やすらぎの刻(道)第29話ネタバレ青っ洟が婚約!三平達兄が結婚しない訳

yasuraginotoki 29 やすらぎの刻

第29

【登場人物】

  • 根来公平・・・風間俊介
  • 根来三平・・・風間晋之介
  • ニキビ・・・関口アナン
  • ハゲ・・・両角 周
  • 青っ洟・・・若林元太
  • ヨシコ・・・真凛
  • 菊村 栄・・・石坂浩二
  • 三枝奈々・・・東松史子
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青っ洟が婚約

鎮守の森にいた公平と三平のところにやってきたハゲが、青っ洟が婚約したと言ってきた。

それを聞いた二人は驚く。

 

公平とニキビとハゲの3人が、道を歩きながら青っ洟の婚約のことを話している。

ハゲ曰く、満州に行ってからでは日本人女性との結婚が難しいので、婚約を急いだ。

結婚はまだで、満州に行く前に結納だけは済ませてしまうということらしい。

 

肥溜めを運んでいる青っ洟に3人が駆け寄り、婚約者のことについて追求した。

いろいろと質問を畳み掛けられた青っ洟は、「へへへ・・・」と不敵な笑み浮かべ、肥溜めを片付けに行った。

公平たちは、青っ洟がおかしくなってしまったと顔を見合わせた。

肥溜めを片付けてきた青っ洟と公平たちが道を歩きながら、改めて婚約者のことを聞いている。

名前は「ヨシコ」、出身は折尾という村、公平たちの中で彼女を知っているものはいなかった。

年は21歳で青っ洟の3歳年上。見てくれはいまいちだが、笑顔が可愛くて気立てがすこぶるいい。

身長は青っ洟よりすこし高い。体型はぽっちゃりで、肌はすべすべの色白。

胸は、パイオツカイデーで牛並み。

それを聞いて盛り上がる公平たちだった。

ニキビが急な婚約の理由を青っ洟に尋ねると、「子供を作るのが日本男子のお国に尽くす道」と荒木から言われ、結婚を急かされたとのことだった。

それを聞いた公平が舌打ちし、ハゲが「荒木の親父は何じゃ偉そうに!作りすぎて自分の子を人買いに売っといて!」と皮肉った。

青っ洟が「最近満州に行くものには、できるだけ早く嫁を持たして子供を増やそうっちゅう運動があるそうじゃ」と言うと、「わしら種まき機か!」とハゲがツッコミを入れた。

そしてニキビが青っ洟に「お前はもうその娘に種づけしたんか?」と聞くと、「まだじゃ。種づけの方法をわしゃまだ知らん。お前ら知っとるか?」と青っ洟が3人に聞くが、3人とも「知らん」と答えた。

ニキビが、自分たちが子供を作っていないことに「情けない!わしら全員、非国民だぞ」と叫んだ。

〈菊村のナレーション〉

「非国民・・・。なんとも懐かしい言葉である」

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日本の人国減少を憂う菊村

菊村が自室で、日本の人口減少について述べている。

世界の人口が爆発的に増えている中で、日本の人口は絶望的に減少している。

1億2000万人の人口が40年後には9000万人に、100年後には5000万人、西暦3000年には2000人になる。

性交を快楽の道具にしてしまった現代の日本人は、子供を作らなくなった。

代わりに医学の進歩で長生きする高齢者が国中に溢れ返った。

目的を失った老人たちが、生きる夢もなく命を繋いでいる。

 

公平たちのいる昭和16年の日本人は、産めよ増やせよの国策にのって、子どもの生産に真面目に励んでいた。

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三平、結婚感を語る

夜、公平が寝床に入っている。

そのそばで三平がしのの絵を描いている。

公平が「兄ちゃんはしのちゃんと結婚する気か?」と尋ねた。

何も答えない三平に、公平が続けて「大体うちは公一兄ちゃんも公次兄ちゃんも嫁を取るのが遅すぎんか?どうしてうちには嫁が来ないんだ」と嘆き、「三平兄ちゃんも早いとこ、しのちゃんをもらっちまえ。そうせんと他の誰かに盗られるぞ」と言った。

すると三平が「分かりもせんで偉そうなこと言うな。みんな怖いから我慢しとるんだ」と返した。

「怖いって何が?」と公平が聞き返すと、「徴兵だ」と三平が言った。

三平は来年徴兵検査を控えており、公一はすでに検査を終えている。

赤紙がくれば戦場へ行くことになり、いつ死ぬか分からないと三平は語った。

そして以前、公次と交わした会話の話をした。

公次には好きな人がいることを知った三平が、「軍隊に入るなら兄ちゃんどうして早くその人を嫁にもらわんのか?」と公次に聞くと、「もし嫁にもらって自分が戦死したら、その嫁はどうするんだ?悲しむべ。寂しいべ。ひとりで苦しむべ。」と公次は笑ってそう答えた。

「好きな人を不幸にすることはできねえ。俺も同じだ。公一兄ちゃんも多分同じだ」と三平は語った。

公平は黙って話を聞いていたが、まだ深くそのことについて理解していなかった。

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青っ洟の逢い引きをのぞき見

翌夜、公平とニキビとハゲの3人が、青っ洟の婚約者ヨシコを見ようと折尾のヨシコの家に向かう青っ洟のあとをこっそりつけていた。

ヨシコの家の茂みに隠れて、様子を伺う3人。

待ちくたびれていると、青っ洟が提灯片手にヨシコと家から出てきた。

そして、青っ洟が人気のない所にヨシコを連れていき提灯の灯を吹き消すと、二人は抱き合いキスを交わした。

それを目撃した公平が「あれが世に言う、接吻ってやつか?」と目を丸くした。

青っ洟は、家に戻るヨシコをニヤニヤしながら見送ると陽気に歌を唄いながら帰路に就いた。

そんな青っ洟を公平たち3人は、物陰から飛び出して脅かし、追いかけ回して、第29話終了。

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