外側はカリっと中はアツアツの美味しいホットサンドはとても人気があります。
でも、実際に作るなら食パンや具材はどんなものを入れたらいいのか迷いますよね。
ホットサンドメーカーは分厚いと閉まらなくなって、うまく焼くことができなくなってしまうんですよ。
ホットサンドには、8枚切りの食パンが一番向いています。
また、ホットサンドメーカーの多くは、内側にフッ素樹脂加工してあるので油を塗らなくても大丈夫です。
耳をしっかりくっつけるには、常温で保存していたパンを使うのがおすすめです。
さらに、具はなるべく中央に寄せて縁にマヨネーズを塗るか、水で溶いた小麦粉を塗るとしっかりなじんでくっつきます。
今回は、ホットサンドを失敗なく作りたい方必見の内容になっています。
ホットサンドメーカーのパン以外の使い道も紹介していますので、買ったけどあまり使う機会がないという方もぜひ参考にしてください。
ホットサンドメーカーの食パンは何枚切りがいい?
ホットサンドに向いている食パンは断然8枚切りです!
ホットサンドメーカーには、直火式と電気式がありますが、どちらも共通して8枚切りが一番作りやすく、具材とのバランスが良いようです。
特に電気式のホットサンドメーカーは、はさむときに厚すぎるとふたが閉まらないことがよくありますので、8枚切りから12枚切りの薄めの食パンがおすすめです。
プレートが小さめのホットサンドメーカーの場合、パンの耳がついたままだと入らないこともあります。
購入する前に大きさをチェックして、パンの耳まで入るか確認しておくといいでしょう。
6枚切り以上の厚みのあるパンで楽しみたい方や、具をたっぷり入れて作りたい方は、少し大きめの直火式のものを選ぶとはさみやすいですよ。
実は、ホットサンドの食パンの耳問題は、電気式のホットサンドメーカーでよく起こりがちです。
初めから「サンドイッチ用パン」として販売されている耳が付いていない食パンを購入するか、10枚切りや12枚切りを使うと作りやすくなりますよ。
ホットサンドメーカーに油は塗る、塗らない?
ホットサンドメーカーの多くは、直火式でも電気式でもプレートの内側の表面にフッ素樹脂加工がされているため、油を塗らなくてもくっつかずに焼くことが可能です。
ただ、ホットサンドはバターを塗った方が両面が香ばしく焼けて風味がよくなりますよ!
さらに油やバターを使用することで、ホットサンドメーカーの内側のフッ素樹脂加工が保護され長持ちするというメリットもあります。
バターの塗り方は、プレートに薄くのばして塗るかパンの外側両面に塗ります。
また、ホットサンドメーカーは使った後、水で濡らしたキッチンペーパーでこぼれた具材や油汚れをふきとっておくだけで簡単にお手入れできます。
直火式のものは分解して洗うことができますが、電気式は丸洗いできないので、使った後放置せずに早めにくっついてしまった具や油汚れを落としておくといいですよ。
ホットサンドメーカーで耳をくっつける方法
ホットサンドを作って取り出してみたら、端っこが離れていて中身がボロボロと落ちて食べづらかったことはありませんか?
それを防ぐには、閉じる前に一度両手で抑えてから閉じるといいですよ。
閉めたときにカサが減って具とパンが密着しますので、端がくっついていなくても具を真ん中に寄せて作ればある程度はまとまっているはずです。
でも、しっかり耳をくっつけたい時は、
- パンの耳の内側4辺にマヨネーズを塗る
- パンの耳の内側4辺に水で溶いた小麦粉を塗る
という方法があります。
実際にマヨネーズも効果的でしたし、水溶き小麦粉を塗ってから焼いたら見事に耳がぴったりくっついて封されていました。
マヨネーズはコクが出て耳まで美味しく食べられて良かったですよ。
ぜひ試してくださいね。
また、パンは冷凍したものより、常温の食パンを使った方がなじみやすく失敗が少ないです。
食パンの程よい水分が、糊の代わりになってくれるようです。
ホットサンドメーカーパン以外のレシピ
ホットサンドメーカーは、はさんで焼くだけのシンプルな道具ですが、調理してみると思った以上に美味しくできるので、その魅力にハマる方が多いようです。
ホットサンドメーカーはパン以外の食材を使って軽食やスイーツ作りにも使えるんですよ。
ただ、直火式のホットサンドメーカーを使う方は火加減に要注意です。
予想以上に焦げるのが早いので、弱火から中火の間で加熱するのがおすすめです。
それでは、簡単で美味しいレシピを紹介しますね。
焼き肉まん
肉まんをホットサンドメーカーで焼くだけで新たな美味しさに出会えます。
<作り方>
- ホットサンドメーカーにバターを塗る
- 肉まんをのせて閉め両面を2分ずつ焼く
- 表面に焦げ目が付いたら出来上がり
肉まん以外にもピザまん、あんまんでも美味しく作れます。
通常は蒸して食べる肉まんですが、表面がカリっと焼けた焼き肉まんもなかなか美味しいですよ。
あんかけ焼きそば
市販の中華丼の素があれば、数分で完成します。
キャンプにもおすすめです。
<材料>
- 焼きそばの麺 1パック
- オイスターソース小さじ1杯
- ごま油小さじ1杯
- 長ねぎ5cm分斜めにスライスしたもの
- 中華丼の具(市販品)
<作り方>
- ホットサンドメーカーのプレートにごま油を塗る
- 長ねぎを炒め焼きそばの麺を入れて焼いていく
- 中華丼の具をのせて閉じて両面を2分ずつ焼く
表面の麺が適度に焦げて香ばしくなり、あったかい具を混ぜて食べると最高ですよ。
はんぺんのチーズ焼き
チーズとはんぺんだけでも美味しいですが、大葉がきいて美味しいレシピです。
<材料>
- はんぺん1枚
- 明太子大さじ1
- 大葉1枚
- スライスチーズ1枚
<作り方>
- はんぺんを半分の厚さに切る
- ホットサンドメーカーに薄くバターを塗りはんぺんをのせる
- はんぺんに明太子をぬってスライスチーズ、大葉、はんぺんの順にのせる
- 両面に焦げ目がつくまで3分ほど焼く
食べるときに少ししょうゆをかけると美味しいですよ。
ミートパイ
パイの中身は前日のカレーや残ったハンバーグでもいいですよ。
冷凍のパイシートは常温ですぐ戻るので便利です。
<材料>
- 冷凍のパイシート1枚
- 市販のミートソース大さじ4杯
- とろけるチーズ1枚
<作り方>
- 冷凍のパイシートを解凍し薄くめん棒でのばす
- ホットサンドメーカーにパイシートを置き、市販のミートソースをのせその上にチーズものせる
- パイ生地を折って包んで閉じて焼く
パイは油分が多いので、バターを塗らなくても大丈夫です。
途中で焼き加減を確認してください。
あん入りパンケーキ
小さいフライパンでパンケーキを焼くイメージで作るといいですよ。
<材料>
- ホットケーキミックス150g
- 卵1個
- 牛乳150ml
- 砂糖大さじ1杯
- 市販の小豆あん
<作り方>
- 卵と牛乳をまぜ、ホットケーキを加えたら軽く混ぜる
- ホットサンドメーカーにバターを塗る
- 生地を流してあんこをのせる
- あんこの上に生地を流し閉じて焼く
まとめ
ホットサンドメーカーの使い方とホットサンドで出来るパン以外のレシピを紹介しました。
- ホットサンドメーカーで使うといい食パンは8枚切り
- ホットサンドメーカーは油を塗らなくてよいがバターを塗ると風味がよくなる
- ホットサンドメーカーで耳をしっかりくっつけるときはマヨネーズか水溶き小麦粉を縁に塗る
ホットサンドメーカーはキッチンでもアウトドアでも一つあると重宝しますよ。
フライパンやトースターとはひと味違いますのでぜひお試しください。
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