弁当に入れたバナナの変色を防ぐ方法として
- レモン汁、柑橘系100%のジュースをかける
- 砂糖水、フルーツの缶詰の汁に浸ける
- ラップでぴったり包む
- ヨーグルトに混ぜる
- バナナケースに入れる
以上のような方法で、お弁当に入れたバナナを黒くなりにくくすることができます。
今回はなぜバナナは変色してしまうのかという原因から、黒くならないコツ、そして黒くなってしまったバナナは食べらるのかについてお伝えします。
ちなみに、おもちゃのようにも思えるバナナケースですが、きちんとお仕事してくれのでおすすめです。
バナナが黒く変色するのを防ぐ方法
バナナが黒く変色してしまう原因は、切り口が空気に触れたためです。
バナナに含まれるポリフェノール類や酵素が空気中の酸素に反応し、黒く変色してしまいます。
つまり、黒くならないためには空気と触れるのを避ける必要があります。
その方法についていくつかご紹介します。
バナナにジュースをかける
レモン汁または柑橘系の果汁100%ジュースを少量かけることで、黒く変色することを防ぐことができます。
量は少しで構わないので、バナナの切り口にスプーンなどで塗りましょう。
柑橘類には変色を防いでくれるビタミンCが含まれます。
ただ、どうしても柑橘の風味がついてしまいます。
甘いバナナがさっぱり食べやすくなる半面、風味が変わるのが苦手な方は違う方法をお試しください。
砂糖水、缶詰の汁に浸ける
砂糖水またはフルーツの缶詰の汁にさっと浸けることで、バナナの切り口を空気から守ってくれます。
長時間浸ける必要はなく、数分さっと浸けるだけで大丈夫です。
甘いものに浸けるのでバナナの風味も変わりません。
フルーツの缶詰をたまたま開けたタイミングやバナナと混ぜてフルーツミックスとしてお弁当に持って行くときは、汁も捨てずにこの方法を試してみてください。
ラップで包む
バナナの切り口が空気に触れないようにラップでぴったりと包みます。
切ってすぐ、数分で変色してしまうので、黒くならないように手早く行いましょう。
バナナの切り口を隙間なくぴったりと包むのが最大にして唯一のコツです。
ヨーグルトに混ぜる
小さく切ってヨーグルトに混ぜるのもおすすめです。
ちょっと見方を変えて、バナナそのものでなくデザートの一品にしてしまいましょう。
これならバナナが黒くならない上、ヨーグルトの栄養も摂れて一石二鳥です。
バナナを細かく切り、変色する前にヨーグルトに混ぜます。
バナナが甘いのでヨーグルトは無糖のものでも構いません。
そこはお好みのヨーグルトを使ってください。
傷みやすいのでお弁当箱に保冷剤をつけて持って行ってくださいね。
またバナナはぶつかったり、強く握るとすぐ黒く変色してしまいます。
これは衝撃によりバナナの細胞が壊れてしまい、バナナに含まれるポリフェノールが酸化してしまうためです。
バナナを扱う際は、過度に強く持ったりしないように優しく扱いましょう。
バナナケース
もう、どうしてもバナナが黒くなるのは嫌だ!という方には、ちょっと強引ですがバナナケースをおすすめします。
空気に触れると黒くなるなら、もう皮つきバナナのまま持って行くのが一番です。
でもバナナをそのままバッグなどに入れたら潰れたり、傷ついたりする心配があるので、バナナケースに入れてしまえばそんな心配もなく持ち運びが可能です。
バナナの黒いところは食べても大丈夫?
いろいろ対策しても、残念ながら変色してしまう場合もあります。
ですが、空気に触れて黒くなったバナナは食べても大丈夫です。
あくまでバナナの成分と空気の反応によって黒く変色してしまっただけなので、食べても体には影響ありません。
どうしても苦手ならその部分だけスプーンなどで取り除いて召し上がってください。
ただし、買ったばかりのバナナならば問題ありませんが、日数の経ったバナナの場合は少し注意が必要です。
黒い変色以外にも変な匂いがする、妙に柔らかいなど異常がある場合は、バナナが傷んでしまった可能性もあります。
その場合は食べないほうが無難です。
まとめ
今回はバナナを黒くならないように、お弁当にいれるときのコツをご紹介しました。
- レモン汁、柑橘系100%のジュースをかける
- 砂糖水、フルーツの缶詰の汁に浸ける
- ラップでぴったり包む
- ヨーグルトに混ぜる
と、いくつか方法があります。
一番お手軽なのはラップに包む方法でしょうか。
ご自分に合った方法でお弁当を作ってみてくださいね。
バナナが黒くならないのが一番ですが、変色してしまった場合でも食べて大丈夫です。
食感は少し落ちますが、味は変わらないので、できればそのまま召し上がってください。
皆さんの美味しいお弁当作りの参考になれば嬉しいです。
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