やすらぎの刻(道)第27話ネタバレニキビのジジイの恋話とニキビの恋話

yasuraginotoki 27 やすらぎの刻

第27

【登場人物】

  • 根来(浅井)しの・・・清野菜名
  • 根来公平・・・風間俊介
  • 根来公一・・・佐藤祐基
  • 根来三平・・・風間晋之介
  • ニキビ・・・関口アナン
  • 甲田仁吉・・・大蜘蛛英紀
  • 甲田友介・・・伊藤正之
  • ニキビの母・・・真下有紀
  • 岡山・・・湯沢 勉
  • 村人・・・真田幹也
  • 根来鉄兵・・・平山浩行
  • 根来アヤ・・・岸本加世子
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ニキビの爺さん、未だ行方不明

水沢から帰ってきた鉄兵が、根来家で飯を食べている。

そこにニキビの家族が慌ててやって来て、爺さんが水沼にいたのか聞いてきた。

鉄兵は飯を掻き込み、お茶を一杯飲んでから水沼でのことを話しだした。

ニキビの爺さんは水沼にはいなかったが、その村でもニキビの家同様、ボケの始まったトメさんという婆さんが行方不明になっていた。

そのトメ婆さんの家族も移民団への参加を決めていて、婆さんひとりを日本に残して満州に行くことになっていた。

そこに、村人のひとりがやってきて、同じ村の岡山のところの爺さんが思い出したことがあるから誰か呼んできてほしいと伝えてきた。

そこで、ニキビと公平が岡山の爺さんのところへ向った。

岡山の爺さんは、以前ニキビの爺さんから聞いた話を語りだした。

その話は、寄り合いの帰りに道で当然ニキビの爺さんから聞かされたというもので、ニキビの爺さんが婿養子で小野ヶ沢に来る前、まだ水沼に住んでいるときに付き合っている女性がいたが、周囲に別れさせられたという話だった。

そしてその相手の女性の名前は「おトメちゃん」だったと岡山の爺さんが言った。

 

ニキビの家で、ニキビの両親とおじと公平が、岡山の爺さんから聞いた話について話している。

皆、ボケた爺さんが昔の付き合っていた女性のことを思い出すのか、そして何十年も会っていない人の顔を覚えているのかと不思議がった。

そこでニキビが父親に、「母ちゃんに何十年ぶりに会ったら、昔の母ちゃんだってすぐに分かると思う?」と尋ねると、「どうかのう~、うちの場合は少しずつ老けるのを毎日見とって見慣れとるからのう」とふざけた。

家に帰った公平が、母のアヤに同じ質問をすると「分からんよ。大体昔の父ちゃんの顔を思い出せっちゅうても思い出さんもん」と返した。

それを聞いた三平が「それはおふくろに愛情が足らんからじゃ」と言い、「まあそれは人それぞれじゃない?」と公平が言うと、公一が「分かったようなこと言うんじゃない」と公平を一喝した。

するそこにニキビのおじがやってきて、岡山の爺さんが話したトメ婆さんのことが気になるので、公平にニキビと一緒に水沼に行ってくれるようお願いした。

公平は快諾し、ニキビと共に水沼へ向った。

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ニキビ、衝撃の告白

水沼へ向かう道中ニキビが、爺さんが昔女性に惚れて熱くなる時代があったことが信じられないと言った。

それを聞いた公平が「青春ていうのはそういうもんだべ。俺らがいつかじじいになってよ、子供ができて、孫ができてよ、その孫が俺らの年になってよ、そいつらも俺らを見て同じように思うぜ。このじいさまにも昔、そういう恋をした時代があったんだろうかってな。」と語った。

しばらく道を歩いていると「お前、今誰か好きな女の子おるんか?」と公平が尋ねた。

ニキビは「おる」と答え、公平が「誰だ」と聞くと、何も答えないニキビに「相手にはその事伝えたのか」と聞いた。

満州に行ったらもう会えないから伝えていないと答えるニキビに、しつこく誰なのか聞いてくる公平。

黙って聞いていたニキビが突然「お宅のしのちゃんだ」と言った。

それを聞いた公平は「アタァ~」といって驚いた。

そしてニキビは「お前がしのちゃんを好きなことも分かってるし、三平兄ちゃんとしのちゃんが惚れ合ってることも承知の上だ。だけどしのちゃんは俺の天使だ。触りもしねえし、本人にも言わねえ。俺の心にずっとしまっとく。だからお前も黙っててくれ」と言った。

それを聞いた公平は小さく「分かった」と答えた。

公平はニキビの後ろを歩きながら心の中で「またひとり身近に恋敵が現れた。でもこの新しい恋敵は間もなく満州に・・・戦いの圏外に去る奴であり・・・」とつぶやいた。

しばらくするとニキビが「いつかまた俺たちこんな話しながら、こうやって一緒に歩くことあるのかな?」と聞いてきて、「あるさ」と公平が答えた。

「だけど満州に行っちまったら、今度いつまたここに戻れるか・・・」とニキビが言うと、公平は切ない気持ちになった。

水沢に着くと、何故か鉄兵がいて公平たちの方へ向ってきた。

そしてニキビに「お前のじっちゃんが見つかった!やっぱり山越えして、こっちまで来てた」と伝えたところで、第27話終了。

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