天皇陛下が乗る車にナンバープレートがないけど実は付いている?

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2019年5月1日から「令和」が始まり、この日は朝から新天皇即位で日本国中が盛り上がっていました。

当然TV番組も朝から即位関連のものが放送され、新天皇が赤坂御所から皇居へ車で移動する様子も生中継されていました。

その移動の際、陛下が乗られていた車がネットで話題になりました。

その話題の多くは天皇陛下が乗られた車の種類や値段などについてですが、中にはその車両にナンバープレートが付いていないことに対するものありました。

実は筆者もその中継を見ていてナンバープレートが付いていないことに気づきました。

天皇陛下が乗る車だから特別待遇なんだろうな、くらいにしか思いませんでしたが、ネット上でも同じように気にする声が多くあったので、今回はその件について調べてみました。

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御料車のナンバープレート

天皇皇后両陛下や皇族の方が乗る車のことを、御料車(ごりょうしゃ)と呼びます。

その御料車にはナンバープレートが見あたらなかったので、皇室は治外法権でナンバーを付ける必要がないのかと思いましたが、実は道路運送車両法(道路運送車両法施行規則第11条第2項)の規則により天皇御料車ナンバープレートを取り付ける必要があるそうです。

そのナンバープレートは以下のように定められています。

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引用元:山梨県軽自動車協会HP

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直径10cmの円形プレートが、御料車のナンバープレートになるようです。

御料車も道路運送車両法に則り、2年に1度の車検があり、宮内庁の管理部車馬課自動車班という部署が皇居内の施設で、車両の整備や車検を実施するそうです。

なのでよく見ると、御料車にも車検証が貼ってあるとのこと。

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御料車の種類

御料車と呼ばれる車両は10台ほどあるそうなのですが、そのうち特別な儀式などでは、トヨタのセンチュリーを改良した「センチュリーロイヤル」と呼ばれる車両が使用されます。

これまでセンチュリーロイヤルは4台でしたが、令和元年11月10日に行われる「祝賀御列(おんれつ)の儀」のパレード用に新たにオープンカータイプのセンチュリーロイヤルが製造され、現在は5台となっています。

その新しいセンチュリーロイヤルのナンバーは、「皇10」になります。

これは、平成天皇の「祝賀御列の儀」と令和天皇が皇太子の時の「結婚の儀」で使用された、ロールス・ロイス・コーニッシュⅢ(2018年に廃車)に使用されていた「皇10」を引き継いだ形になります。

ちなみに「皇10」以外のセンチュリーロイヤルには、「皇1」から「皇5」が使用されています。

ただし、「皇4」は欠番となっているようです。

「皇1」車両は天皇皇后両陛下専用となっていて、価格は5,250万円。

「皇2」は寝台車(霊柩車)仕様ですが、価格は公表されていないようです。

「皇3」「皇5」は国賓送迎用で防弾性能などが他の御料車より強化されていて、価格は9,450万円もするそうです。

「皇10」の正確な価格は公表されていませんが、予算は8,000万円だったということです。

ちなみに、ベースとなるトヨタセンチュリーの標準価格は、1,996万円です。

センチュリーロイヤルの内装は、天井に和紙が張られていたり、後部座席には毛織物を使用するなど、各種装飾部位には最高級の素材を使用しているそうですが、皇室のためだけに開発されたもので、一般販売はされていないとのことです。

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まとめ

天皇陛下が乗られる御料車、センチュリーロイヤルのナンバープレートについて見てきました。

皇族だからと言って特例でナンバープレートがない訳ではなく、きちんと法律に則り設置されていました。

と言ってもやっぱり、通常のプレートとは全く別のものなので特別なことには変わりないですね。

きちんと車検を通さなければいけないところは、皇族であっても日本のルールに則っているのが少し身近に感じられますね。

もし実際に御料車を目にする機会があったときは、ぜひナンバープレートに注目して「皇」の何番か確認してみてください。

それではこの辺で失礼します。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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