やすらぎの刻(道)第115話ネタバレ桂木夫人菊村に弔辞の代筆を依頼!

やすらぎの刻 道 第115話 やすらぎの刻

テレビ朝日、帯ドラマ劇場「やすらぎの刻-道-」

2019年9月13日放送、第115話の内容をご紹介。

業界の重鎮、甲田皇帝が亡くなり、弔辞の依頼を受けたと菊村のところに相談に来た桂木夫人。

そして菊村は桂木夫人から、弔辞の代筆を依頼される。

その話を聞いたお嬢とマヤは、世間の耳目を集めるために桂木夫人は大物の葬儀を狙って弔辞を読んでいると目論む。

そして弔辞の代筆で悩む菊村にある提案をするのだった。

■やすらぎの刻-道-第115話 あらすじ(公式ツイッター)

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桂木夫人の思惑

やすらぎの刻名言

サロンで、マロ(ミッキー・カーチス)、マヤ(加賀まりこ)、ロク(橋爪功)、宗匠(蒟蒻亭乙葉/笹野高史)が、業界の重鎮、甲田氏が亡くなったことについて話をしている。

マロ「甲田皇帝、ついに死んだか」

ロク「やっとかって感じだね」

宗匠「いくつだったの?」

マロ「96だって」

マヤ「96!ケッ!」

マロ「生き過ぎだよねぇ」

ロク「96でまだあんなに元気だったの?」

マロ「なんかね、秘伝のタレがあったみたい。それがね、マムシとねそれからスッポンと高麗人参とね、プラセンタと全部ミックスしたカクテルをね、毎日点滴してたんだって」

そこに菊村(石坂浩二)もやってくる。

甲田皇帝が亡くなったことを聞かされた菊村は、ため息をつき「聞いたよ。いや、大騒ぎだったんだよそのことで」と言って、桂木夫人が急に部屋にやってきて、甲田皇帝の秘書から弔辞を依頼されたと言ってきたことを話した。

それを聞いた面々は、「もう?」と首をかしげ、マロは「告別式の段取りなんてもう決まってるの?」と聞いてきた。

「いや~知らないよ」と返す菊村。

マヤは「もう死ぬのは周りは分かってたんじゃないの?」と悪気もなく言った。

そして菊村が、「いやそれでね、その弔辞の原稿をさ、この俺に代筆しろって言うんだよ」と言うと、4人は声を揃えて「代筆!?」と驚いた。

菊村は甲田皇帝に会ったことも無いというと、他の4人も同じだった。

ただマヤは噂話なら聞いたことがあると言うが、その70%近くは女性関係や下ネタばかりとのことだった。

そして耳をなめられた女子アナの話を思い出し、「湾岸、湾岸、乃木坂・・・少なくとも4人は知ってるなあ」と指を折りながら、被害を受けた女子アナの数を数えた。

宗匠が「耳を?なめるの!」と驚くと、「そうなんだって」とマヤ。

「耳って美味しいの!?」と宗匠が聞くと、「知らねえよ!」とマヤが返した。

そのやり取りを聞いていた菊村が、「そんな話は弔辞には書けないだろう!もっと現実的な話してくれない?」と呆れた。

ロクが、昔甲田皇帝が新聞社で番記者をやっていて、張り付いていた政治家に取り入ってどんどん偉くなっていったことを話すがオチがなかった。

マロも甲田皇帝のエピソードを思い出すが、やはり下ネタで弔辞に使えるような話は出てこなかった。

 

一方その頃、桂木夫人(大空眞弓)、中川玉子(いしだあゆみ)、九重めぐみ(松原智恵子)、岸井さとみ(水野久美)ら桂木一派がレストランで朝食を摂っていた。

彼女たちも甲田皇帝が亡くなったことを話していた。

桂木夫人は、九重に甲田皇帝との仲を尋ねられると、軽井沢で何度もゴルフをしたことを得意げに話した。

そして桂木夫人が、「玉ちゃんも2~3回お会いしたんじゃない?」と中川に話を振ると、「耳なめられました、私」と返す中川。

九重と岸井が驚く。

「それでどうしたの?」と岸井。

「え?それだけです」と返す中川。

「それだけって?」と九重。

「いや『君の耳たぶは、やわらかくておいしいね』って」と笑顔で返す中川。

それを聞いていた桂木夫人が、「それだけのことよ。挨拶代わりよ~。そんなの勝手になめさせときゃいいのよ。ハグと同じよ」と言って2人を納得させた。

そして桂木夫人は、「今のテレビ界じゃさ、まあ年齢的にも知名度的にも、ちょうど私なんかがいいんじゃないの?あの・・・ご葬儀の弔辞読むのって。ウフフフフフフ」と自薦してきた。

 

一方その頃サロンでは、お嬢(浅丘ルリ子)と菊村とマロとマヤが、朝食を摂りながら引き続き甲田皇帝と桂木夫人の話をしていた。

お嬢が、「あの人(桂木夫人)元々甲田皇帝とそんなに親しく付き合ってたかしら?」と疑問を呈すと、マヤも同調し、5年前溝口先生と呼ばれる人物の葬式で桂木夫人が弔辞を読んでいたことを話した。

他の3人もそのとき弔辞の途中でオーバーに泣きだした桂木夫人を思い出した。

石岡コウという人物の葬式でも桂木夫人が弔辞を読んでいたことをお嬢が思い出し、菊村も池内さんの葬式でも読んでいたことを思い出した。

するとマロも、「ほら、相撲の富士の山のお葬式も読んでた」と追従した。

そしてお嬢が、「あの人有名人のお葬式だと、必ず出てきて弔辞を読むのよ。自分を大物に見せるためよ。それと世間に名前を思い出させるためにね。多分あの人弔辞を頼まれるんじゃなくて、自分からきっと売り込んでるのよ」と言った。

マロは、「ああ・・・そういう手もあったか」とうなずいた。

「だって考えてもご覧なさいよ。そんなことでもしなきゃ、あの人のことみんな覚えてる?」とお嬢が言うと、「番組に全然顔出してないもんなあ」と菊村が納得した。

「あんたすごいとこに気がついたわね」とマヤが言うと、「フフフ、あたしそういうこと敏感だからね」と返した。

〈菊村のナレーション〉

なんとなく哀れで悲しい話だった。

一時名が売れ世の注目を浴び、それが突然みんなから忘れられ、誰も自分を振り返らなくなる。

その時人は、その寂しさに慣れ次第にその中にしぼんでいくのだが、中にはそうでない人間もいる。

自分のしぼみを認められないで、哀れに悲しくあがく者もいる。

そう考えると桂木夫人が急に悲しい女に見えた。

 

マヤに声を掛けられ我に返る菊村。

お嬢は、桂木夫人の代わりに弔辞を書いてあるよう菊村を諭した。

甲田皇帝のことを知らないと言って渋る菊村に、「だからいいのよ別に。甲田さんのこと書かなくても」「桂木夫人のこと書きゃいいのよ」とお嬢とマヤが言ってきた。

「はぁ?」と首をかしげる菊村に、「つまり、周りから皇帝と祭られて、だけど実際は単なる老害だって迷惑がられてさ。それでも自分にはまだ力がある、そう錯覚している老人の哀れさをよ。だから甲田さんのことを書くんじゃなくて、桂木夫人が死んだと思って書くのよ」とお嬢。

「あの人さ、自分のこと書かれてるなんてうぬぼれてるから分かりゃしないから」とマヤも続けた。

「つまり言ってみりゃ皇帝の孤独ね。それを分からないように書いちゃうのよ」とお嬢が説得すると、「栄ちゃんの筆力なら絶対に書けるわよ!」とマヤも後押しをした。

「無茶言うなよ」と苦笑する菊村だったが、「しかしそういう考えもありかなと思った」と心の中でつぶやいた。

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菊村、弔辞を代筆

やすらぎの刻名言

コテージへの帰り道で一人思う菊村。

一人の人間がどんどん大きくなる。

大きくなったと自分でも思う。

そのうち自分のその思いが、世間の思いをどんどん超えて一人勝手に膨らんでしまう。

そういう人間は、はた目には滑稽だ。

しかし同時にどこかで悲しい。

そんな人間をいっぱい見てきた。

(自室の机に着く菊村)

甲田皇帝の事は全く知らないが、桂木夫人のエピソードを甲田皇帝への弔辞として密かに書いてやろう。

夫人がそれと気づかないように。

(原稿用紙に筆を走らせる菊村)

そう思って書いたら、意外なことに格調高い弔辞が書けた。

 

菊村の部屋のソファに腰掛け、菊村が書いた弔辞を読む桂木夫人。

その傍らには中川が立っている。

桂木夫人の向かいに立ち、読み終えるのを待つ菊村。

〈菊村のナレーション〉

桂木夫人にそれを読ませたら、思いのほか夫人は気に入ったらしく・・・

(原稿に目を通していた桂木夫人が「赤ペン」と言ってきた。「はあ!?」と、驚きと怒りの混じった菊村のため息が漏れる。)

それでも生意気に一部直した。

原稿を直されるのは久しぶりだった。

 

甲田皇帝の遺影に向かい、涙を流しながら弔辞を読む桂木夫人の姿がテレビに映し出されている。

桂木夫人が弔辞を読み上げている。

「甲田さん、あなたは偉くなりすぎて、どんどんまわりから友だちを失い、裸の王様になって行くことにご自身しっかり気づいていらしたわ。あの日私と二人きりの時・・・」

〈菊村のナレーション〉

数日後行われた甲田皇帝の財界葬で、桂木夫人は芸能界を代表し、僕の書いた弔辞を泣きながら読んだ。

その弔辞は予想外に反響がよく、明くる朝のスポーツ紙が結構大きく取り上げた。

私もお陰で面目を施した。

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菊村、噂される

やすらぎの刻名言

サロンでロクがスポーツ紙を見ながら、「流石だねえ菊村先生!これ桂木夫人の話だってこと、ご本人気づいてなかったのかしらね?」とニヤけた。

同席していた宗匠が「気づいてないでしょ」と返す。

隣にいたマロも「気づいてないから涙が流せるんだよ」と返した。

そしてロクは弔辞のお気に入りの箇所を読み上げた。

「甲田さんあなたは偉くなりすぎて、どんどん周りから友だちを失い裸の王様になって行くことに、ご自身しっかり気づいていらした!あの日、私と二人きりの時、俺は本当は淋しいんだとワインを飲みながら涙されたことを・・・」と楽しそうに読み上げるロク。

そこに、辛坊修(ジェリー藤尾)が電動車イスでやって来て、「ねえねえ聞いた?これ絶対人に言っちゃ駄目よ。菊村先生もう駄目らしいよ」と言ってきた。

「え~!」と驚く3人。

「だって3日前元気でいたぜ?」と宗匠が言うと、「それがあの先生の美学なんだよ。自分の体の事は絶対に人に話をしないだろ?」と辛坊が返した。

そして、少し痩せた、カサブランカに顔を出さない、部屋にこもっているなど病気の兆候を辛坊が示した。

ロクが部屋にこもているのは、シナリオ書いているからだろうと言うと、「頼まれもしないシナリオを書くと思うか?遺作を書いてるんだよ。遺言」と得意げに話した。

驚く3人に、「鈍いね~あんたたち!すっと一緒だったろう?」と辛坊が言うと、そこに何も知らずにマヤがやって来て、桂木夫人から菊村への弔辞代筆のお礼が100円ショップの商品だったことを話しかけたところで、その場の空気を察し「どうしたの?あんたたち」と尋ねた。

マロが菊村の具合がよくないことを伝えると、「嘘・・・!」と驚くマヤ。

辛坊は、「嘘だったらいいけどね」と言って十字を切り、その姿をいぶかしげに見つめるマヤだった。

 

理事長室で名倉からカルテを見せられ、病状を聞く菊村。

カルテに「前立腺がんの疑い濃厚」と書かれている。

CTの画像を見ながら、「やっぱり手術しちゃいましょう。この際。今のうちに全摘出しちゃったほうがいい」と名倉が手術することを勧めた。

「あの・・・手術って痛いんでしょうか?」と菊村が不安を口にすると、名倉は痛くないと言い、やすらぎの郷の病院で手術をすると、あらぬ噂が立つので知り合いの名医のところで手術することを提案した。

菊村も噂されることを恐れていたようで、「そうなんですよ本当に。ですからその、よその病院でなんとかお願いします」と頭を下げたところで、第115話終了。

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感想

やすらぎの刻 ラジオ

昭和の重苦しい話からの、桂木夫人の胸糞悪いエピソード。

話の温度差が半端ないですが、それがこのやすらぎの刻の面白いところ。

あんなに昨日まで、しのは?公一兄ちゃんは?って見ていたのに、もう全て吹っ飛んでやすらぎの郷の世界に侵食されてしまいました。

弔辞の代筆とか、元新聞記者出身の球団オーナーとか、耳なめるとか相変わらず下世話ですね。

でもいますよね、桂木夫人みたい裸の王様。

周りから見ると可哀想なんですけど、当の本人はそのことに気づきませんから、ずっと幸せでいいですよね。

まあ気づいてしまったときは地獄ですが。

あと、耳なめの話のところでの、宗匠に「耳って美味しいの」と聞かれ、「しらねえよ!」って返す

マヤがすごくツボでした。

ほんの一瞬のやり取りだったんですが、なんかもう演技じゃなくて素の加賀まりこさんを見たようで、たまらなかったですね。

そして今回、菊村先生にあらぬ噂が立っているようで、またしても入居者たちに振り回されそうです。

今度の「郷」のターンもどんなとんでもエピソードが繰り広げられるのか楽しみです。

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視聴者の声

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まとめ

やすらぎの刻 フミコ

やすらぎの刻、第115話のお話。

久しぶりにの郷パートです。

甲田皇帝と揶揄された業界の重鎮が亡くなり、生前付き合いがあったという桂木夫人は、弔辞を依頼され代筆を菊村に依頼します。

甲田皇帝に会ったこともない菊村は困惑し、お嬢らに相談。

桂木夫人が世間の注目を浴びたいがために、大物の葬儀で選んで弔辞を読んでいると見抜いたお嬢は、自惚れている桂木夫人のことを甲田皇帝に見立てて弔辞を書いてみるよう菊村に提案します。

そのアドバイスを元に弔辞を書いてみると思いのほか筆が走り、菊村は納得のいく弔辞を書き上げます。

そしてその弔辞は実際に桂木夫人によって読み上げられ、世間から絶賛されます。

そんな折、辛坊の口から菊村の体調が悪く死期が迫っているかのような話が噂され始めます。

そんなことを全く知らない菊村は、前立腺がんの手術を決心します。

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