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やすらぎの刻(道)最終回ネタバレ菊村、律子の墓前に「道」を手向ける

やすらぎの刻 道 第248話 ネタバレ ネタバレ

テレビ朝日、帯ドラマ劇場「やすらぎの刻-道-」

2020年3月27日放送、最終回(248話)のあらすじをご紹介。

「道」のシナリオが流失したことを知り、怒りに震える菊村。

郷の管理体制や、原稿を回し読みしていたマヤたちに立腹した菊村は、自室に籠城し一切の連絡を絶った。

■やすらぎの刻-道-最終回(248話) あらすじ(公式ツイッター)

←第247話 シナリオ流出

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犯人探し

宗匠(蒟蒻亭乙葉/笹野高史)が「道」のシナリオを読んだことを知った菊村(石坂浩二)は、どこで原稿を手に入れたのか問い詰めた。

宗匠がロク(橋爪功)から回ってきたと答えると、菊村は持っていた新聞を叩きつけて郷の事務所に向かった。

そしてそこにいた有坂エリ(板谷由夏)に、原稿のコピーを手伝ったコンシェルジュの三枝奈々(東松史子)の所在を尋ねた。

有坂が、三枝は非番だと答えると、菊村は同じくコピーを手伝った総務の宮下一馬(平野勇樹)の居場所を尋ねた。

有坂が、駐車場にいると返すと菊村は急いで一馬の元へ向かった。

菊村は、洗車している一馬に詰め寄り、金庫にしまった原稿を持ち出さなかったか詰問した。

一馬が金庫には触れていないと返すと、菊村は再び事務所に戻り、有坂に金庫を開けるよう急き立てた。

事務所に居合わせた名倉みどり(草刈民代)が、菊村のただならぬ様子に何事か声を掛けるが、それに構わず金庫の中に原稿が入っていることを確認した菊村。

再びみどりが声を掛けると、菊村は「ここでは、人の原稿を勝手に持ち出して、コピーして回覧することができるんですか!?」と声を震わせ事務所を飛び出し、ロクのコテージに向かった。

原稿が誰から回ってきたのか聞かれたロクが、お嬢(浅丘ルリ子)だと答えると菊村はお嬢のコテージに向かった。

「お前が盗ませたのか?」と菊村が詰め寄ると、お嬢は「マヤが届けてくれたのよ」と答えた。

すると今度はマヤ(加賀まりこ)の元へ向かう菊村。

「お前が俺の原稿を持ち出したんだろ!」と菊村がマヤに詰め寄るが、「知らない!そんな話」と返され「信じられない!」と吐き捨てその場を去る菊村。

すると、みどりと有坂が菊村の跡を追いかけてきて事情を尋ねた。

菊村はすごい剣幕で、「人にはね、誰しも誰にも見られたくない、大切なものがあるんですよ!」と言って二人を置いて駆け出した。

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部屋に篭城する菊村

自室にこもり、酒を飲んでいる菊村。

〈菊村のナレーション〉

その日は、いろんな奴がやって来たらしい。

私は扉を開けなかったし、あらゆる電話を受け付けなかった。

一切を遮断して、私は籠城した。

(玄関の扉に椅子でバリケードを貼る菊村)

子どものように私はすねていた。

誰にも見せていない1年かけたこのシナリオを、他人が勝手に読み回したということに、私は傷つき怒り狂っていた。

自分の原稿を汚された気がした。

私の尊厳を無視された気がした。

 

菊村は、空腹と戦いながら籠城4日目の朝を迎える。

何者かが裏口の窓を割って部屋に入ってきた。

その音に気付き目覚める菊村。

そして、白旗を持った高井秀次(藤竜也)、白鳥洋介(上條恒彦)、施設主任の進藤秀夫(山下澄人)が、「降参!降参!先生の勝ちです」と言いながら部屋に入ってきた。

中里が玄関の椅子をどかしドアを開けると、朝食を抱えて食堂主任の橋本忠吉(納谷真大)も部屋に入ってきた。

高井が自らはちみつをパンに塗り、衰弱した菊村に渡した。

そのパンをむさぼり食う菊村。

〈菊村の心の声〉

信じられないくらい、うまいパンだった。

終戦直後にアメリカ軍が入ってきた時、初めて頂いたララ物資の衝撃的うまさを思い出した。

私の籠城は、このパンによって敗れた。

 

高井は、金庫にしまった原稿が持ち出されたことに同情し、「犯人を探し出して、断固処罰せにゃいけません」と言い、今みどりたちが犯人探しをしていることや、三枝や一馬は金庫から持ち出していないことを説明した。

そして、コピーされた原稿を読んだのは、お嬢、マヤ、ロク、宗匠の4人だけだと告げ、桂木夫人や白川玉子らが順番待ちしていると付け加えた。

それから高井は、ひとつ息をして「私の考えを言わせてください」と言って菊村に、郷の住人は皆役者の仕事に見切りをつけたように見えて、実は心の中では再起を願っていると語った。

そして、菊村が脚本を書いていることを知っていた郷の連中は、「先生の作品ならば、ぜひ出させてもらいたいってみんなそう思ってたんですよ。すごいことですよ先生、これは。みんな先生に期待してるんですよ。先生はジジババの星なんです。分かります?星です。その星の光の尻尾にくっついて、皆もう一度光りたいんです。このままじゃ、終わりたくないんですよ!」と力説し、原稿を読んでしまった彼らを許すよう菊村を諭す高井だった。

〈菊村の心の声〉

秀さんの言ったことが心に染みた。

光栄なことだと、しみじみ思った。

それに・・・自分がまだ待たれている存在なのだということに・・・身の引き締まるような幸せを感じた。

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初めてのお祝い

その日の夜、名倉理事長(名高達男)に誘われ、カサブランカにやって来た菊村。

店内に入ってきた菊村を、名倉理事長は拍手で出迎えた。

戸惑う菊村に、ホッピー(草刈麻有)が原稿が完成したお祝いだと説明した。

そして理事長からの差し入れのシャンパンで乾杯する3人。

シャンパンに口を付けたところで、名倉理事長が「謝らなくちゃいかん事があるんです」と口を開き、「原稿をコピーして水谷さん(マヤ)に渡した犯人・・・実は私です」と告げ、その経緯を説明した。

名倉理事長は、菊村が「道」のシナリオを完成させたことをマヤに話してしまい、その時彼女が目を輝かせて「読みたい!」と言い、そのときの顔が嬉しくて原稿をコピーして渡したと説明した。

「本当に失礼なひどいことをしました」と菊村に詫びる名倉理事長。

そんな名倉理事長に菊村は、「もういいじゃありませんか。僕はね、忘れました」と言って笑顔を見せた。

そして菊村は、シナリオを書き上げてお祝いをしてもらうのは初めてだと言って、名倉理事長を驚かせた。

菊村は「シナリオライターの仕事ってのは、撮影をする前に終わってるわけですから。なんだかひがみっぽい言い方ですね」と言って笑った。

するとそこにお嬢とマヤが入ってきて、菊村に「ごめんなさい」と言って頭を下げた。

菊村はそんな2人を許し、シャンパンを振舞い、改めて5人で乾杯をして「道」の完成を祝った。

 

その日の夜、菊村は公平やしのたちから祝福される夢を見た。

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マロからの手紙

ある日、マロ(ミッキー・カーチス)の娘、倉林リカコ(松本りき)が菊村を訪ねてきた。

倉林は、昨日マロの四十九日を終えたと報告し、マロ遺品を整理していたら菊村宛の手紙を見つけたと言って、その手紙を渡し帰っていった。

郷の庭のベンチに腰掛け、マロの手紙を読む菊村。

〈マロのナレーション〉

先生、まだ生きてるのか?

へへ、俺は死んじまったよ!ハハハハ・・・

死んじまった後の手紙を書くのは、なんとも爽快でいいもんだな。

俺のいなくなった後のやすらぎの郷は、一体全体どうなってるのかな。

きっとあんまり変わってねえんだろうな。

お嬢は相変わらずわがままで、マヤは相変わらずひん曲がっててよ。

まあ手のかかる女どもだけど、仕方がねえやな。

くたばるまで面倒見てやってくれ。

ああ、お前に一つ頼みがあるんだ。

お前の書いてるあのシナリオな、俺の出番があっただろうけど、付き合ってやれなくてごめんな。

申し訳ない。

代わりにと言っちゃあなんだけど、お嬢とマヤを何とか出してやってくれねえか。

あいつら引退したような顔してるけどさ、本当はまだやりたくてウズウズしてるんだよ。

表向きさ、悟ったような顔してるけどさ、ハハハハ・・・

あれは、嘘、嘘、嘘!

まだね、色気満々よ!

お前が今書いてる台本をよ、映像化する気のないのはわかってるよ。

いいんだよそれで。

ただあいつらに脚本を見せてな、あいつらに夢だけを持たせてやってくれよ。

夢を見てるうちに、あいつら死んじまうわ。

ハッハッハ・・・それでいいのさ。

どうせもう先は短えんだ。

ただ夢ぐらいは持たせてやらねえとな。

はけ口がなくなっちゃうと、あいつら何やらかすかわかんねえからな。

まあ、頼まあ~。

じゃあな。こっちで待ってるぜ。

へっへっへっへっへーだ!

スケベな話またしようぜ。

こっちでいろいろ仕込んでおくからよ。

トッピンパラリのプウだ!

シナリオ完成を律子に報告

机の上に置かれた「道」の原稿の束から、数束をバッグに入れ車でどこかへ向かう菊村。

(エンドロールが流れる)

妻の律子が眠る墓の前で手を合わせる菊村。

シナリオが完成したことを律子に報告し、菊村は原稿の束を墓前に置いた。

そして、「読んでみてくれないか。お前がこれを読み終えるまで・・・ここで待つよ」と話しかけ、墓石の隣に腰を下ろす菊村。

「読み終わったら、何でもいいから合図してくれないかな。この葉1枚揺らすだけでいい。枯れ葉を2~3枚転がしてくれてもいいよ。ハハ・・・この花ちょっとうなずかせてくれてもいい。青い空に小さな雲1つ・・・そんな雲を浮かべてくれたっていいんだ。なんでもいいから、合図してくれないか?それまでここでまってる」そう律子に語り掛け、青空を見上げる菊村。

 

都会の空に、一枚の枯れ葉がひらりと舞った。

感想

やすらぎの刻が終わってしまいました。

月並みですが、あっという間の1年でした。

どんなドラマでも最終回は何かしら思うところがありますが、1年間見続けたドラマの最終回のそれは、まあすごいですね。

エンドロールを見ていると泣きそうになります。

ラストシーンは、高井の秀さんやマロにほだされた菊村先生が、てっきり脚本をテレビ局にでも持っていくのかと思ったら、妻への報告だなんて泣かせますね。

ちょっと前には、有坂と下心丸出しで墓参りしていた男とは思えないです。

もう終わってしまったので知る由はないですが、その後が気になる登場人物がいっぱいいて、おりんとかモモとウメの姉妹とかどうなったんでしょうかね。

報われてて欲しいですね。

あとこのドラマは、胎盤食ったり、突撃一番だったりと、知らなかった色んなことを教えてくれました。

うまく感動を伝えられませんが、とにかくスタッフ、出演者の皆さん楽しいドラマをありがとうございました。

視聴者の声

まとめ

やすらぎの刻、最終話。

「道」の原稿が流出したことを知った菊村は、出所を突き止めるためスタッフやロクやお嬢、マヤたちを問い詰めて回った。

郷の管理体制や、原稿を回し読みしたロクたちの行為に立腹した菊村は、自室に籠城し外との一切の連絡を絶つ。

籠城4日目の朝、裏口から高井、白鳥、進藤が強行突入し菊村の籠城を解いた。

数日ぶりの食事を貪り食う菊村に、高井が郷の住人たちは心の奥ではまだ再起を願っており、菊村の脚本は彼らにとって希望であり、先生はジジババの期待の星だと言って今回の件を許すよう諭した。

その日の夜、菊村が名倉理事長に招かれカサブランカに行くと、シナリオ完成の祝福を受け、名倉理事長とホッピーの3人で乾杯した。

そして名倉理事長から、原稿のコピーを流出させたのは自分だと知らされた。

名倉理事長は、菊村のシナリオが完成したのを知り目を輝かせたマヤを喜ばせたくて、流失させてしまったと言って菊村に詫びた。

そこにお嬢とマヤもやってきて、菊村に詫びた。

菊村は彼らの行為を許し、改めて皆で乾杯しシナリオの完成を祝った。

マロの娘が菊村を訪ねてきて、遺品の中から出てきた菊村あての手紙を手渡した。

手紙には、高井が菊村に言ったように、菊村の脚本でマヤやお嬢たちに夢を見させてあげて欲しいと綴ってあった。

菊村は書き上げたシナリオをカバンに詰め、妻律子が眠る都心の墓地へ向かった。

墓前にシナリオを手向け、「お前がこれを読み終えるまで・・・ここで待つよ」と話しかけ、墓に寄り添い律子が読み終えるのを待ち続けた。

←第247話 シナリオ流出

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