肉じゃがの味が決まらないことってありませんか。
でも、肉じゃがは少し失敗してしまってもリカバリーできますよ。
作りたての肉じゃがは、味が完全にしみていません。
10分以上経ってからもう一度味見して調整するといいですよ。
味がしみた美味しい肉じゃがにするには
- 調味料を砂糖、酒、しょうゆの順に時間差で加える
- 煮えたらゆっくり冷ます
この二つが大切です。
肉じゃがは冷めていく過程で具材に味がしみこんでいきます。
味が薄いと感じたときは、少し冷めるまで待ってもう一度味見して下さい。
味が薄ければ煮汁を半分ぐらい別の容器に移し、調味料を足して煮直しましょう。
逆に味が濃い時は、煮汁を全部ほかの器に移し、ヒタヒタの水と少量の酒を入れて煮てください。
味がしみ込む前なら十分リカバリーできます。
肉じゃがの味付けの黄金比は、砂糖2:酒1:醤油2が理想とされています。
仕上げにみりんを大さじ1杯ほど入れると照りも出るため、見栄えもアップします。
黄金比を知って肉じゃがを作れば味が安定して、作るのも楽になるはずです。
今回は肉じゃがの味がしみない、味が薄い、味が濃いというお悩みを一気に解決します。
では、もう少し詳しく紹介します。
肉じゃがの味がしみないときの対処法
肉じゃがの味がしみないのは、水の量が多すぎた可能性が大きいです。
まず、煮汁を半分ぐらい別の容器に移しましょう。
少し調味料を足して数分煮るのですが、その際3つの方法のどれかを試してください。
- 砂糖としょうゆを1:1の割合で足して煮る
- ほんだしなどの顆粒だしを小さじ1杯加えて煮る
- 市販のめんつゆやすきやきのたれを大さじ1杯ほど加える
味が薄い時、醤油を足し過ぎると醤油味が強調されてしまい、肉じゃがの色も濃くなってしまうため注意しましょう。
顆粒だしをいれると煮汁に深みが出て、薄いと感じなくなるようです。
市販のめんつゆや、すきやきのたれを利用するのも味がしっかりしておすすめですよ。
味見をしながら調節して好みに合わせてくださいね。
肉じゃがの味が濃い時の対処法
肉じゃがが濃すぎてしまうのは、しょうゆを入れ過ぎた確率が高いです。
でも、まだ味がしみ込む前なら間に合いますよ!
まず、煮汁を全部別容器に移しましょう。
食材にしみこんだ調味料の量を緩和するため、
- ヒタヒタの水と少量の酒を入れて煮る
- 薄めのだし汁で煮る
この2つのどちらかをやってみてください。
水だけを加えて煮るより、酒か出汁を加えた方がいいようです。
もし、濃い味つけが戻らないようでしたら、刻んで混ぜご飯にしたり肉じゃがコロッケに変身させてしまいましょう。
肉じゃがの味付けの割合は?
肉じゃがの味付けの黄金比は、砂糖2:酒1:醤油2が理想とされています。
また、みりんを仕上げに大さじ1杯ほど加えると照りがでて見栄えがよくなります。
味がしみた美味しい肉じゃがをつくるには、
- 砂糖と酒を先に加え、あとから醤油を入れる
- 煮えたら少し時間をおく
この2つが大切です。
砂糖と酒を先に入れて煮始め、少し具材に火が通り始めたら醤油を入れましょう。
醤油から先に加えると味付けは失敗しやすくなります。
食材に塩分が先に入り込んでしまうと具材が固くなり、甘い味がつきづらくなるからです。
味を含ませるにはある程度の時間が必要ですので、少し置いてから味を確認してください。
肉じゃがの味付けは、黄金比を意識して作るようになると味が安定して、作るのも楽になりますよ。
黄金比を使った肉じゃがのレシピ
◆材料 (作りやすい量)
- じゃがいも 2~3個
- 豚薄切り肉か豚小間肉 200g
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1/2本
- しらたき 1パック
- 砂糖 大さじ4杯
- 酒 大さじ2杯
- しょうゆ 大さじ4杯
- みりん 大さじ1杯
- サラダ油 大さじ1杯
◆作り方
- じゃがいもは一口大に、玉ねぎはくし切り、にんじんはいちょう切りにする
- 白滝は食べたやすい大きさに切って下茹でしておく
- 鍋にサラダ油を大さじ1くらい入れ、野菜と白滝を炒め野菜に火が通ったら肉を入れる
- 砂糖と酒を入れ水をヒタヒタになるように加えて煮る
- あくを取り除き、醤油を加えて煮えたらみりんを回しかける
火を止めて少し時間をおきましょう。
味がしみた美味しい肉じゃがになっていますよ。
まとめ
肉じゃがの味がしみない、薄い時、濃い時の対処法をお伝えしました。
- 少し時間が経って肉じゃがに味がしみていなければ調味料を足して煮る
- 肉じゃがの味が薄い時は、煮汁を半分にして調味料かだしを足して煮る
- 肉じゃがの味が濃い時は、煮汁を全部他の容器に移し、水と酒もしくは薄いだし汁で煮る
- 肉じゃがの味付の黄金比は、砂糖2:酒1:醤油2
次回肉じゃがを作るときは、黄金比を参考に作ってみて下さいね。
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