やすらぎの刻(道)第6話ネタバレロクの語る原風景に菊村「道」を想起

yasuraginotoki 06 やすらぎの刻

第6話

【登場人物】

  • 菊村 栄・・・石坂浩二
  • 菊村律子・・・風吹ジュン
  • 白川冴子(お嬢)・・・浅丘ルリ子
  • 水谷マヤ・・・加賀まりこ
  • 真野六郎(マロ)・・・ミッキー・カーチス
  • 白鳥洋介・・・上條恒彦
  • 水沼六郎(ロク)・・・橋爪功
  • 名倉みどり・・・草刈民代
  • 名倉修平・・・名高達男
  • 三枝奈々(アシスタント・コンシェルジュ)・・・東松史子
  • 風間ぬい子(秘書)・・・広山詞葉
  • 宮下一馬(総務)・・・平野勇樹
  • ホッピー・・・草刈麻有
  • バニーガールの女・・・大槻まゆみ
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マロの誕生パーティー

菊村(石坂)が自室で、ダンボールに入った書類を整理していると、今は亡き妻律子(風吹)が結婚当初、舞台の地方公演で行った先から送ってきた手紙が出てくる。

その手紙を読みながら当時を思い返していると、お嬢(浅丘)とマヤ(加賀)が部屋に入ってきて、マロ(ミッキー)の誕生パーティーをやると誘いに来た。

マロが、たくさんのローソクが刺さったケーキの前に立ち、菊村、お嬢、マヤ、白鳥(上條)、ロク(橋爪)、風間(秘書)、三枝(アシスタント・コンシェルジュ)、宮下(総務)らがハッピーバースディを歌っている。

マロが息を切らしながらも、なんとかすべてのろうそくを吹き消すと、お嬢が「皆さんからのプレゼントです」と言って、巨大なプレゼント箱を運び込ませる。

すると中からバニーガールの格好をした女性が飛び出してきてマロに抱きついた。

これは、やすらぎの郷のコンシェルジュだった松岡と破局したマロを元気づけるため、お嬢とマヤがサプライズで仕込んたものだった。

恍惚の表情を浮かべたマロだったが、そのまま床に倒れ込んでしまった。

皆が心配して声を掛けるが反応がない。

騒ぎを聞きつけ、やすらぎの郷総務理事の名倉みどりと、夫で理事長の修平がやってきてマロを介抱し、誕生パーティーは中止になった。

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バー「カサブランカ」にて

その夜、やすらぎの郷のバー「カサブランカ」で菊村、ロク、白鳥の3人が誕生パーティーのことを振り返っていた。

ここで菊村のナレーションで、新人バーテンダーとロクの紹介が入る。

バー「カサブランカ」のバーテンダーは、以前勤めていたハッピー(財前ゆかり/松岡茉優)からホッピー(草刈麻有)と呼ばれる新人に変わった。

ロクこと水沼六郎は、歌舞伎役者として活躍していたが、女性問題で追放された。

その女性問題が元で妻とは離婚、家を失い、子供とも縁を切られた。

最近は前立腺肥大による頻尿に悩まされている。「ついてない」が口癖。

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原風景の写真との出会い

菊村は、カサブランカからの帰りにロクから誘われ、部屋に寄って行く。

ロクは部屋に入るなり尿意に襲われ、トイレに駆け込む。

菊村はロクが用をたしている間、以前この部屋に入居していた脇役の俳優のことを思い出していた。

ロクはトイレから出ると、頻尿の悩みやトイレにまつわる話をすると、菊村にトイレの中に飾ってあるロク自身が撮影した、お気に入りの写真を見るよう勧めた。

写真はトイレの両壁と扉に1枚ずつ飾ってあり、ロクが戦時中、疎開先で通っていた道を年代ごとに同じ地点から撮影したものだった。

扉の写真は昭和19年頃に撮影したもので、田舎の一本道が写っている。

道の両脇には草が生え、遠くには山並みが見える。

左の壁の写真は、昭和35~36年頃に撮影したもので、道には砂利が敷かれ道の両脇には電柱と民家が建っていた。

右の壁の写真は、昭和60年頃に撮影したもので、道はアスファルトで舗装され電柱の他に鉄塔も多く建っていた。

1枚目の写真と比べると、遠くにある山並み以外は大きく景色が変わっていた。

ロクは、去年の秋に写真の場所に行ってきたが、その道の先にあったかつて自分が住んでいた村が、今は限界集落となっていたことにショックを受けた言い、その道もアスファルトはひび割れ、ペンペン草が生えていて写真を撮る気にもならなかったと嘆いた。

奥村は、扉の写真に見入っていた。

菊村がトイレから出て、二人ソファーでお茶を飲んでいる。

そしてロクが語りだす。

「扉に飾ってある写真が私の、言わば原風景なんです。私、考えるんですがね、原風景ってなぜ惹かれるんだろうって?」

「私、思うんですけど、原風景ってのは最後に自分が帰り着きたい、最終の景色だと言うことじゃないですかね?人生いろんなことがあっても、結局はあの景色の中に、最後は歩いて行くってことじゃないんですかね?」と菊村に問う。

菊村は何も答えず、扉に飾ってある写真を思い返して第6話が終了。

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