大人にも子供にも人気がある海の幸、いくら。
温かいご飯の上にのせて食べるのって最高ですよね。
冷凍されたいくらの解凍後の賞味期限は1~2日ほどとされています。
解凍を早くする方法は、いくらを袋やビンなどの上から水道水を当て流水解凍する方法がおすすめです。
いくらは一度解凍したら、再冷凍はNGです。
他の食材もそうですが、一度解凍したものを再冷凍すると風味が落ちてまずくなってしまいますし、衛生的にもよくありません。
今回は、冷凍のいくらの解凍後の賞味期限、解凍を早くする方法を紹介していきます。
ぜひ参考にして下さい。
いくらを解凍したら日持ちはどれくらい?
解凍したいくらの日持ちは1~2日ほどされています。
ただ、3日過ぎたらすぐに廃棄しなければならないということはありません。
いくらが傷んでいるか食べるのに迷ったら
- いくらをスプーンですくったら糸を引いている
- 潰れたいくらが多く白濁りが多い
- 異臭がする
この3点が判断のポイントになりますので、確認してみてください。
特にいくらにはほとんど臭いがありませんので、異臭がしたら明らかに品質が劣化したということです。
心配なときは廃棄して下さいね。
白くなっているいくらは大丈夫?
いくらを冷凍すると白っぽくなることがありますが、解凍すると戻りますので心配いりません。
冷凍したいくらには、ほぼいないのですがまれに寄生虫がいることがあります。
特に、アニサキスという寄生虫は要注意で強い食中毒症状を起こしてしまいます。
いくらに白い斑点模様が出ていたり、ねばねばしていたら食べずに破棄した方が安心です。
また、いくらは熱いお湯をかけると白くなることがありますが、これはいくらのタンパク質が反応したもので、異常ではありません。
逆に熱いお湯をかけても白くならないいくらは、栄養成分がほとんどはない偽物のいくらの場合があります。
いくらの解凍を早くする方法
いくらを早く解凍したいときは、流水解凍すると数分で戻すことができます。
直接いくらに水を当てると、いくらの粒が壊れてしまいますので、袋や瓶を開封せずに水を当てるようにして解凍します。
半解凍までいったら、水を止めると粒を壊さず解凍できますよ。
電子レンジでの解凍はおすすめしません。
解凍ムラになり、いくらが中途半端に温まって半煮え状態になってしまいます。
理想的な解凍方法は、冷凍庫から冷蔵庫に移して半日ぐらいかけてゆっくり戻す方法です。
ゆっくり解凍することで細胞の破壊を最小限にして、味と風味を落とさずに戻すことができます。
でも、すぐ食べたい時や時間をかけられない時もありますよね。
いくらは、小分けにして冷凍保存すると解凍するのがもっと簡単になります。
簡単な方法を紹介します。
いくらを半解凍して小分けにする方法
容量の多いいくらのパックは、解凍にも時間がかかり、全部解凍してしまうと多すぎて食べ切れずに困ってしまいますよね。
初めから小分けにして冷凍しておけば、食べたい時に短時間で解凍できて便利です。
そこで、冷凍のいくらを小分けにする方法を紹介します。
- 冷凍庫から冷蔵庫に移して1~2時間後に半解凍の状態で取り出す
- 袋の上からハサミや冷凍用包丁(パン用のナイフのように刃がギザギザのもの)を使って切り分ける
- 小分けにしたいくらをラップで二重に包んで、金属性のトレーにのせて冷凍庫に戻す
一度半解凍までして、はさみや包丁も入れてしまっているので、冷凍していても1ヶ月を目安に早めに食べ切りましょう。
切り分ける時は、消毒したはさみや包丁を使い、衛生面に十分注意してくださいね。
いくらの再冷凍はダメ?
一度完全に解凍してしまったいくらを再冷凍するのはおすすめできません。
品質が低下して味も風味も落ちてしまいます。
食べ切れる量を冷凍し、冷蔵庫で戻すという方法が安全で美味しくいくらを楽しむコツです。
もし、残ってしまったらお雑煮に入れたり、お茶漬けにトッピングしたりすると一気に華やかになります。
いくらは加熱すると真っ白になってグミのような食感になりますので、温かいものと組み合わせる時は注意しましょう。
まとめ
今回はいくらの解凍後の賞味期限、解凍を早くする方法などを紹介しました。
- いくらを解凍したら日持ちは1~2日程度
- いくらの解凍を早くする方法は流水解凍
- いくらは半解凍状態で小分けにして再び冷凍すると便利
- 一度完全に解凍したいくらの再冷凍はNG
手巻き寿司や炊き込みご飯にのせても華やかないくら。
美味しく最後まで頂きましょう。
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