きんぴらごぼうを作ったら、保存方法はどうしていますか?
きんぴらごぼうの日持ちは冷蔵で3~4日、冷凍で1ケ月ほどになります。
常温でも保存できますが、冬でも1日から1日半ぐらいしか日持ちしません。
きんぴらごぼうを保存するときは、熱湯やアルコールでしっかり殺菌した密閉容器に入れて保存しましょう。
そのさい、少量ずつ保存しておくと、一品欲しい時に重宝します。
温め直して食べるときは、直前にレンジで1分加熱、ふたを開けて全体を混ぜてさらに1分加熱してから頂きましょう。
一度箸をつけたものを保存するときは、食中毒予防のためにも食べる直前に鍋に移し替え火入れをして食べるのがおすすめです。
今回は、きんぴらごぼうの保存方法、常温、冷蔵、冷凍の3パターンを紹介します。
食物繊維が豊富で栄養たっぷりのきんぴらごぼうを、たくさん作って正しく保存しましょう。
きんぴらごぼうの冷蔵での日持ち
きんぴらごぼうの冷蔵での日持ちは、3~4日ほどになります。
肉やこんにゃくを入れたきんぴらごぼうは、もう少し短く2日程度になります。
日持ちさせるコツは、味を濃い目にすることと水分を飛ばすことです。
きんぴらごぼうの冷蔵保存方法
きんぴらごぼうは、一度箸を付けたものは傷みやすくなりますので、保存する分は先に取り分けておきましょう。
熱湯消毒かアルコール消毒した密閉容器に入れて保存します。
食べるときの加熱方法
- レンジで1分加熱、ふたを開けて熱が均一に伝わるように混ぜてさらに1分加熱する
- 鍋に移し替えて火入れする
どちらの方法でも大丈夫です。
大体の食中毒の菌は、75℃以上で1分以上その食材の中心部まで熱を加えると死滅します。
でも食中毒の菌の中には熱に強いものもあり、日持ちすると言われているきんぴらごぼうでも正しい保存方法をしないと早く傷んでしまうことがあります。
食べる前に変な匂いがしないか、粘り気が出ていないかチェックしましょう。
きんぴらごぼうの冷凍での日持ち
きんぴらごぼうの冷凍保存は1ケ月ほど可能ですが、保存期間が長くなると多少風味は落ちてきます。
冷凍保存の目的は「作り置き」か「お弁当用」になることが多いかもしれませんが、両者とも少量ずつ保存するのがおすすめです。
きんぴらごぼうの冷凍保存方法
きんぴらごぼうを作り置きとして保存するときは、小さめの密閉容器に入れて保存すると一品欲しい時にすぐに解凍できて便利です。
レンジで解凍するときは加熱し過ぎに注意しましょう。
加熱時間が長過ぎるとカラカラに乾燥してしまいます。
お弁当用に冷凍する場合は、煮汁を切ってからおかず用のカップに入れて密閉容器で保存します。
レンジで解凍し、必ず冷めてからお弁当箱に詰めましょう。
きんぴらごぼうは常温で保存できる?
きんぴらごぼうは常温でも保存可能です。
ですが、期間は冬の寒い時期だけにしておいたほうが安心です。
きんぴらごぼうは、おせち料理のお重に入るぐらい日持ちがする料理ですが、常温で保存できるのは1日から1日半ぐらいが目安になります。
暖房が届かないところに置いておきましょう。
冬の寒い時でも食中毒予防のため、食べる前に鍋に移し替えて火入れをするか、レンジで1分以上加熱してから食べましょう。
前日の作り置きを弁当に詰めても大丈夫?
前日の作り置きは、加熱してから使うことでお弁当に詰めても大丈夫です。
レンジで1分以上加熱するか鍋で火入れし、冷ましてから入れてくださいね。
熱いままだとお弁当箱のふたに結露して、菌の繁殖につながってしまいます。
基本的に作り置きしたものをなるべく日持ちするコツは、味を「濃い目」につけることと無駄な水分を飛ばすことにあります。
でも、「炒め煮」という方法を使うきんぴらごぼうは、アツアツの状態から冷める段階で味がしみる料理です。
最初から「濃い目」を意識しすぎて調味料を多くしてしまうと失敗してしまうこともあります。
一度冷まし味見をして、味が薄かったら調味料を足してもう一度煮るとうまくいきますよ。
是非、試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
きんぴらごぼうの日持ちと保存方法について紹介しました。
- きんぴらごぼうの冷蔵保存の日持ちは3~4日程度
- きんぴらごぼうの冷凍保存の日持ちは1ケ月ほど
- きんぴらごぼうの常温保存の日持ちは1日から1日半
- 作り置きをお弁当に入れるときは、鍋で火入れするかレンジで1分以上加熱する
きんぴらごぼうを日持ちさせるコツは、味を濃い目につけることとマメに火入れをすることです。
ごぼうを切るのは大変ですが、きんぴらごぼうを作り置きしておくと便利ですよね。
せっかく作ったきんぴらごぼうが傷んだりしないよう正しく保存しましょう。
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