際は「ラップ」を上手く活用しながら詰めるようにしましょう。
- 容器の中にラップを敷く(容器からはみ出るくらいに敷く)
- カットしたスイカをさらに別でラップに包み、スイカが容器の中で動かないようにする
- さらに上からラップを被せてから容器の蓋をしめる
一見がんじがらめ状態ですが、果肉の柔らかいスイカは衝撃を受けるたびに水分がでていってしまうので、容器からスイカの汁が漏れやすいのです。
私がいろいろ試してみた結果、このスタイルがイチバン汁漏れしにくかったのでオススメです。
保冷剤を活用しよう
食べる直前まで冷蔵庫に入れておける環境であれば問題ないのですが、常温保存が長くなりそうであれば保冷剤を多めに入れておくことをおススメします。
カットしたスイカは常温で長時間持ち歩くと傷みやすいので、できれば保冷バッグに入れてお弁当と共に冷たい状態をできるだけ維持できるように工夫する必要があります。
スイカを冷凍してお弁当に入れても大丈夫?
- 冷凍したスイカは品質が変わってしまうため、冷凍しないほうが良い
- スイカはお弁当と別容器に入れ、ラップを使ってできるだけ衝撃を緩和できるように工夫する
- 常温の持ち歩きが長いようであれば保冷バッグに保冷剤を入れて持ち運ぶ
よかれと思って冷凍したスイカをお弁当のデザートとして持ち出したのですが、すっかり味や品質が落ちてしまい、とても食べられたものではなかったのです…。
それがとても残念でならなかったので、いろいろと工夫を重ねた結果この方法が1番スイカを美味しい状態で持ち運びできたので、ぜひ試してみてください!
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