手作りケーキ、うまく焼けますか?
私はと言うと、このスポンジケーキ作りに実は何度も何度も失敗をした人間です。
材料は正確に測ったし、混ぜ合わせも完璧…。
なのに出来上がった生地は、必ずと言っていいほど表面が割れていたんです。
くっ。やはり素人にはスポンジケーキ作りはハードルが高いものなのか…。
そう思っていたのですが、実はそんな失敗しまくっていた私もあることを気を付けるようにしたらとんでもなくケーキ作りの腕前があがってしまって驚いてます(笑)
このケーキの表面が割れる原因を解決できれば、誰にでも絶対に失敗しない完璧なケーキを焼くことができますので、ぜひチェックしてみてください!
スポンジケーキの表面が割れる原因
なぜスポンジケーキの表面が割れてしまうのか。
その原因は主に3つあることが分かりました。
メレンゲがしっかり立てられていない
メレンゲがしっかりとできていないと、ケーキが膨らみにくく生地も固くなってしまうのでケーキの生地が膨らむ途中で割れてしまうという原因が考えられるようです。
メレンゲは卵白に砂糖を入れる前にしっかりと泡立ててから、少しずつ砂糖を加えていくことがポイントのようです。
生地の分量が多すぎる
ふっくらボリュームのある生地を焼きたくてついついやってしまいがちなのですが、焼き型に対して流し込む生地の分量が多いと割れやすいようです。
なぜなら、生地は焼き型の真ん中あたりから山になっていくように盛り上がっていっていくのですが、生地の量が多すぎると盛り上がり方が大きく、その膨張によって引っ張られる力が強くなりすぎて割れてしまうことにつながるようです。
焼き型に対して、約半分か6割くらい流し込むくらいでちょうどよかったです。
焼成温度が高すぎる
焼成温度が高すぎると、生地の表面から一気に焼けてしまうので、中の生地が膨らむ前に表面の生地がかたまってしまい、それを無理やり押し上げるように膨らんでしまうので結果割れてしまうという事態になってしまうようです。
生地が割れてしまうようであれば、10℃下げて焼いてみると良いです!
スポンジケーキを上手に焼く方法
ケーキが割れてしまう原因は3点にあることが分かったのですが、そのほかちょっとしたコツがあってそれらを取り入れることで、必ずと言っていいほど割れてしまっていたスポンジケーキの生地が、つるつるフワフワの生地に変貌を遂げることに成功しました(笑)
薄力粉はしっかりと振るう
きめ細かな生地を焼くためには、この工程が実は重要。
粉ふるいを最低3回は繰り返し、粉がダマになるのを防ぎましょう。
卵は温めてから泡立て
卵は温かいほうが実は泡立ちやすいので、冷蔵庫に入れていた卵をつかう場合は湯煎をしながら40℃くらいをキープできるように泡立てると、フワフワのメレンゲを作ることができます。
しっかりと泡立てた生地は、落とした時に形がくっきりとわかるくらいの状態になっているので、このくらいしっかりと泡立てていきましょう。
粉とメレンゲの混合に注意
ここで泡立てたメレンゲをつぶしてしまわないよう、3回くらいに分けて切るようにさっくりと混ぜることがポイントです。
混ぜる回数も極力少なくするようにし、空気を含ませることを意識して混ぜるようにしましょう。
オーブンから目を離さない!
オーブンに張り付いて見張るほどはしなくても良いのですが(笑)
レシピ通りに温度設定したからといって後はオーブンにお任せ…。それは危険なんです。
家庭のオーブンの「クセ」みたいなのを把握しているのであればよいのですが、一部が焦げてしまったり、温度が高すぎて割れてしまう原因なので、様子を見ながら前後を入れ替えしたりしながら、まんべんなく加熱できるようにお世話してあげることが大切です。
スポンジケーキの表面が割れないように焼く方法のまとめ
スポンジケーキが割れないようにするには以下のことに注意しましょう。
- メレンゲをしっかりとたてる
- 分量は焼き型の6割くらいまでを目安に生地を流す
- 焼成温度は炊くなりすぎない様様子を見ながら調整する
ケーキ作りもそうなんですが、お菓子作りって本当に分量や温度調整などがすごく重要で、少しでも変わると結果がずいぶんと変わってきます。
面倒くさがると必ず失敗してしまうので、「ケーキ作りは化学」だと思って頑張って今回のコツを実践してみてください!
割れてボコボコになったケーキしか焼けなかった私も、ちょっと面倒臭いことを我慢して実践してみて大成功したので、この感動は今でも忘れられないんです。
美しい焼き上がりのケーキを見ると、たぶん面倒臭いって思わなくなると思いますよ(笑)
コメント
同感です