処理が面倒な魚を手軽に食べられる干物。
干してあるから日持ちするよね!と思い、ついつい賞味期限を切らしてしまうことってありますよね。
賞味期限の切れた干物は、食べても問題ないのでしょうか?
保存状態にもよりますが、干物は賞味期限切れから2~3日程度であれば食べても問題ないと言われます。
ただし異臭がしたり、表面にぬめりが出ていたりするのは腐っているサインなので、食べるのは控えましょう。
冷凍した場合は、大体2週間~1か月程度日持ちすると言われています。
ここからは、干物の賞味期限や保存方法についてより詳しくお伝えしていきます。
頂き物の干物を持て余しそうなときや、安売りの干物をたくさん買っちゃった!というときに、無駄にせず食べ切る参考になれば幸いです。
賞味期限切れの干物はいつまで大丈夫?
干物はほとんどの場合、賞味期限切れから2~3日程度であれば問題なく食べられます。
そもそも、賞味期限というのは「おいしく食べられる期限の目安」を示したもの。
干物は元々日持ちする食材でもあるので、賞味期限が切れたからといってすぐに捨ててしまう必要はありません。
ただし、常温で長時間放置してしまったり、元の鮮度が良くない場合は例外です。
期限が切れてから2~3日以内だったとしても、「食べても問題ない状態かどうか」は確認するようにしましょう。
干物が腐るとどのような状態になるかは、次項でご紹介します。
干物は腐るとどうなる?
傷んでしまった干物は、においや見た目、味に違いが出てきます。
- 焼く前や焼いている最中に異臭がする
- 表面に白いものが浮き出ている
- ぬめりけがある
- 食べると酸味がある
上記のような場合は、腐ってしまっている可能性が高いので食べるのは控えた方が良いでしょう。
干物は冷凍保存だと賞味期限はどれくらい?
干物を冷凍保存した場合、賞味期限の目安は2週間~1か月ほど。
ちなみに、冷蔵の場合は5日程度で設定されていることが多いです。
干物は冷凍してもあまり味が落ちないので、すぐに食べないことがわかっている場合は、早めに冷凍庫にしまうのがおすすめです。
干物の冷凍保存方法
干物を冷凍する手順は、以下の通りです。
- 1尾ずつラップで包む
- ラップで包んだ上からアルミホイルで包む
- ジップロックなどの保存袋に入れる
- 袋の空気を抜いて冷凍庫にしまう
空気に触れると酸化して傷みが早くなるので、なるべく密封するのがポイントです。
冷凍した干物の焼き方
冷凍した干物をおいしく調理するには、「凍ったまま焼く」のがコツ。
解凍すると、水分が出て旨味も流れ出してしまうためです。
また、調理器具を予熱しておくと殺菌効果があり魚もくっつきにくくなります。
両面グリルでない場合は、身側→皮側の順で焼いていきましょう。
火加減は弱火~中火くらいで、焦げすぎないように様子を見ながら調理してください!
まとめ
干物が賞味期限切れになったときの取り扱いや日持ちや保存方法についてご紹介してきました。
- 賞味期限切れの干物はいつまで大丈夫?
賞味期限は「おいしく食べられる期限」なので、過ぎてから2~3日であれば問題ありません。ただし、食べる前には状態チェックが必要です! - 干物は腐るとどうなる?
腐った干物は以下のような特徴があります。
・焼く前や焼いている最中に異臭がする
・表面に白いものが浮き出ている
・ぬめりけがある
・食べると酸味がある - 干物は冷凍保存だと賞味期限はどれくらい?
目安は2週間~1か月ほど。冷凍するときは以下の手順で行います。
1.1尾ずつラップで包む
2.ラップで包んだ上からアルミホイルで包む
3.ジップロックなどの保存袋に入れる
4.袋の空気を抜いて冷凍庫にしまう - 冷凍した干物の焼き方
冷凍の干物は凍ったまま焼きます。調理器具を予熱し、弱火~中火で身側から焼いていきましょう。
以上、干物の賞味期限や保存等についてお伝えしました。
正しく保存し、おいしく焼いていただきましょう!
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