テレビ朝日、帯ドラマ劇場「やすらぎの刻-道-」
2019年11月27日放送、第167話の内容をご紹介。
孫の柳介と逢えたことを喜ぶお嬢。
それを聞いた菊村は、柳介への手紙をしたためる。
マロはお迎えが近いと言い出し、ある願いを口にする。
■やすらぎの刻-道-第167話 あらすじ(公式ツイッター)
【明日27日ひる12:30〜第167話あらすじ】
白川冴子(#浅丘ルリ子)は、ようやく孫の竹芝柳介(#関口まなと)と密会することができ、大喜びする。菊村栄(#石坂浩二)はそんな柳介に、ひそかに手紙を書く。柳介とともに薬物所持で逮捕された女優・広中しのぶの”伝言”を伝えるために…。#やすらぎの刻 pic.twitter.com/8B9Q4GmheV
— やすらぎの刻〜道 (@yasuragino_toki) November 26, 2019
お嬢、柳介に会う
ついに孫の柳介(関口まなと)と再会を果たしたお嬢(浅丘ルリ子)。
お嬢が遅くまで働いている柳介にねぎらいの言葉をかけると、柳介はポケットからタブレット菓子を取り出し口に含んだ。
お嬢がそれは何か尋ねると、「フロスク(フリスク)、レモン味」と返す柳介。
「それが好きなの」とお嬢が言うと、うなずく柳介。
お嬢は柳介の手を取り、いつも気にかけていると言葉をかけた。
そして、この密会を誰かに見られてはまずいと言ってお嬢は足早に去っていった。
その姿を柳介は微笑みながら見送った。
雄介との密会に心躍らせ、スキップしながら帰路に就くお嬢は、途中菊村(石坂浩二)の部屋を訪れた。
そして「孫と会ってる気がしないの。なんか恋人と会ってる気がしたの」と孫に会えた喜びを菊村に目を輝かせながら語った。
菊村は、あきれた様子でお嬢の話を聞いていた。
思いの丈を語り終えると、お嬢は柳介が食べていたフロスクがどこで手に入るか菊村に尋ねた。
菊村がコンビニで買えることを伝えると、お嬢は礼を言い去っていった。
桂木夫人と玉子
桂木夫人(大空眞弓)を怒らせ部屋を追い出されていた中川玉子(いしだあゆみ)だったが、謝罪が受け入れられ再び夫人との共同生活を送っていた。
寝巻に着替えようとするが、ズボンを頭からかぶっていることに気づかない桂木夫人を介抱する中川。
桂木夫人に悪態をつかれながらも、健気に夫人の世話をする中川だった。
菊村、柳介に手紙を書く
菊村が、柳介への手紙を書いている。
柳介君、君に隠していたことを話そう。
おばあちゃんにこっそり逢ったそうだね。
おばあちゃん、ひどく喜んでた。
知っての通り、君がこの郷にいることは世間には絶対の秘密になってるし、その秘密を守らなければならないことは、君がここにいられる条件だ。
それを破ったのはいささか困るが、おばあちゃんの気持ちも汲んでやらねばなるまい。
君とおばあちゃんが密かに逢ったことは、理事長たちにはしゃべらない。
だから君のほうも秘密にしてくれ。
実は、君に許しを請わなくちゃならないことがある。
先日、もうひと月程前になるが、広中しのぶさんが君に逢いに来た。
君の代わりに私が逢った。
黙っていたことを許してくれたまえ。
しかし、今はまだ君らは逢わないほうがいいと、私が独断で判断した。
出過ぎたことと思うかもしれないがそうした。
彼女は元気だ。
安心したまえ。
彼女は長崎に帰ると云ってた。
帰っておばあちゃんの介護をするために、介護学校へ通うと云ってた。
彼女は吹っ切れた顔をしていた。
別れ際に彼女はこんな話をしてたよ。
君が30になる年の正月、長崎にある山王神社のクスノキの下で、午前8時に逢おうって約束したそうだね。
その話を本気で信じてるって。
彼女、泣きながら笑って云ったよ。
菊村はその手紙をスタッフの中里に託し、中里はその手紙を柳介のベッドにしまい込んだ。
仕事が終わり部屋に戻った柳介は、自分のベッドに置かれた手紙に気づく。
そしてその手紙を読み、涙を流す柳介だった。
マロ、生前葬を望む
サロンで、菊村、マロ(ミッキー・カーチス)、ロク(橋爪功)、白鳥(上條恒彦)が話をしている。
マロが、シマキンと呼ばれる業界の重鎮が96歳で亡くなったことを話題にあげると、皆で生前のシマキンの話で盛り上がった。
その話の最中、マロがそろそろお迎えが来そうだと言い出した。
白鳥が何か兆候があるのか尋ねると、昔付き合った女性たちとかくれんぼをしていて、「もういいかい?」と聞くと、その女性たちの「もういいよ」という声だけが聞こえてるという夢を頻繁に見ると話すマロ。
そして、自分の葬式のことを真剣に考えるようになったと言い、自分の死後残った者たちに適当に式を済まされることが嫌だと語った。
そんなマロに、「だからって、どうすりゃいいんだよ?」とロクが問うと、自分の演出で生前葬をやりたいと答えるマロ。
そしてその葬儀を見届けてから、麻酔で逝きたいと語った。
白鳥が、それは安楽死なので法律違反だと指摘すると、自分はもう死んでおり逮捕されるのは医者だから関係ないと暴論を語った。
それを聞いた菊村は、「むちゃくちゃな言い分だと思いはしたが、それも正論だとどこかで思っていた。私自身が心のどこかで、そういう死に方を夢見ていたのだ。」と心の中でつぶやいた。
第167話、終了。
感想
冒頭のお嬢と柳介の密会で、唐突にフリスクが登場しますが、これ何かのフラグなんでしょうか。
大麻で捕まった人間が、あんな固形物持っていたらアレと間違えられそう。
そんな騒動に発展するのかも・・・。
視聴者の声
#やすらぎの刻
ウキウキのお嬢…というか…会ったの話したらヤバイでしょう…— 沙稀 (@saki42) November 27, 2019
フリスクならぬフロスクを大量差し入れするなこれは #やすらぎの刻
— 半沢さかい待機 (@masato1014sakai) November 27, 2019
遅れてTVつけたら
桂木夫人がズボンかぶってた
もうめぐみさんと桂木夫人を
病院で同室にしてあげた方が
#やすらぎの刻— yuki_qyupi (@YQyupi) November 27, 2019
訃報で盛り上がるし、気軽に迎えが来たとか言い出す老人達。 #やすらぎの刻
— てつこ (@Fe_metal_) November 27, 2019
生前葬からの安楽死、たしかに無茶苦茶
#やすらぎの刻— hyt (@hyt_ktkr) November 27, 2019
まとめ
やすらぎの刻、第167話。
孫の柳介と逢うことができたことを喜ぶお嬢。
その帰り道、お嬢は菊村の部屋に寄り、柳介が孫ではなく恋人のようだと語っていった。
桂木夫人の怒りを鎮めることができた中川は、再び夫人との共同生活を再開していた。
菊村は、柳介がお嬢と密会したことを受けて、以前柳介の恋人、広中しのぶと会ったことやそのときの話の内容を手紙にしたためた。
その手紙を読んだ柳介は、涙を流す。
サロンでいつものメンバーが話をしていると、マロがお迎えが近いと言いだし、生前葬をやりたいと語った。
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