テレビ朝日、帯ドラマ劇場「やすらぎの刻-道-」
2019年11月14日放送、第158話の内容をご紹介。
翔の様子を見に、竜が公平としのを訪れる。
翔の様子を聞き、安心する竜だったが、小野ヶ沢にきた本当の目的は別にあった。
鉄兵のもとでいろいろなことを教わり、次第に逞しくなっていく翔。
その一方で鉄兵の体調は次第に悪化し・・・。
■やすらぎの刻-道-第158話 あらすじ(公式ツイッター)
【明日14日ひる12:30〜第158話あらすじ】
公平(#橋爪功)、しの(#風吹ジュン)のもとに、東京から三男・竜(#駿河太郎)がやって来た。翔(#菅谷哲也)の様子を聞きに訪れたようだったが、本当は長兄・剛(#田中哲司)に借金の申し込みに来たのだった…。#やすらぎの刻 pic.twitter.com/xsaimoAwYi
— やすらぎの刻〜道 (@yasuragino_toki) November 13, 2019
バブル崩壊始まる
東京で暮らす公平(橋爪功)の次男、竜(駿河太郎)が公平としの(風吹ジュン)を訪ねてくる。
竜は、小野ヶ沢での息子翔(菅谷哲也)の暮らしぶりを尋ねた。
公平は、翔が50年ぶりに山から下りてきた鉄兵(藤竜也)のもとで炭焼きに精を出していることを伝えた。
竜は、翔の生活費と言って50万円を差し出し、それを公平が受け取ろうとすると、しのが「あの子はね、圭のところで働いて、その日当をもらってるの。1日4千円のわずかばかりの日当だけど、自分の食事代だっちゅうて全額を月々渡してくれるのよ。だからあの子にはお金がかかってないの」と言って50万円を戻した。
50万円の入った封筒を懐に戻す竜を見ながら、公平は「『あっああ・・・』とわしは口から出そうになったが、しのににらまれて言葉を飲み込んだ。『もったいないなあ!』とわしは思った」と心の中で嘆いていた。
しのが翔に会っていくか竜に聞くと、「今会っても変な里心をつかすだけだし、それにこれから大泉のゴウ兄のとこ行って、ちょっと用事があるんだ」と言って、竜は兄の剛(田中哲司)のもとへ向かった。
剛の家。
竜と剛が二人だけで話をしている。
剛は「頼まれたもんだ。3,000万でいいんだな?」と言って小切手?を竜に渡した。
竜は「本当・・・ごめん」と言って頭を下げた。
竜は、取引先の証券会社破綻の責任を取らされ、その穴埋めのための金を剛から借金するために来ていた。
竜は、職を変える可能性があることや、抵当に入っている東京のマンションを出ていかなければならないことなど、厳しい現状を話した。
そしてこのことを公平やしのには言わないよう口止めした。
翔、鉄兵に師事
炭焼きの火の調整をしている翔。
薪割をしていた鉄兵が、「翔!」と呼んだ。
名前を呼ばれたことがうれしくて、笑みがこぼれる翔。
「はい」と返事をして、鉄兵のそばに腰を下ろした。
鉄兵が、東京では冬場どうやって暖をとるのか尋ねると、「セントラルヒーティングです」と返す翔。
「何?なんだ?それは」と戸惑う鉄兵に、翔は「自動的にあったまるんです」と説明した。
そして今度は翔が、冬場食料はどうしていたのか鉄兵に尋ねた。
鉄兵は弓を引く動作を見せて、「これと罠だ」と答えた。
そして、鉄砲を使いクマやカモシカなどの大物を仕留めたかったが、弾がなくもっぱら弓と罠で狩りをしていたと話した。
その後、鉄兵は炭焼きのやり方や、木の切りだし方などを翔に教えていった。
途中、鉄兵がなんども激しく咳き込み、その姿を翔は心配そうに見ていた。
そして、「今日は俺が火の番するから、じいちゃんはゆっくり休んでよ」と翔が鉄兵の背中をさすりながら言うと、「ああ、じゃあそうさしてもらおうか」と言って、鉄兵は家に戻っていった。
鉄兵のいたところには、吐いた血だまりがあった。
しの、裂き織を始める
翔は、窯の火を見つめながら、東京にいたとき不良にカツアゲされたことや、竜の財布から黙って金をくすねていた日々を思い出していた。
そしていつの間にか寝落ちしている翔。
そこのしのが来て、肩を叩いて翔を起こし、鉄兵の居所を尋ねた。
鉄兵が家に戻ったことを知ったしのは、夕飯を置いて「無理しないでね」と翔に声をかけて鉄兵のもとへ向かった。
鉄兵の家に入ると、ろうそくが一本だけ灯され、そのそばで鉄兵が死んだように眠っていた。
しのは鉄兵を起こさないように家に上がり、つづらの中から古い着物を持ち出し家に戻った。
そしてその着物を細かく裂き始めた。
翌日、裂いた着物の布で裂き織りをするしのの姿があった。
第158話終了。
感想
今回のオープニング曲は、「離郷の歌」が使われました。
あの切ないイントロが流れた瞬間、今日はどんな不幸が起こるのだろうと思いながら見ていました。
起きた不幸は、竜がバブル崩壊の煽りを受け始めたことと、鉄兵の死期が迫っているということですかね。
ゴウも貸した3,000万はどういうつもりで貸したんでしょうか。
回収するつもりでいるのか、それとも貸す時点でドブに捨てたと思っているのか。
金額的にはドブに捨てられる額ではないと思いますが、ゴウもこれが回収できなくてのちに大事にいたるのであれば、今回は三重苦のヘビーな放送回ですね。
その代わり、だんだん翔が逞しくなっているのが唯一の救いです。
猟銃免許とか持つようになったりして。
視聴者の声
OPが『離郷の歌』だからいつも以上にやすらげない展開だな。#やすらぎの刻
— 紅茶☆R923K (@6mPmsmXvEnnXU0Q) November 14, 2019
#やすらぎの刻 で息子の生活費50万を両親に納めようとするほどすごい儲けてる次男だなと思いきや、その足で長男に3千万を借りにいくとか
根来家の金まわりがよくわからん。— 唯ちゃんの使い魔 (@yyayyoyy) November 14, 2019
鉄兵兄さんずっとひとりだったのかな?翔といるのが楽しそうだ
#やすらぎの刻— hyt (@hyt_ktkr) November 14, 2019
良かった、このまま目を覚まさないでは…と心配してしまった。 #やすらぎの刻
— ta ma (@yankiss625) November 14, 2019
まとめ
やすらぎの刻、第158話。
東京で暮らす公平の次男竜が、翔の様子を見に公平としのを訪ねてきた。
竜は、翔の生活費として50万円を置いていこうとしたが、翔が圭のところで稼いだ金を入れているので必要ないと言ってしのが断った。
竜はあえて翔には会わず、兄の剛に会う約束があると言い公平たちのもとを去った。
剛の家に来た竜は、剛から3,000万円の借金をした。
それは仕事でできた損失を補てんするための金だった。
そして竜は、職を変えなければならないことや、東京のマンションを出ていかなければならなくなったことなど、厳しい状況を剛に告げ、そのことを公平やしのに言わないよう口止めした。
翔は鉄兵のもとで炭焼きなどいろいろなことを教わっていた。
しかし次第に鉄兵の体は衰え、その姿を心配した翔は、火の番は自分がすると言って鉄兵を家に帰した。
火の番をしながら寝落ちした翔のところに、しのが現れる。
しのは食事を翔に届けた後、鉄兵の家に行き、眠っている鉄兵の起こさないように古い着物を持ち出した。
翌日、裂き織をするしのの姿があった。
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