ラグビーはフィジカルがぶつかり合う激しいスポーツです。
そのため、ルールも多く観戦する人にも気になることが多いかもしれません。
そんな気になることの一つである、ユニフォームをつかむという行為はどうなっているのでしょうか。
ラグビーで相手のユニフォームをつかんでもいいかどうかについてまとめてみました。
タックル時ユニフォームをつかむのは違反にならない
ラグビーでは、タックル時にユニフォームをつかむのは反則になりません。
ただしそれは、ボールを持った選手に対してのみです。
タックルしにいったが、振り切られそうになりユニフォームを引っ張るのも反則にはなりませんが、相手選手の襟をつかんだ場合は、危険なタックル(ハイタックル)で反則を取られる恐れがあります。
ユニフォームをつかむことはかつては容易にできましたが、現在はユニフォームが身体に密着したものが多くつかみにくくなっています。
また、引っ張られても破れにくいように頑丈な素材で作られていたりします。
そのようなウェアの進化もあり、相手の進行を止めるためにユニフォームをつかんだり、引っ張ったりすることはルール上認められていますが、やりにくくなっています。
ユニフォームをつかんで反則になるのは?
ラグビーのルールでは、ボールを持った選手にしかタックルができません。
それと同様にユニフォームをつかむ行為も、ボールを持った選手にしかできません。
ボールを持っていない選手にタックルをしたり、選手のユニフォームをつかんだ場合は、ノーボールタックルという反則を取られてしまいます。
ちなみに、スクラムのときフロントローのプロップ(一列目の両サイド)は、相手プロップのユニフォームをつかなければいけません。
タックルのとき以外で、ユニフォームをつかめるのはこの時だけです。
まとめ
ラグビーは、相手のユニフォームをつかんでも反則にならないのかについてまとめてみました。
タックルの時はユニフォームをつかんでも反則にはなりません。
ラグビーは、紳士のスポーツなどと称されますが、他の競技では悪質とされるユニフォームをつかむという行為が許されるのは、なんとも不思議ですね。
でもそこがラグビーの面白いところかもしれません。
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