牛丼、親子丼、中華丼などの丼物のレトルトは、賞味期限が切れても食べられる場合が多いです。
しかし、風味が劣ったり、味が落ちたり、食感が良くなかったりなどの変化が生じることがあります。
賞味期限切れから数カ月経過している場合など、風味や味の変化だけではなく、変色や異臭など明らかな変化が表れている場合は腐敗していることが考えられるので、食べるのを止めて破棄した方がよいでしょう。
それでは、レトルトの丼物の賞味期限が切れてる場合、食べても大丈夫かなどについて、もう少し詳しく紹介していきます。
賞味期限の切れたレトルトの丼物はいつまで大丈夫?
表示された賞味期限の1.2倍過ぎても食べられることが多いです。
まず、賞味期限についての認識を確認すると、農林水産省のHPに記載があります!
抜粋してまとめると
消費期限…食品を安全に食べることができる期限
賞味期限切れのレトルトの丼物を食べる工夫
レトルトの牛丼、親子丼、中華丼などの丼物の賞味期限が切れても食べられる工夫として
- 煮込み料理に活用する
- 揚げ物料理に活用する
- スパイスを加える
について、お伝えします。
煮込み料理に活用する
細菌やウイルスは、十分に加熱することで死滅することが多いです。
時間をかけてゆっくりと煮る料理に使うとよいでしょう。
期限の切れた丼物の具を鍋に移してよく加熱してから、ご飯にかけて食べるのも良いですが、温めた具にご飯を加えて、リゾット風にするのもおすすめです。
また、例えば牛丼のリメイクとして、じゃがいもや人参などのやさいを炒めて、そこに牛丼の具を加えて煮込み、しょう油や砂糖などの調味料で味を調節すれば「肉じゃが」になります。
揚げ物料理に活用する
賞味期限切れのレトルト食品を食べる時に、加熱することが効果的な方法として揚げ物料理があります。
例えば、中華丼の具のリメイクとして、中華丼の具に水と鶏ガラスープを入れて沸騰させた所に、乾燥したままの春雨を3~4cmほどに切って入れれば、春雨が水分を吸ってくれます。
春雨が柔らかくなったら冷まして、春巻きの皮で巻いて揚げれば、時短で一品料理「春巻き」ができます。
また、丼物の具材を餃子の皮で包んだり、パンに挟んだりして揚げることもできます。
スパイスを加える
スパイスを加えることで、味や風味を楽しむことができますが、それだけでなく健康や美容にも役立ちます。
例えば、親子丼の具に、ケチャップ、ソース、カレー粉を加えて10分ほど煮込めば「カレー」が完成します。
カレー粉には、抗酸化作用や美肌効果があるターメリック、食欲増進や血液浄化の効果があるコリアンダー、整腸や解毒作用があるクミンなどのスパイスが含まれています。
賞味期限切れのレトルトの丼物をリメイクするだけでなく、美容や健康にも効果があるので、賞味期限切れでも、傷んでいる兆候がなければ、処分せずに活用することをおすすめします。
レトルトの丼物が腐るとどうなるの?
レトルトの丼物が腐ると、見た目やニオイ、味に変化が表れます。
見た目の変化
- レトルトの丼物の袋が膨らんでいる(腐ってガスが発生している可能性がある)
- 色がいつもと違う
- カビが生えている
- 糸を引いている
ニオイの変化
- いつもと違うニオイがする
- 生ごみのような悪臭がする
味の変化
- 変な味がする
- 酸味や苦味がある
他の食品と同様に、レトルトの丼物の安全性は、見た目、ニオイ、味で判断することになります。
まとめ
レトルトの丼物の賞味期限が切れている場合、食べても大丈夫かなどについてお伝えしました。
- 牛丼、親子丼、中華丼などの丼物のレトルトは、賞味期限が切れても食べられる場合が多い。
- 変色や異臭など明らかな変化が表れている場合は、食べるのを止めて破棄した方がよい。
- その時の体調に十分な配慮をして、食べるかどうかの判断をする。
コメント