パックご飯は賞味期限切れになったからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
パックご飯には、基本的に「賞味期限」が表示されており、この賞味期限とは「品質が保たれ、おいしく食べられる」期間であり、品質が悪くなりにくいものに適用されます。
製造メーカーでも賞味期限切れの製品について「期限が過ぎても直ちに食べられないというものではありません。」と謳っています。
ただし、期限切れからいつまでなら大丈夫か明確にはされいてないので、期限切れから半年や1年以上過ぎているものについては、変色や異臭などをしっかり確認に、異常がなければ食べることは可能でしょう。
そして、賞味期限切れのものを食べるときは未開封であることが絶対ですので、開封済のものや梱包や蓋が破けてしまっているものは食べるのを控えましょう。
パックご飯はレンジで温めるだけすぐに食べられるのでとても便利ですが、味の面ではやはり炊き立てには及びません。
そこで、手軽に炊き立てのご飯を食べたたいという方のために、電子レンジで炊けるレンジ専用炊飯をおすすめします。
パックご飯ほど手間をかけずに、という訳にはいきませんが、立派な炊飯器がなくてもレンジを使って簡単にご飯を炊くことができるので、気になる方はチェックしてみてください。
賞味期限切れのパックご飯は食べられる?
パックご飯は、賞味期限が過ぎていても食べることができるとされています。
実は賞味期限自体が「美味しく食べられる期間」となっていて賞味期限切れだからと言って、必ず食べることができなくなってしまうわけではありません。
賞味期限切れから1ヵ月が経っていても、場合によっては1年が経っていても食べることも可能なようです。
パックご飯の賞味期限が長い理由
一般的にパックご飯の賞味期限は、約1年ほどに設定されているものがほとんどです。
これにはパックご飯の製造過程に秘密があります。
パックご飯は、お米の時点で高温のスチームにより完全に雑菌を消滅させています。
さらに真空状態でパックすることで、完全に菌が繁殖することのない状態を維持することができるからなのです。
保存状況によりパックに穴が開いていて空気に触れてしまっている場合は、未開封であっても雑菌が繁殖してしまっている可能性もありますので、食べる際は十分に注意が必要です。
パックご飯はそのまま食べられるの?
パックご飯やレトルト食品は、基本的に電子レンジや湯煎で温めてから食べるものですが、温めなくても食べられるのかふと気になり、実際に食べてみました。
結論としてはぽそぽそして全く美味しくないので温めたほうが良いです。
しかも匂いも気になりました。
この「変な」ニオイについては後ほど説明しますが…。
あるメーカーさんのサイトによると「温めてお召し上がりください」とあり、調べてみると冷たいご飯はデンプンが老化していて、消化に悪いからということのようです。
温めることで老化したデンプンが糊化され、消化できるデンプンに変化するので、メーカーさんも温めることを推奨しているみたいですね。
レトルトご飯が臭い原因
レトルトご飯を温めずに食べたときに「ちょっと臭い」と感じました。
これはパックご飯を長期保存させるにあたり、PH調整剤や酸化剤が含まれていることが原因のようです。
温めた場合であっても、ニオイに敏感な方はその匂いに気付くようですね。
PH調整剤が含まれていることでご飯の変色や腐敗を防ぐ効果がありますし、酸化剤によりご飯の酸化を防ぐ効果がありますので、パックご飯を製造するうえで欠かせないものではありますね。
レトルトご飯のニオイを消す方法
レトルトご飯を温める前に、小さじ1杯程度の日本酒を振りかけて加熱してみてください!
気になるニオイが軽減され、ご飯もふっくらと温めることができます。
これは日本酒も米からできていて、相性が良いからです。
日本酒の自然な甘い香りでパックご飯も甘みが出て、より美味しく食べることができますよ!
まとめ
今回はレトルトご飯の賞味期限についてご紹介しました!
- レトルトご飯は賞味期限が半年から1年以上過ぎていても保存状態が良ければ食べられる
- レトルトご飯はそのまま食べると消化に悪いので温めて食べる
- レトルトご飯は長期保存を可能にするためPH調整剤や酸化剤が使われているので匂いがある
レトルトご飯は賞味期限が過ぎていても食べることはできるのですが、あくまできちんと保存できていることが絶対条件です。
パッケージが破れていたり、穴が開いている箇所があるとそこから腐敗していきますので、賞味期限切れを食べる際は自己判断のもと、じゅうぶん気を付けて食べるようにしましょう!
手軽に炊き立てのご飯が食べたい方は、電子レンジ専用炊飯器がおすすめです。
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