めんつゆは、なくなるまで冷蔵庫に入れっぱなしにしていると、知らないうちに傷んでカビが発生していることがあります。
まだいけるかな?と思って食べて味が変だったらそれはカビのせいです。
蓋や注ぎ口がカピカピになっているめんつゆに浮遊物があったら、気づかないうちにカビの菌が繁殖していたのでしょう。
カビは見た目より広がっていることがあるため、食べらるの控えましょう。
カビは末期になると白くうっすら表面を覆っていたものが、塊になってきます。
味も臭いも変わりますので、気付いたら廃棄してくださいね。
今回は、カビが生えてしまっためんつゆについ、て原因や対処法を紹介します。
めんつゆのカビ食べたけど大丈夫?
めんつゆの容器にちょっとカビが付いていた!という程度なら特に症状は出ないかもしれません。
でも、カビが繁殖しためんつゆを丼一杯飲み干してしまったら腹痛を起こす可能性は高いです。
一度加熱して沸騰させても、元のめんつゆに戻るわけではないので効果はありません。
めんつゆで発生するカビの毒性は強くないと言われていますので、2日ぐらいおなかをこわすことがあっても重症化はしないことが多いようです。
ただ、持病がある方や抵抗力がない方は治りが悪いこともありますので、症状が回復しない場合は、受診した方がいいでしょう。
めんつゆのカビの見分け方
いつ開けたか忘れてしまっためんつゆは、腐ってないか確認してから食べた方が安心です。
めんつゆの臭いが強くなっていて食べてみると酸っぱく、ものによっては薬品のような苦味がします。
カビが発生しているかの見分け方は、
- 蓋や注ぎ口に注目!白い粒々がついていたりベタベタしている
- 白い浮遊物がある
- めんつゆに泡がたっている
浮遊物や泡はカビの末期症状になると大きくなり、明らかに嫌な臭いもします。
カビが発生して腐っているめんつゆは加熱しても滅菌できません。
食べると身体に害を及ぼしますので廃棄してくださいね。
めんつゆ開封後は冷蔵庫に保存して、料理などにどんどん使って早く使い切りましょう!
めんつゆのカビの原因
めんつゆのカビは「水分」が原因です。
冷蔵庫に入れていても、開封したときに付着した雑菌と合わさってじわじわとカビの胞子を作り出しています。
ふたの閉め方が甘かったり、注ぎ口をふき取っていなかったりするのも空気に触れて雑菌が繁殖しカビの要因になります。
3~4倍濃縮タイプのめんつゆは、水分が少なく塩分が多いため傷みにくく、カビの発生も遅いことが多いです。
反対に、そうめんのつゆに多いストレートタイプは水が多く入っていてカビが繁殖しやすいです。
ストレートタイプは食べるときに水加減を考えなくても、器に注いですぐ食べられる便利商品ですが、いつも残ってしまうかたは、二重構造になっている密閉ボトルに入っためんつゆを購入するといいですよ。
外からの影響を受けづらく酸化やカビを防ぐことができる構造になっているため、賞味期限が長く
他のめんつゆと違って開封後も常温保存も可能です。
特に「キッコーマンの極みつゆ」は、開封後も香りと風味が落ちず常温保存で賞味期限が60日なのでおすすめです。
賞味期限に追われてしまう方は、試してみてはいかがでしょうか。
めんつゆの保存方法は?
未開封時は、直射日光の当たらない冷暗所、開封後は冷蔵保存が必須です。
ふたもしっかりしめないと酸化して、品質の劣化につながってしまうので注意しましょう。
めんつゆの開封前の賞味期限は、約1年ですが、開封した後は安全に食べられる期間は短いです。
特にそうめんのつゆに多いストレートタイプは、水分が多く塩分濃度が低いため保存性がありません。
保存料や防腐剤を使用していないものも多く、開封後は2~3日とされています。
めんつゆは、冷凍保存も可能ですが、解凍時に薄くなってしまうので、3~4倍濃縮のものがおすすめです。
食べるときは、自然解凍か凍ったまま鍋に入れてすぐに使えます。
製氷皿に入れてからジップ付きの袋に入れておけば、1~2カ月は日持ちしますよ。
二重構造の密封ボトルのタイプのめんつゆは、基本的に開封後も常温保存が可能ですが、夏場など室温が30℃近くまで上がってしまうおそれがあれば冷蔵保存の方が安心です。
まとめ
今回は、カビが生えためんつゆの見分け方や原因、保存方法をお伝えしました。
- めんつゆのカビは少量なら食べても影響がないことが多い
- めんつゆのカビを大量に食べて症状が回復しなければ受診が必要
- めんつゆの蓋や注ぎ口に白い粒があり浮遊物があったらカビが繁殖している
- めんつゆのカビの原因は水分
- めんつゆの保存方法は、未開封時は冷暗所開封後は冷蔵保存
めんつゆはカビが付く前に使い切ってしまいましょう。
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