ナムルの作り置きの日持ちがどのくらいか知っていますか。
定番の豆もやしやホウレンソウなどのナムルの日持ちの目安は、だいたい3日ほどです。
ナムルは味付けに塩を使用するため野菜から水分が出て微生物が繁殖する可能性がありますので、必ず冷蔵庫にて保存してください。
ナムルは、作り置きの副菜として冷凍保存も可能です。
ナムルの冷凍保存での日持ちは約1ヶ月です。
また、前日作ったナムルは弁当に入れることが出来ます。
その際、食中毒を予防するため水気をしっかり取り除いてから入れることが大切です。
ただし、ナムルをお弁当に入れるのは夏場の暑いときは避けた方が賢明です。
今回は、ナムルの作り置きについて冷蔵庫や冷凍庫での日持ちや注意点などをお伝えします。
ナムルの冷蔵での日持ち
ナムルの日持ちは2~3日が目安になります。
ナムルに使われる定番の材料は下記の通りです。
- もやし
- 豆もやし
- 小松菜
- ほうれん草
- にんじんを
- 大根
- きゅうり
- わらび
- ぜんまい
上記の材料で作ったナムルの日持ちは冷蔵庫で約2~3日程度です。
ナムルの味付けには、塩を使いますので時間が経つにつれて野菜から水分が出ることは避けられません。
水分が抜けると味も薄くなってしまうため、出来るだけ早めに食べた方がよさそうです。
特にもやしは水分が多く出るため、3日以内が理想的です。
もやしのナムルを作り置きする際は、少量の酢と塩を入れて茹でるともやしの臭い消しや殺菌効果が期待出来ます。
さらに、もやしは茹でたあと冷水にさらさず、冷めたらしっかり絞ってから味付けをします。
ほうれん草や小松菜の場合も茹でた後にしっかり絞り、切った後にさらに絞るようにしましょう。
野菜の水分を取り除くことが傷みを予防し、日持ちさせるコツになります。
また、きのこを使用したナムルも水分が多く、出来るだけ3日以内に食べ切るのがおすすめです。
にんじんのナムルを作る際は、茹でる方法以外に炒めてから味付けする方法もあります。
炒めることで程よく水分が抜けるため、茹でたりレンチンして作るレシピより多少もちがよくなります。
にんじんのナムルを作り置きするときは、炒める作り方がおすすめです。
ナムルはどの材料をつかった場合でも常温では腐りやすく、ほとんど日持ちしないと考えた方がよさそうです。
ナムルをつくって粗熱が取れたら必ず冷蔵保存しましょう。
ナムルの冷凍保存での日持ち
ナムルは冷蔵保存できる期間が短いため、お弁当に使いたい場合は冷凍しておくと便利です。
ナムルの冷凍保存での日持ちは約1ヶ月が目安になります。
冷凍の際は、1食分ずつシリコンカップなどに入れてからジップロックに入れて保存するのが望ましいです。
小分けにすることで使いたい分だけ取り出すことができて、解凍スピードも早めることができます。
食べるときは、5~6時間前に冷蔵庫に移動させて戻す方法がよいとされています。
電子レンジでの解凍は水分が抜けてしまったり食感を損なったりすることがありますので、注意が必要です。
もやしのナムルは冷凍保存は可能ですが、水分が抜けて食感が悪くなってしまうことがあります。
味が落ちてしまったもやしのナムルは中華スープなどの具として使って美味しくいただきましょう。
また、ほうれん草のナムルを作る際は、しっかり水分を絞ることでえぐみやシュウ酸を取り除くことができます。
ほうれん草のナムルは味付けの際にごま油を使うことで表面がコーティングされ、冷凍庫での乾燥を防ぐことができます。
ほうれん草のナムルは冷凍保存に向いていますので、作り置きの際は沢山作って小分けにして冷凍保存するとよいでしょう。
前日のナムルは弁当にしても大丈夫?
ナムルは前日に作って弁当に入れることは問題ありません。
お弁当に詰めるときに水分が気になったらキッチンペーパーなどに吸わせましょう。
上からすりごまをふりかけておくと、ごまが余計な水分を吸ってくれますよ。
もやしのナムルをお弁当に入れる場合に傷みにくくする方法は、
- もやしを50℃のお湯に2分間浸ける
- お湯を沸かし酢と塩で1分ほど茹でる
- しっかり絞ってから大さじ1杯ほどの油をからめる
もやしを50℃のお湯につけたり、酢を入れて茹でたりすることで殺菌効果が得られます。
水分は何度絞っても出てしまいますが、しっかり絞ることで味も入り傷みの予防になります。
もやしのひげ根は取った方が食感や見た目がよくなりますので、お弁当に入れる場合は取る方がおすすめです。
まとめ
ナムルの作り置きの日持ち期間や冷凍での保存についてお伝えしました。
- ナムルの冷蔵保存での日持ちは2~3日が目安
- ナムルの冷凍保存での日持ちは約1ヶ月
- 前日のナムルは弁当に入れることは可能
たくさん野菜が摂れるナムルは作り置きしておきましょう!
コメント