やすらぎの刻(道)第111話ネタバレ東京大空襲!公一に赤紙が届く!

やすらぎの刻 道 第111話 やすらぎの刻

テレビ朝日、帯ドラマ劇場「やすらぎの刻-道-」

2019年9月9日放送、第111話の内容をご紹介。

昭和20年3月10日、B29の大空襲によって東京は壊滅的な被害を受ける。

その4日後、東京から小野ヶ沢に一人の男がやってきて、東京の惨状とある疎開者に悲しい報告を告げる。

そんな折に、とうとう公一にもあの通知が届き公平らは動揺する。

公一はそのことを松岡夫人らに伝え覚悟を決める。

■やすらぎの刻-道-第111話 あらすじ(公式ツイッター)

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第112話 涙の立田3兄弟→

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昭和20年3月10日東京大空襲

やすらぎの刻名言

〈冒頭からやすらぎ体操〉

 

〈菊村のナレーション〉

その日、昭和20年3月10日、B29の大編隊が東京の下町を大空襲した。

死者およそ8万から10万、負傷者4万から11万、消失家屋27万。

東京の下町は一夜にして火の海になった。

 

部屋で菊村(石坂浩二)がシナリオを書いている。

〈菊村のナレーション〉

アメリカ軍の手に落ちたマリアナ諸島の基地から出撃したB29の大群は、首都東京を攻撃する場合富士山を目標に浜松の上空から偏西風に乗って東京方面へ向かうルートをとった。

だから通過路である山梨県は連日のように空襲警報のサイレンにさらされた。

3月10日の下町大空襲を皮切りに、

4月13日、豊島、渋谷、向島、深川大空襲、死者2,459、消失家屋20万戸。

4月15日、羽田、蒲田、大森、荏原、川崎方面、死者841、消失家屋6万8000戸。

5月24日、麹町、麻布、牛込、本郷方面、死者762、消失家屋6万5000戸。

5月25日、中野、四谷、牛込、赤坂、世田谷方面を狙った山の手大空襲、死者3,651、消失家屋16万6000戸。

国会議事堂周辺や皇居の一部も消失。

B29の投下したのは「モロトフのパン籠」とよばれた焼夷弾が主体であり、一つの爆弾が空中で分解し油の雨を地上にばらまくという、まさに日本の木造都市を火の海にするための攻撃であった。

あの日下町大空襲のあの夜、都心の夜空が真っ赤に染め上がったのを私はほど近い杉並善福寺の防空壕の中から、一家で震えながら見つめていたのだ。

正直な告白をしなければならない。

今書いたことには、多分の嘘がある。

いや、事実は決して嘘ではない。

しかしその頃そうした実情を同じ東京に住んでいながら、僕らはほとんどを知らなかったのだ。

いや、知らされていなかったという方が正しい。

その夜、東京下町で起こったことの事実を僕らが現実に知ることになるのは、戦争が集結してしばらく経ってからだ。

〈当時の朝日新聞の一面が映し出され、大本営の音声が流れる〉

大本営発表、本三月十日、零時過より二時四十分の間、B29約百三十機主力を以て帝都に来襲、市街地を盲爆せり。

〈菊村のナレーション〉

これが10万人以上を一夜にして失った、広島、長崎の被害に匹敵する東京大空襲の報道だったのだ。

事件の一方が、小野ヶ沢に知らされたのはそれから4日後のことだった。

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東京からの知らせ

やすらぎの刻名言

小野ヶ沢に通じる路を、国民服を着た一人の男性がへとへとになりながら早足で歩いている。

途中、道端で遊んでいる子どもたちに、「立田さんとこの子どもたちは、どこにいるか知ってるかい?」と尋ねた。

子どもたちは、「あっち」と言って指差した。

酒井の家まで来た男は、縁側で作業していた婆さんに「ここに立田さんとこの子はおるかい?」と尋ねた。

婆さんは、座敷で昼寝をしている子どもたちに目配せをした。

 

荒木が「東京から来た国民服の男を見なかった?」と言って村中を探し回っていた。

地蔵の辻のところで男を発見した荒木は、男を呼び止め「ちょっとついてこい」と言って連れ出した。

 

根来家に来た荒木と男は、東京が空襲されたことを公一(佐藤祐基)たちに話した。

驚く公一は、東京のどの辺りが被害を受けたのか尋ねると、「下町一帯だ。下町っていうか、ほとんど全部だ!」と答える男。

「いつの話だ?!」と問う公一。

「3月10日の明け方だ」と男。

ゴウを抱きながら公平(風間俊介)が、「全部って言ったって、具体的にどこからだ?」と話に混ざった。

「だから全部だ!上野、浅草、秋葉原、錦糸町、向島から深川、日本橋・・・」と返す男。

「詳しく話してくれ」と公一が言うと、「詳しくも何も、周り中焼夷弾ばらまかれて・・・」と男。

荒木も「あんたの家はどこなんだ?」と尋ねると、「だから浅草だ!立田んとこの真隣だ!」と男。

今度はしの(清野菜名)が「立田って酒井のおばあさんのとこに疎開してる?」と言うと、「俺は立田んとこのおやじとかみさんと一緒に大八車に荷物積んで逃げたんだ。だけど嵐みたいに火の勢いが強くて、立田のおやじは息できんで燃えた!俺は泣き叫ぶかみさんの手引いて、墨田川へ逃げよう、川へ飛び込もうって走ったんだが、逃げる奴でいっぱいで川ん中まで火が回っとって、水ん中で人が炎を上げて終えてんだ!それで・・・」

(火事場の中を逃げ惑う人々の映像)

 

東京から来た男に空襲で両親が亡くなったことを知らされた立田兄弟が、酒井の家を飛び出し行方不明になっていることを、荒木から聞いた公一と公平が捜索の準備をしていた。

公平は、両親を探しに東京へ行くため駅に向ったのではないかと荒木に言った。

公一も駅の捜索を促すと、荒木は「駅を見てこよう」と言って自転車にまたがり出ていこうとしたが、動きが止まった。

「どうした?」と声を掛ける公一に、荒木は改まり「公一さん・・・」と囁いた。

そして、「こんな時なんだがの・・・あんたんとこに赤紙じゃ」と言って封筒を差し出した。

それを両手で受け取り、凝視したあとうなずく公一。

その様子を公一の背中越しに見つめる公平。

「駅はわしが見てくる」と言って去っていく荒木。

公一は封筒をしまうと、「酒井の婆さんとこにもう一度いってみよう」と公平に声を掛け家を出た。

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公一、赤紙の事を松岡夫人に告げる

やすらぎの刻名言

夜、公一に赤紙が届いたことを、公平が根来家の皆に伝えた。

幸子(木下愛華)が、農家の当主も徴兵されることを嘆いた。

最近、開拓団で満州に行ったニキビや青っ洟も招集されたことを公平は話し、「戦える人間はみんな取られんだ。根こそぎ徴兵って言うらしい」と告げた。

信子(井上希美)が、「畑は一体誰がやれって言うの?」と嘆くと、「俺たちがやれってことだろう」と返す公平。

信子は、女子どもだけでは無理だと言い、また連日食料を求めて人々が農家に押し寄せている事を愚痴った。

公平は、「文句を言ってみても始まらんさ」と言ってゴウを抱き寄せ「早くおっきくなれ。早くおっきくなってわしらを助けてくれ」と微笑んだ。

幸子が、「公一兄ちゃんは?」と尋ねると、「松岡さんのところへ行っているわ」と信子が返した。

 

松岡家。

囲炉裏の前に、松岡家の長女、百合子(小川未祐)と公一の膝の上に座る、長男の清(原田敬太)、そしてお茶を入れる松岡夫人(横田めぐみ)がいた。

公一は清に、先日立田3兄弟にいじめられたことは忘れるよう語りかけた。

そして「あいつらはきつーく懲らしめてやった。あいつらもたっぷり反省しとる・・・。あいつらの両親な、東京に残ってた。4日前の空襲で亡くなったそうだよ。おやじも、おふくろも一家全部な」と告げた。

それを聞いた松岡夫人が、「本当ですか?」と驚き、百合子も「確かなんですか?」と発した。

公一が清に、「あいつらの事はもう許してやれ」と言うと、うなずく清。

そんな清の頭を撫でる公一。

公一が、「東京はひどいことになってるそうです。一面焼け野原と死体の山で、それこそ地獄じゃと言っとりました」と東京の状況を伝えると、「なんてことを・・・」と嘆く松岡夫人。

公一は、「日本もこの分じゃ近々しまいですな」というと、膝から清をおろし玄関に向った。

そして去り際に、「それと奥さん。せっかく親しくしてもろうたが、わしもこの先奥様たちの面倒を見れんようになりました・・・。赤紙がきました・・・。わしも戦地です。わしのためにせいぜい祈ってやってください」と告げた。

松岡夫人は何も言わず、目に涙を溜め公一を見上げていた。

公一も目を潤ませ、しばらく見つめたあと家を出ていった。

 

提灯を片手に夜道を歩く公一。

〈公平ナレーション〉

行方不明の立田兄弟は、結局その晩見つからなかった。

夜中にまた警戒警報のサイレンが小野ヶ沢の谷で鳴り響いた。

 

公一が提灯の灯を消し、暗い夜道を歩き出したところで、第111話終了。

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感想

やすらぎの刻 ラジオ

今日はいきなりやすらぎ体操から始まりましたが、毎度のこといきなり始まるやすらぎ体操に全くやすらげない。

なんとなく話の内容が重い日に、体操がぶち込まれているような気がしないでもない。

東京大空襲について語られましたが、一夜にしておよそ10万人もの命が失われたというのは、本当に衝撃的です。

人に死の尊さが人数によって変わる事はなく、誰の死も同等ではあると思いますが、やはり一夜にしておよそ10万人という数を突きつけられると、特別な感情がこみ上げてきてしまいます。

そして前回、悪ガキ3兄弟として登場した立田兄弟に、悪さを働いた天罰としては過酷すぎる報いが訪れました。

孤児になってしまった3兄弟が、どう乗り越えていくのその辺りも描かれるといいですね。

そしてついに公一に赤紙が来てしまいます。

何かに付けてお国のためと言っていた荒木も、赤紙を渡すときの姿は決しておめでとうではなく、とうとう公一にも来てしまったという感じでした。

きっとあれがあの時代の市井の人々の本音でしょうね。

とは言っても、もう公一には行かないと選択肢はない状況なので、視聴者としては出兵する前に戦争が終結するか、無事に帰って来ることを願うばかりです。

清を懐に抱く公一の姿は微笑ましいのですが、赤紙が来てしまってはその姿が逆に切なさに変わってしまいます。

そしてまたしても、松岡夫人いや横山めぐみさんの潤んだ瞳で公一を見つめる表情にルールルルーですね。

本当にあの表情はたまらないです。

一方で、百合子と公一の絡みがないので若干2人の距離感が気になってしまいます。

「父親面しやがって」なんて思われていないといいですが・・・。

道パートも今週で3週目になり、そろそろ郷パートに切り替わりそうなので、今週もまた衝撃的な展開が起こりそうでやすらげなさそうです。

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視聴者の声

突然のやすらぎ体操へのツッコミと、公一への赤紙に対する声が多くありました。

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まとめ

やすらぎの刻、第111話の内容のまとめです。

菊村のナレーションで、昭和20年3月10日から始まった東京大空襲について語られます。

そしてその東京大空襲から4日後、小野ヶ沢に一人の男が東京からやってきます。

男は、酒井の婆さんのところに疎開してきた立田3兄弟の元を訪れ、兄弟の両親が東京大空襲で命を落としたことを伝え、また荒木とともに根来家を訪れ東京の惨状を伝えます。

両親の死を伝えられショックで家を飛び出した立田3兄弟が、行方不明になっていることを荒木から聞いた公一と公平は、彼らを探しに出ようとしますがそのとき荒木は公一に、赤紙を手渡します。

結局その日三兄弟は見つからず、夜を迎えます。

公平は、しのと妹たちに公一に赤紙が届いたことを伝え、皆これからどうなっていくのか不安になります。

松岡家を訪れていた公一は、東京が空襲に遭ったことと立田3兄弟の両親が犠牲になったことを伝え、清には先日兄弟たちにいじめられた事は水に流すよう諭します。

そして公一は帰り際に、自分に赤紙が届いたことを松岡夫人らに伝え去って行くのでした。

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