テレビ朝日、帯ドラマ劇場「やすらぎの刻-道-」
2020年1月14日放送、第195話の内容をご紹介。
菊村の原稿を持ち出したマロのことを咎めるマヤだったが、菊村はとにかく原稿が見つかったことに安堵した。
数日後、柳介に会うため井本雪之丞と共に、マダム・ハミルトンがやすらぎの郷にやってくる。
■やすらぎの刻-道-第195話 あらすじ(公式ツイッター)
【明日14日ひる12:30〜第195話あらすじ】
置き忘れたシナリオを、マロ(#ミッキー・カーチス)が持ち去っていたことがわかり、菊村栄(#石坂浩二)はホッとして涙ぐむ。
数日後、イギリスから竹芝柳介(#関口まなと)を迎えに来たマダム・ハミルトン(#マリアン)が乗り込んできて…!?#やすらぎの刻 pic.twitter.com/WWVwukF91R— やすらぎの刻〜道 (@yasuragino_toki) January 13, 2020
姫、降臨
マヤ(加賀まりこ)は、菊村(石坂浩二)の原稿を黙って持っていたマロ(ミッキー・カーチス)のことを責め立て、菊村に謝罪するよう求めた。
しかしマロは、大事な原稿を放置した菊村に責任があると言い、また逆に他の誰かに持っていかれないように自分が保管していたのだから、感謝されるべきだと反論した。
それでもマロを責めようとするマヤをなだめる菊村。
そして、自分の非を認めマロとマヤに謝罪と感謝を示す菊村だった。
マロは謝罪を受け入れると、「道」の感想を熱く語り始めた。
それを聞いたマヤが、自分にも原稿を読ませて欲しいと菊村にお願いするが、「いずれ」と言ってやんわりと断る菊村だった。
マロは、劇中の公平と孫たちの交流に触発され、自分に孫が何人いるのか昨夜数えてみたと言い、孫が15人、ひ孫が6人だろうと語り、「まあ~もちろん、一人ずつ母親は違うんだけどさ」と付け加えて、菊村とマヤを呆れさせた。
そして、その孫たち一同から祝ってもらいたいので、何とかしてほしいと菊村にお願いして一人部屋へ帰っていった。
マロと入れ替わるように、今度はお嬢(浅丘ルリ子)が店に入ってきた。
暗い表情のお嬢は、席に着くなり声を上げて泣き始めた。
何事かとマヤが声を掛けると、お嬢は柳介(関口まなと)がイギリスへ行ってしまうと言い、涙ながらに事の経緯を語り始めた。
その陰で、菊村は原稿を抱えてこっそりと店を出ていった。
菊村はそのまま事務所へと向かい、戻ってきた原稿をすべてコピーして金庫にしまった。
夜、ベランダで波を音を聞きながら酒を飲んでいる菊村。
すると、「お体のことが心配なの?」と女性の声が聞こえてきた。
菊村が隣に目をやると、そこに姫(九条摂子/八千草薫)が佇んでいた。
姫は、「私たちの仕事って、人の心を清めることでしょう?」と言い、菊村はその務め果たしたと労をねぎらった。
菊村は、姫ほど人の心を清めることはできていないと謙遜した。
姫は、昔好きだった人に言われた、「自分を清く持て。そうすれば、人の心を洗うことができる」という言葉を宝物にして生きてきた、と語り姿を消した。
菊村は夜の海を眺め感慨にふけった。
柳介、マダム・ハミルトンと再会
それから3日後、井本雪之丞と柳介の英国の母、マダム・ハミルトンがやすらぎの郷を訪ねてきた。
マダム・ハミルトンは、施設中を巡り柳介はどこかと、英語で入居者に聞いて回った。
騒ぎを聞きつけた有坂(板谷由夏)が、英語でマダム・ハミルトンに話しかけ彼女らを理事長室に連れて行った。
理事長室では、名倉みどり(草刈民代)がマダム・ハミルトンに英語で応対し、柳介を連れてくるようスタッフに指示した。
九重めぐみ(松原智恵子)の病室。
柳介が、食事の補助をしている。
九重は、柳介のことを市川雷蔵と勘違いしたまま、高井秀次に対する不満をとうとうと語った。
柳介は笑顔で九重の話を聞いていた。
そこに看護師がやってきて、すぐにみどりのところへ行くよう指示した。
病室を出ていく柳介に、「また来てね、雷蔵さん」と笑顔で声を掛ける九重だった。
マダム・ハミルトンと井本雪之丞が待つコテージに入った柳介。
マダム・ハミルトンに気づいた柳介は、「ママ」と言って笑顔を見せると、二人は抱き合い再会を喜んだ。
その姿を見た雪之丞は、「んまっ!はしたない!」と言って顔を歪めた。
第195話、終了。
感想
前回の放送では、原稿を持ち出したマロに「またお前か」と呆れましたが、今回の放送でマロの言い分を聞いたら、何だか激しく納得してしまいました。
「物は言いよう」と言ってしまえばそれまでですが、騒動の原因を作ったのは原稿を置き忘れた菊村先生自身なので、マロが非難されるのは理不尽かも。
そして、久しぶりに姫が降臨しましたが、もう亡き人が目の前に現れても全く驚かなくなった菊村先生。
あっちの世界の方が近くなっちゃったんでしょうか。
久しぶりと言えば、マダム・ハミルトンを演じたマリアン。
数多の外タレの中から、なぜマリアン?と思いましたが、80年代初期に石坂浩二さんとドラマで共演していたのでその縁かもしれませんね。
そして、これを書いていて、以前マリアンとデヴィ夫人が揉めてワイドショーを賑わせていたの思い出しました。
リアルな世界のマダムも元気ですね。
視聴者の声
盛大にネタバレするマロ #やすらぎの刻
— 青いガムテープ (@tokyo_teleport) January 14, 2020
年貢の納め時が近づいてきたと感じているマロ #やすらぎの刻
— y-Aki (@y_aki) January 14, 2020
姫ー!!姫ーーーー( ;∀;) #やすらぎの刻
— ta ma (@yankiss625) January 14, 2020
柳介海外に行ったら彼女との約束はどうなるんだ?#やすらぎの刻
— むらくもさん(むらくもさん) (@yoshiki7samurai) January 14, 2020
姫が出てくると昨日から解ってたけど、実際姿を拝見したら涙が。マリアンは元気なんだね。あれはカツラだよね #やすらぎの刻
— 朝未🌾 (@blaue37) January 14, 2020
まとめ
やすらぎの刻、第195話。
道の原稿が見つかり安堵する菊村。
マヤは、原稿を持ち出したマロを叱責するが、ほかの誰かに持ち出される前に自分が保管していたので、逆に感謝して欲しいと主張するマロだった。
菊村は、マロとマヤに感謝を述べてカサブランカを後にし、その足で郷の事務所で原稿のコピーを取った。
そしてその原稿を金庫にしまい込んだ。
その夜、ベランダで海を眺める菊村の前に姫が現れ、作品の完成を焦る菊村を諭して去っていった。
それから3日後、やすらぎの郷に井本雪之丞と、イギリスから駆け付けたマダム・ハミルトンが現れ、柳介と再会した。
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