桃の日持ちの目安をまとめてみました。
- 冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は約1週間ほど
- 常温保存だと、およそ2~3日
- 冷凍保存だと約1ヶ月ほど
桃を冷蔵庫で保存する際は、ラップで包み保存袋に入れておくと乾燥を防ぐことができます。
桃は冷蔵庫や冷凍保存で保存期間を延ばすことができますが、追熟が進みにくくなってしまいます。
桃を美味しく食べるには、追熟が進む常温保存がおすすめです。
常温保存する場合は、新聞紙で包んで冷気のあたるところを避けましょう。
冷凍の場合も乾燥を防ぐため、ラップで包んでフリーザーバッグに入れると日持ちが良くなります。
それでは、桃の賞味期限や保存方法などについて詳しく見ていきましょう。
正しい保存方法を知ることで、桃を美味しい状態のままで、できるだけ長く楽しむことができますのでぜひチェックしてみてください!
桃が冷蔵庫で日持ちする日数
桃は、冷蔵庫だと約1週間は日持ちさせることができます。
ただし、桃の品種によって若干差がでてくるので、いくつかまとめてみました。
品種 | 主な特徴 | 持ちのよさ |
あかつき | 甘みが強く酸味少なめ | 日持ちしやすい |
川中島白桃 | 果肉硬めでサイズが大きい | 日持ちしやすい |
ゆうぞら | 果肉が硬めで酸味が少ない | 日持ちしやすい |
だて白桃 | 果肉硬めで追熟向き | 日持ちしやすい |
黄金桃 | 甘みも酸味も強め | やや日持ちする |
清水白桃 | 酸味が少なく果肉が柔らかい | 日持ちしにくい |
果肉自体が柔らかめの「清水白桃」は、他の品種と比べて若干傷みやすい傾向があるようなので、冷蔵庫保存する際は要注意ですね!
桃の冷蔵庫での保存方法
桃は冷蔵庫保存だと約1週間ほどは日持ちさせることが可能ですが、冷蔵庫の乾燥しきった環境により、桃の品質がガクッっと落ちてしまうことになりますので気を付けなければなりません。
桃を冷蔵庫で保存する際は、カットせずに皮つきのままラップで包み、保存袋に入れておくと乾燥を防ぐことができます。
桃の常温保存での日持ち
桃を常温に置いた場合の日持ちは、2日~3日ほどです。
日持ちさせる目的であれば冷蔵庫に入れることで、ある程度賞味期限は長くなりますが、冷蔵保存だと桃は追熟が進みにくくなります。
桃を美味しく食べる方法としては、常温である程度追熟させてから冷蔵庫で冷やすのがオススメです。
追熟の期間は、常温で大体2~3日とされています。
桃の常温保存方法
常温での保存環境については、自重で傷まないようフルーツキャップで包むかキッチンエアパッキン(通称プチプチ)で保護し、新聞紙で包んだ状態で保存袋に入れ、冷気が当たらない場所で保存する。
ちょっと手間ですが、これくらいのするとおいしくいただけます。
2~3日かけて追熟させたのち、食べる1時間ほど前に冷蔵庫で冷やしてから食べると、さらにおいしくいただけます。
桃の冷凍保存での日持ち
桃を冷凍保存した場合の賞味期限の目安は、約1ヶ月ほどです。
桃は、カットしてしまうと冷蔵庫に入れてもほぼ日持ちしないので、カットしてしまった桃をとっておく場合は、冷凍保存にしましょう。
桃の冷凍保存方法
桃を冷凍保存する場合は、皮付きのまま保存するのおすすめです。
それは、冷凍した桃を解凍することで、皮が向きやすくなるからです。
桃を食べるときって、皮をむくのが結構面倒だったり、なかなかうまく向けなくて苦戦することがあります。
理屈としては、皮ごと冷凍した桃は解凍されると、実と皮の間が若干水っぽくなって隙間のようなものができるので、皮がむきやすくなるそうです。
桃の冷凍保存のやり方は
- 桃を水洗いして水気をふき取る
- 桃を丸ごとラップで包み、外気に触れないようにする
- 保存袋に入れる
です。
ポイントは桃を乾燥から防ぐためにそのまま冷凍庫へ入れるのではなく、しっかりとラップと保存袋に入れることです!
また、冷凍庫のにおいが付くのを防いでくれて、冷凍焼けしにくくなります。
まとめ
桃の日持ちや保存方法についてご紹介しました。
- 桃の日持ちは、冷蔵で約1週間
- 常温で2~3日
- 冷凍で約1ヶ月
- 冷蔵庫だと約1週間日持ちするが、熟成がすすまない
- 追熟させるなら常温保存がいい
- 桃は乾燥とほんの少しの衝撃にも弱いので、ラップや保存袋などを上手く活用する
- 解凍すると皮がむきやすくなる
桃の品種によって若干日持ちが変わってくると思うので、保存期間中はできるだけ様子をうかがうように心がけたほうがよいです!
改めて桃はなんてデリケートな果物なんだと思うところですが、常温で時間をかけて適度に追熟させ、過度な冷気や乾燥から大事に大事に守り抜いた桃は本当に美味しいんです。
ちょっと手間がかかりますが、ぜひ試していただきたいものです。
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