乳幼児が生のバナナをそのまま食べられるようになるのは、離乳食中期の生後7~8ヶ月くらいからとされています。
食べさせるときは、バナナを薄く切ってからあげましょう。
バナナをそのままの状態ではなくペースト状にしたものであれば、離乳食中期の生後5~6ヶ月くらいから食べられるとされています。
ただしバナナはアレルギー特定原材料(に準ずる)に含まれますので、初めて食べさせる時は必ず小さじ一杯程度を食べさせて、アレルギー反応がないか確認しましょう。
今回の記事では、バナナを離乳食として食べさせるときの注意点についてご紹介していきます。
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生のバナナをそのまま離乳食であげていい時期
一般的にバナナをそのまま乳幼児に食べさせられるのは、離乳食中期と言われる生後7~8か月になったらと言われています。
食べさせ方としては、バナナを薄く切った状態であげてみて反応をよく見てください。
2枚程度が目安です。
というのも。この頃になると他の野菜フルーツも食べられるようになってくると思います。
7~8か月の赤ちゃんの野菜・フルーツの理想的摂取量は20~30gとされています。
他の野菜とのバランスも考えて、薄切り2枚程度(10g程度)がおススメです。
バナナは柔らかい食材ですが、赤ちゃんが喉に詰まらせるかもしれません。
なので輪切りはそのまま飲み込んでしまう可能性があるので、避けましょう。
薄く、少しななめにカットしてあげてください。
食べているときの赤ちゃんから目を離さないように気を付けましょうね。
バナナを離乳食初期にあげる場合
バナナをそのままあげる場合は離乳食中期(生後7~8ヶ月)とお伝えしましたが、乳幼児にバナナを食べさせても大丈夫なのは、生後離乳食を開始する時期、つまり5~6か月頃から大丈夫とされています。
ただしその場合は、ひと手間加える必要があります。
バナナをあげる場合、まずはレンジで温めて裏ごししペースト状にしたものを1日1回大さじ一杯から始めましょう。
食べにくそうな場合は粉ミルクやお湯で伸ばしてトロッとされるのもおススメです。
この方法には理由があります。
まずレンジで温めることにより、熱による殺菌効果があります。
またバナナは温めると柔らかく、甘くなるので赤ちゃんが食べやすい状態になります。
バナナアレルギーに注意
赤ちゃんに初めてバナナをあげる際は、アレルギーに注意が必要です。
バナナは、アレルギー特定原材料に準ずる21品目に含まれます。
初めて食べたバナナが実は赤ちゃんにとってアレルギーを引き起こすものだった、という可能性がゼロではありません。
まずは小さじ一杯を食べさせてみて、アレルギー反応がないか様子を見ましょう。
万が一、アレルギーが起こる可能性も考えると、初めてのバナナは午前中にあげたほうがいいです。
これはもし何か症状が現れた場合、すぐに病院へ行ける時間帯のほうが赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても安心で安全だからです。
また赤ちゃんの消化器官は午前中の方が動きがいいので、初めて食べる食材に向いている時間帯でもあります。
アレルギーがないのなら、バナナは離乳食におススメの食材です。
フルーツの中でもビタミンB群が多く含まれ、食物繊維も多いです。
また炭水化物も多いので、赤ちゃんのエネルギー源としても最適です。
甘くて食べやすいので、お気に入りの離乳食となる赤ちゃんも多いのではないでしょうか?
バナナは初めての離乳食として最適ですが、いきなりすべての食事を離乳食にすることはできないので、授乳と並行してあげてみてください。
なお、この時の離乳食としては潰した豆腐や野菜、お粥も最適です。
まとめ
皆さんの疑問の解決のお手伝いになったでしょうか?
いつから生のバナナを離乳食として赤ちゃんにあげていいのか、最後にもう一度まとめます。
- 生のバナナをあげていいのは5~6か月(ペースト状にする)
- 生でそのままの状態のバナナをあげていいのは7~8か月(薄切りにする)
離乳食向きに見えるバナナでもいつからあげていいのか、そのままあげていいのか……お悩みは解消されたでしょうか?
皆さんの離乳食づくりのお手伝いができていれば、嬉しいです。
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