芝生が気付けば雑草だらけになっても復活の策があります。
芝生が雑草だらけのときは
- 液体除草剤をまく
- 枯れたら手で抜くか芝刈り機で刈り取る
- 粒剤除草剤をまいて予防する
芝生が雑草だらけの状態になった場合、いきなり手で抜くのはやめて除草剤を上手に使って根っこからしっかり抜いていくことが大切です。
芝生は、春は月に1~2回、夏は月に2~3回芝刈りをするといい状態を維持ができます。
芝生が雑草だらけの状態から完全復活するまでは1ヶ月くらいかかります。
雑草対策を行う時期は、梅雨明け直前7月頃です。
全体的にしっかりと草刈りを行うとその後が少し楽になります。
草刈り後は、粒剤除草剤を巻いておくと雑草の予防になります。
また、芝生の休眠期が明け始めるタイミングの3月にも粒剤除草剤をまいておくと効果的です。
今回は、雑草だらけになった芝生の復活方法と簡単にできる雑草対策をご紹介します。
雑草だらけの芝生を復活させる方法
雑草だらけの芝生は、そもそも一日二日では綺麗な芝生に復活しません。
雑草が多い場合は天候にもよりますが、3週間から1ヶ月くらいのスパンで作業していきましょう。
雑草は、手で抜くのには限界があります。
除草剤で根を枯らせれば腕力も必要なくなります。
除草剤は上手に利用していきましょう。
除草剤をまく
除草剤には主に2種類ありますが、今生えている雑草に対しては、液体タイプの除草剤が効果を発揮します。
液体除草剤は、まいてから早くて3日、だいたい1週間ぐらいたったころが刈り時です。
液体除草剤は、光合成を阻害し植物の生長ホルモンを乱す効果があります。
細胞分裂を遅らせ生長を止める働きもします。
どの除草剤を使ったらいいか迷ったら、芝生の肥料入りの除草剤を使うのもおすすめです。
芝刈り機を使う
手で抜くのが大変な場合、雑草が枯れてきたら芝刈り機を使っていきましょう。
芝刈りで取った草で根が残ってしまったとしても、葉の部分が刈られることで光合成機能を失うので、成長を遅らせることができます。
芝刈りをマメに行っていると芝の密度が濃くなるため、雑草が生えるスペースが減って段々雑草の量が減って楽になりますよ。
芝生の雑草対策
芝生の雑草を増やさないためにはお手入れが欠かせません。
特に5月から10月までの芝生の育成時期は、雑草対策が必要です。
11月から2月頃までは、雑草に気付いたら抜く程度で大丈夫です。
粒剤除草剤をまく時期としては、雑草が出てくる前の3月が効果を発揮します。
梅雨明け前の7月にしっかり草刈りをしておくのもポイントです。
7月に根こそぎ抜いておけば、雑草は生えても手が付けられないほどにはならないので真夏になる前に必ず草刈りをしましょう。
草が生えている状態なら液体除草剤をまくと抜き取りやすくなります。
また、雑草が目についたらすぐ引っこ抜けるように軍手を見えるところに置いておくのも一つです。
立ったまま使える立ち鎌を使うと腰の負担がなく草刈りができますよ。
また、草を抜いた部分は、柔らかく草が生えやすくなっています。
雑草を抜いたら軽く踏んで固くしておくのも雑草対策として有効です。
除草剤の注意点
基本的に、除草剤をまいたら最低3日間はペットや小さい子供を遊ばせないようにしましょう。
除草剤を巻く際は、以下の準備が必要です。
- 手袋
- 眼鏡
- マスク
自分に薬剤がかからないように注意して行ってください。
作業は風の強い日は避けるようにします。
除草剤をまくのは雨あがりが効果的と言われています。
液体の除草剤は、葉や茎から浸透するため雨の影響は受けにくいです。
粒剤タイプの除草剤は、地面が湿っていた方が早く効いてくるようです。
芝生の張替費用はどのくらい?
芝生の張替の費用は、10㎡で10,000円から30,000円ぐらいが相場のようです。
エアレーションや草刈り機での草刈りを依頼すると10,000円ぐらいかかります。
庭のどこから手ををつけていいかわからない人は、一度専門家に依頼してみるのもおすすめです。
芝生の張替やお手入れのコツを詳しく知ることができますし、次からの手入れが楽になるでしょう。
まとめ
今回は、雑草だらけの芝生を復活させる方法と雑草対策をお伝えしました。
芝生が雑草だらけのときは
- 液体除草剤をまく
- 枯れたら芝刈り機で刈り取る
- 粒剤除草剤をまいて予防する
雑草対策は
- 芝生が休眠時期から明ける3月に粒状除草剤をまく
- 5月~8月までは、月1~2回芝刈りをする
- 7月は全体的に丁寧に草取りして粒状除草剤をまく
雑草のない美しい芝生にするためにも除草作業はマメに行いましょう。
コメント