食中毒の症状が現れるまでの時間は菌によって異なるため、早ければ数時間後に出始めることもあれば、1週間以上あとになって症状が出ることもあります。※引用:厚生労働省
とは言え、生焼けのハンバーグを食べたからと言って必ず食中毒になってしまうとは限りませんので、しばらく体に異常が起きていないか注意深く経過観察が必要です。
もし、嘔吐、腹痛、血便などの症状が現れた場合は食中毒の疑いがあるので、速やかに医療機関で診察を受けるようにしましょう。
この記事ではハンバーグの生焼けを食べてしまった時の対処の仕方、どんな症状が出たら注意すべきかについてご紹介します。
食中毒は夏場に多く、手作りハンバーグなど生肉を使った調理はとても危険です。
手作り料理は美味しいですが、夏の間は既製品の美味しいハンバーグが安心です。
生焼けハンバーグを食べてしまったときの対処法
生焼けのハンバーグを食べてしまって、まず気になるのは「食中毒」ですよね。
特に豚の生肉はカンピロバクター食中毒、エルシニア食中毒といったものを起こしやすく、E型肺炎などの感染症のリスクも考えられるものです。
そのため、うっかり生焼けのハンバーグを食べてしまうと慌ててしまう気持ちはすごくわかります。
ですが、まずは落ち着きましょう!
うっかり生肉を食べてしまったからといって、必ず食中毒になってしまうとは限りません。
実際、まだ症状が出てないうちに病院へ行ったとしても、特に診察されないケースもありますので慌てず経過観察することが大切です。
食中毒はその疑いのある食品を摂取してから約2~3時間後に症状が出始めることも多く、その時点で身体に何かしらの変化が起きていないかを確認しましょう。
経過観察を行うことで、万が一食中毒の症状が起きて病院へ駆け込むことになっても、診察時に先生により正確な情報を伝えることができます。
症状が出たとしても迅速な対応により、回復も早くなることが期待できますね。
ただ注意点として、菌によっては潜伏期間が1週間ほどのものもあるので油断は禁物ですよ。
念のため、経過観察を続けておくとよいかと思います。
こんな症状に気を付けよう
具体的に、食中毒の症状とはどんなものなのか。
下記の症状がみられる場合は食中毒の疑いが考えられます。
- 嘔吐
- 腹痛
- 血便
生焼けハンバーグを食べて2~3時間後にこれらの症状が出始めたらすぐに病院で診察してもらうようにしましょう!
嘔吐や腹痛はすぐに気が付くかと思いますが、意外と血便は気が付きにくい症状ではあります。
生焼けハンバーグを食べてしまったら、便の様子も念のため確認しておくようにしましょう。
ハンバーグを生焼けで食べてしまったけど大丈夫?のまとめ
今回はハンバーグの生焼けを食べてしまった場合についての対処法についてをご紹介しました!
- まずは慌てず経過観察をし、症状が出始めたら病院で診察を受けるようにする
- 食中毒の症状は早い時は摂取から2~3時間後。菌によっては潜伏期間が1週間以上もある
- 食中毒の主な症状は腹痛、嘔吐、血便
ちなみに私は実際にまだ症状が起きていないうちに、心配になって病院に行きました…。
すると、やはり診察のしようがなかったのか「食中毒と思われる症状が出始めたら、様子を見てみましょうか」と言われて追い返されてしまいました。
生肉を食べてしまうと必ず食中毒になるわけではなく、あくまで可能性が高くなるということなのです。
特に夏場は食中毒が起きやすい季節ではあるので、調理の過程から十分に気を付けて行うことも大切ですよね。
また、子供は大人と比べるとまだ抵抗力は低いので、診察のタイミングが遅いと重症化してしまう可能性も考えられます。
小さなお子様に生焼けハンバーグを食べさせてしまった場合は、特に気を付けて経過観察するようにしましょう!
コメント