「帰宅した際に家の前で分かる夕飯のメニュー第一位」といえば、カレーですよね。
作りたてももちろんですが、2日目のカレーは熟成されて更に美味しい、3日目はトドメのカレーうどん・・・という風に、数日に渡り食べられるのも、ズボラ主婦には嬉しいところ。
「今日作れば数日ラクできるぞ!」とズボラ代表の私も気合を入れて、カレールーも一緒に買って帰るのですが、いざ冷蔵庫を開けた時に
「前のやつ半分残ってるやん」
と愕然とすることがしばしば。
そういえば、カレールーを開封した後の日持ちはどれぐらいか知っていますか?
余ってしまった場合、次に使っても良いものか・・・と迷いますよね。
ということで今回は
- カレールー開封後の賞味期限
- 開封後のカレールーの保存方法
について調べていきましょう。
開封後のカレールーの賞味期限はどのくらい?
各家庭によって使っているカレールーの種類は固形だったり、フレーク状の物だったりと分かれるかと思いますが、どちらも開封した後の賞味期限は約3か月と言われています。
メーカーによって多少の違いはありますが、開封前のカレールーの賞味期限はなんと一年以上もあるんです!すごいですね。
なぜそんなに日持ちするのかというと、カレールー自体に水分が殆どない状態で密封されていて、カレーパウダーにはカビの繁殖を防ぐ効果があるからだそうです。
ちなみに「賞味期限」と「消費期限」の違いはご存じでしょうか?
農林水産省のページで確認すると「賞味期限」は「期限内であれば美味しく食べられますよ」という期限で、「消費期限」は「安全に食べられる期限」のことです。
賞味期限に関しては、カレールーのように長期間保存期限があるものも多いですが、それはあくまで「未開封」の場合です。
開封してしまうと、空気に触れたり湿気を吸ったりしますので、食品工場から出荷された状態とは異なってしまいます。
なので「開封後はなるべく早めにお召し上がりください」となるのではないかと思います。
開封後のカレールーの保存方法
さて、残ってしまったカレールー。
3か月ほどはOKということですが、少しでも良い状態で次に使いたいですよね。
そこで、開封後のルーの保存方法について調べてみました。
開封後のカレールーは冷蔵庫で保存
まず、固形のものでもフレーク状のものでも、開封後は必ず冷蔵庫で保管しましょう。
固形のルーの場合は、封を開けてしまっている場合、たとえラップなどで包んでも気づかない内にラップがめくれてしまい、他の食品に臭いがうつってしまう場合があります。
そうならなないために、タッパーなど密閉できるフタ付きの容器に入れて保存しましょう。
カレーの臭いって結構強烈ですので、冷蔵庫の中がカレー臭で包まれると大変ですからね。
フレーク状のカレールーも同じく、密封できる容器に入れ替えましょう。
こちらはジッパー付きの保存袋でしっかり空気を抜いてから保存すると良いですよ。
その際、いつ開封したのかペンで書き込んで置くとあとで困らずにすみます。
私も以前、開封したカレールーが二つあって、どっちから先に使うべき?!と焦った事がありました。
それ以来、日付を書き込むようにしています。
(二つも開けること自体がアレなんですけれども・・・)
ちなみに保存しておいたカレールーを再度使う時に、表面が白っぽくなっていたり黄色っぽくなっていることもありますが、これは気にしなくても大丈夫です。
カレールーの中の油分が冷蔵庫で冷やされて固まったものだそうで、常温に戻すと消えて元通りになるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
カレールーって開封前も開封後も、意外と長持ちしてくれることが分かりましたね。
もしカレーを作ったときに、カレールーが使い切れず残ってしまったりしたら、その時はしっかり密封して冷蔵庫に入れておきましょう。
そうすればまた次回、カレーを作るときに役立ってくれるはずです。
とは言うものの、やはり一度開封しているものですから、美味しい状態で食べるためには、3か月の猶予はあってもなるべく早めに使い切る方が良いのではないかな?と私は思います。
あーカレーが食べたくなってきた・・・。
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