昨今、大ブームのキャンプ。
キャンプの魅力に取りつかれてしまう人がいる一方で、何度か行ったけどキャンプやめましたという人も多いようです。
キャンプをやめた主な理由は
- キャンプに疲れてしまった
- キャンプはやることが多い
- 家族の理解が得られない
- キャンプが流行り過ぎている
などが挙げられます。
本来は、日常の喧騒を離れ自然の中でゆっくりとした時間を楽しむはずのキャンプが、忙しくて気疲れするならやめたくもなりますよね。
今回は、キャンプをやめた人の理由と、やめずに続けていく解決法を紹介します。
こんな理由でキャンプやめました
キャンプが好きだったはずなのに、やめたのはキャンプ疲れが原因かもしれません。
ここでは、なぜ「キャンプやめました!」に至ったのか、理由を考察していきます。
キャンプに疲れてしまった
キャンプは意外に立ちっぱなしで過ごしていて気付くと足が棒になっていることがあります。
でも、それ以上に感じるのが気疲れです。
大勢でにぎやかに行うキャンプは学生時代に戻ったようで楽しいですが、メニューや金銭面など意外に気を遣うものです。
グループキャンプでは、よく働く人とまったく動かない人がいるのが実情です。
自分だけが頑張りすぎて疲れてしまう人は、グル―プキャンプは避けた方が無難です。
また、SNSにおしゃれキャンプをしているところを載せたくて、設営に時間をかけたり料理を頑張りすぎたりするのもキャンプ疲れの原因になります。
キャンプの設営は、おしゃれより作業しやすいようにセッティングすることが大切です。
おしゃれキャンプの撮影はほどほどにして、SNSから離れる1日にするのもおすすめですよ。
キャンプでは、デジタルデトックスしてはいかがでしょうか。
キャンプはやることが多い
キャンプは、行く前から帰るまでやることが盛りだくさんです。
行く前に準備で疲れ、設営や火起こしがめんどくさいと思い始めたらキャンプには行かない方がいいでしょう。
でも、実は一番体力的にきつくてめんどくさいのが帰宅後の洗濯やキャンプ道具の片付けです。
テントでよく眠れなかったりすると、疲労感が抜けずに仕事や学校に行くことになる場合もあります。
キャンプに行く前の準備とは
- 献立を決める
- 使う調理器具を準備
- ガス、薪などの準備
- 食材の調達
- 車に荷物を積む
キャンプ場に着いてからは
- テントやタープの設営
- 机や椅子などを出す
- 焚火の準備
- 食事作り
- 食器や調理器具などの洗い物
- ゴミをまとめる
- 撤収作業
帰宅後にやることは
- 大量の洗濯
- ゴミ出し
- テントや道具の洗浄・収納
- 洗車
キャンプは準備から片付けまで大変です。
でも、めんどくさいことを敢えてするのがキャンプの醍醐味とも言いますよね。
キャンプに慣れて自分のペースが確率してくると楽しくなってきますよ。
家族の理解が得られない
家族の中でキャンプ嫌いな人がいるとキャンプを趣味として続けづらい状況になります。
キャンプが嫌いな人に理由を聞くと
- 虫が大嫌い
- 衣類や髪の毛が焚火臭くなる
- トイレやお風呂が不便
- テントで寝られない
などの答えが返ってきます。
キャンプが流行っているから行ってみたけど、予想以上に寒かったり暑かったり過ごしづらい体験をしてしまうと次も行きたいとは思わなくなるようです。
また、キャンプにお金をかけることが理解できないパートナーはたくさんいます。
趣味には多少お金がかかるものですが、価値観は人それぞれです。
常識外れのつぎ込み方をしないように注意が必要です。
家族とのキャンプを楽しんでいた人でも子供が成長して徐々に一緒に行く機会がなくなったため「キャンプやめました!」という人もいます。
ファミリーキャンプからソロキャンプに切り替えたい場合も、家族の理解が得られないとキャンプを継続するのは難しいでしょう。
キャンプが流行り過ぎている
キャンプが流行る前からやっていた人は、最近のキャンプ場の人の多さに辟易して足が遠のいてしまうようです。
中にはマナーが悪く夜騒いだりなかなかライトを消さなかったりするキャンパーもいるため、せっかくのキャンプが台無しになることもあります。
また、今はどこのキャンプ場も混んでいて予約が取りづらくキャンプに行くのを諦める人もいます。
キャンプが流行り過ぎたことが原因で、キャンプは好きだけど行くのをやめてしまったキャンパーは多くいるようです。
キャンプ疲れしたときに試したい解決策
キャンプに嫌気がさしてやめたいと思っている人に解決策を紹介します。
いのちの洗濯になるような自分が楽しいと思えるキャンプにしましょう。
めんどくさいことを減らす
私は、キャンプで最初の頃はやっていたけれどやめたことが3つあります。
- ダッチオーブンでの料理
- コーヒーを豆から挽くこと
- 朝の焚火
ダッチオーブンで作る料理は最高ですが、帰宅してからのメンテナンスが億劫で今はお休みしています。
コーヒーに関してこだわりたい人もいますが、自分は、元々こだわりがなく温かい物が早く飲みたいのでインスタントコーヒーを持って行くようになりました。
また、キャンプで料理をするのに薪だけが熱源だと、正直とても手間がかかります。
ちょっとお湯を沸かしたい時でも時間かかってしまいますので、キャンプにはシングルバーナーだけでも持っていくと重宝しますよ。
ランチパックやカップラーメンなど簡単に食べられるものを用意して手抜きするのもありです。
朝は、焚火を点けないで撤収を進めてしまうと効率が良いですよ。
キャンプのテーマを作る
キャンプに行くときはテーマがあると準備がしやすくなり、時間も有効に使うことができます。
なんでキャンプに行く必要があるのか、キャンプの目的がはっきりしているといいですよ!
実は、我が家のキャンプは季節によってテーマがあります。
- 春先のキャンプは語りキャンプ
- 夏休みのキャンプは星空キャンプ
- 秋のキャンプはグルメキャンプ
春先のキャンプはお酒やおつまみを多めに持って行きますが、星空キャンプは流れ星を見るためお酒の準備は少なめで料理も超手抜きです。
その代わり望遠鏡やカメラ、敷物などの観察準備があります。
秋のキャンプはグルメがテーマなので、すき焼きなど普段のキャンプより豪華な食材で美味しい物を堪能します。
秋のキャンプはコテージ泊だったので、設営が楽で時間に余裕がありました。
キャンプは、頑張り過ぎないのが続くコツと言えるでしょう。
めんどくさいことを減らしてみたらまたキャンプが好きになるかもしれません。
キャンプの片付けはゆっくりやる
キャンプから自宅に帰ると大量の洗濯物を干したり寝袋を干したりと大忙しになってしまいます。
しかし、疲れている時の片付けはとてもしんどいです。
キャンプの片付けを疲れずに行う方法は
- キャンプの洗濯はコインランドリーで済ます
- テントやタープは晴れたときに洗って干す
- 食器や調理器具はキャンプ場で洗って帰る
コインランドリーなら洗濯から乾燥まで寝て待っていられますよ。
大量の洗濯物が、一気に片付いて最高におすすめです。
帰った日に全部片付けず、晴れたときに干すぐらいのゆったりした気持ちでいるといいですよ。
まとめ
今回は、キャンプをやめた人の理由とやめずに続けていく解決法を紹介しました。
- キャンプをやめた人の理由はキャンプ疲れや家族の理解が得られないことなどが挙げられる
- キャンプを続けるにはめんどくさいことをやめて自分のペースで楽しめるキャンプをすることが大切
キャンプで苦痛に思うことはやめて、自分が楽しめるキャンプにしましょう。
キャンプ好きな人と嫌いな人がお互いを尊重し合えるといいですね。
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