チャーハンの日持ちの目安は、
- 冷蔵庫での日持ち、1日~2日
- 冷凍での日持ち、約1ヵ月
- 常温での保存はNG
となっています。
チャーハンは常温だと、食中毒の原因となる菌(セレウス菌)が最も繁殖するので、常温保存はとても危険です。
チャーハンの作り置きや残ったチャーハンを保存しておくときは、粗熱を取ってから冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
その際、タッパーなどのプラスチック製の保存容器を使うと、チャーハンの油汚れや匂い移りが気になるという方も多いはず。
そんな方は、ガラス製やステンレス製の保存容器がおすすめです。
チャーハン冷蔵庫での日持ち
チャーハンを冷蔵庫で保存したときの日持ちの目安は、1日~2日ほどとされています。
それ以上長く保存したい場合は、冷凍がおすすめす。
チャーハン冷蔵庫での保存方法
チャーハンを冷蔵庫で保存する場合は、よく冷ましたあとラップで包むかタッパーなどに入れてから冷蔵庫に入れます。
ジップロックやタッパーなどのプラスチック製の保存容器は、油汚れや匂い移りが気になるという方は、ガラス製やステンレス製がおすすめです。
ただしステンレス製の保存容器は、基本的に電子レンジでの使用が不可です。
ですが、最近は電子レンジでの使用が可能な製品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
チャーハン冷凍での日持ち
1~2日で食べ切れないほど作ってしまったり、初めから長期保存が目的の場合は冷凍がおすすめです。
チャーハンの冷凍保存の目安は1か月程度です。
チャーハン冷凍での保存方法
チャーハンを冷凍するときは、なるべく出来立てを急冷したほうが解凍したときおいしいく頂くことができます。
とは言え、出来立てをいきなり冷凍庫に入れるのは庫内の温度を上げてしまうので、必ず粗熱を取ってからにしましょう。
その際、金属バットやアルミホイルの上に乗せておくと粗熱を早く取ることができますよ。
チャーハンが冷めたらラップで包んで、さらにジップロックなどの冷凍保存袋に入れてしっかりと空気を抜いておくと、冷凍焼けや匂い移りを防ぐことができます。
この時、なるべく平たくすると解凍の際にムラができにくく、また重ねたり立てたりできるので冷凍庫内のスペースを取らずに保存することができます。
また、冷凍庫に入れて1時間ほどしたら一度取り出し揉みほぐして、また冷凍する。
これを3~4回繰り返すと、解凍したときによりパラパラのチャーハンになるといった声もあるので、気になる方はぜひ試してみてください。
冷凍チャーハンの解凍の仕方
冷凍チャーハンの解凍は電子レンジがおススメですが、ちょっとしたコツがあります。
冷凍したチャーハンをジップロックから出して耐熱皿に乗せたら、ラップをせずに約3分温めます。(1人分の場合)
ポイントはラップをしないで電子レンジで解凍することです。
こうすると、チャーハンの水分が飛び、もとのパラパラの食感が戻ってきますよ。
温めるだけですぐに食べられるので便利ですね。
チャーハン常温での日持ち
基本的にチャーハンの常温保存は季節を問わずNGです。
夏場はもちろん、冬も控えたほうがいいでしょう。
食中毒の原因となる菌は10~40度、つまり室温が繁殖に一番適した温度だからです。
室内にそのまま置いておいたら、一気に菌が繁殖、食中毒になってしまうかもしれません。
チャーハンはとても傷みやすい料理です。
必ず冷蔵または冷凍で保存しましょう。
チャーハンの常温放置による食中毒の危険性については、下記記事でも紹介しているのでぜひご参照ください。
日持ちするチャーハンの作り方
チャーハンはとても傷みやすい料理ですが、ひと手間加えることで日持ちを良くすることができます。
チャーハンに梅を入れる
梅干しを1つ用意して種を取り出します。
包丁で梅肉を叩きチャーハンに混ぜ込みます。
梅干しの抗菌効果で傷みにくくなります。
また風味が変わるので、次の日にまた食べても飽きませんよ。
完成した後にレモン汁・ポン酢を適量かける
完成したチャーハンにレモン汁や酢を数滴振りかけると、殺菌効果により菌の繁殖を抑えることができます。
さっぱり食べられて美味しいですよ。
ただ、2つの方法ともいくら菌の繁殖を抑えるとはいえ、あくまでも基本的に1~2日で食べきってくださいね。
まとめ
チャーハンの日持ちは以下を目安にするといいでしょう。
- 冷蔵庫での日持ち、1日~2日
- 冷凍での日持ち、約1ヵ月
- 常温での保存はNG
常温での保存がNGと知って驚いた方もいらっしゃるのでは?
いくら加熱した料理でも食中毒の原因になりかねないので、特に夏場の保存方法には十分注意が必要です。
万が一、変な匂いがする、ねばねばしている、カビが生えているなど異常があった場合は残念です廃棄してください。
本当は出来立てが一番美味しいのは間違いないことですが、余った場合はできる限り無駄にせず、適切に保存していただきましょう。
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