長く置くほどおいしくなるイメージのウイスキーですが、家で保管する時は常温が冷蔵か迷ったことはありませんか?
ウイスキーは、冷えすぎると香りがわかりにくくなるため冷蔵庫よりも常温での保存がおすすめです。
また、未開封の場合であれば賞味期限はなく、いつでも飲むことができます。
一度開封してしまったウイスキーは風味が落ちるので、なるべくはやめに飲むようにしましょう。
ここからは、ウイスキーの保存についてより詳しくご紹介していきます。
ご褒美でウイスキーを買ったときやちょっと良いウイスキーをいただいたときなど、保管の参考になれば幸いです。
ウイスキーの保存は常温?それとも冷蔵庫?
ウイスキーを保存するときは、常温での保存がおすすめです。
冷蔵庫に入れると冷えすぎて飲む際に香りがわかりにくくなる他、他の食品のにおいが移ってしまう可能性もあります。
特にストレートで楽しみたい場合などは、常温で保存するのが良いでしょう。
保存方法については次項でご紹介します。
ウイスキーの保存方法
ウイスキーを保存するときのポイントは、以下の通りです。
温度変化、直射日光を避ける
熱や紫外線をあてると、中身が劣化しやすくなります。
味や風味を保つためにも、家の中で日の当たらない場所に置いておきましょう。
涼しい場所で保管
冷蔵庫に入れる必要はありませんが、温かい場所に置くのは良くありません。
夏場でもなるべく涼しい場所に保管するのが望ましいです。
立てて保管
コルク栓の場合は、寝かせると中身が漏れてしまう可能性があります。
特に年代物のボトルだとコルクが劣化している可能性もあるので、寝かせずに立てて保管しましょう。
ウイスキーは未開封なら賞味期限はどれくらい?
ウイスキーはアルコール度数が40度程と非常に高く、賞味期限が設定されていません。
正しく保存すれば、何十年と寝かせることも可能です。
ただしコルク栓の場合は、長期で保存するとコルクが縮んで少しずつ空気に触れてしまう場合もあるため、「パラフィルム」というテープで口を密閉するなどの工夫が必要です。
熟成させる=寝かせておくというイメージがありますが、瓶詰後のウイスキーが更に熟成する、ということはありません。
基本的には「最もおいしい状態」で瓶詰されているので、長期保存が可能ではありますが早めに飲んだ方がより風味を楽しめると言えるでしょう。
開封後のウイスキーの賞味期限はどれくらい?1年過ぎても飲める?
開封後のウイスキーは空気に触れるため、味や風味がどんどん劣化していきます。
度数の低いお酒に比べると変化は緩やかですが、開封前ほどの状態は保てないので、できるだけはやく消費することが望ましいです。
保存状態が良ければ開栓から1年が経過しても飲めることはありますが、品質は落ちるのであくまでも自己責任で嗜みましょう。
味や香りに違和感を覚えた場合は、飲むのは避けた方が無難です。
開栓後に保存するときは、なるべく空気に触れないように密閉して冷暗所に保存することが大切です。
まとめ
今回は、ウイスキーの保存方法についてご紹介しました。
- ウイスキーの保存は常温がおすすめ
- 冷蔵だと冷えすぎて香りがわかりにくくなったり、他の食品のにおいが移ることがある
- 保存のポイントは以下の通り
①温度変化、直射日光を避ける
②涼しい場所で保管する
③立てて保管する - 未開封の状態であれば、賞味期限はない(アルコール度数が高いため)
- 基本的には「最もおいしい状態」で瓶詰されており、瓶の状態で置いてもそれ以上熟成することはない
- 開栓後のウイスキーは空気に触れるので早めに消費するのが良い
- 劣化が緩やかなので開栓から1年が経過しても飲めることもあるが、風味は落ちる
せっかくのウイスキーを最高の状態で飲むためにも、保管は適切に行いたいですね。
以上、参考になれば幸いです。
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