わーい!買ってきましたお寿司!
お寿司は良いですねぇ、贅沢な気分になれますから。
でもせっかく買ったお寿司の賞味期限を切らしてしまったなんてことないですか?
そして捨てるのはもったいないから食べちゃおう!でも生ものだから食中毒が心配!って方も多いと思います。
そこで今回は、賞味期限切れのお寿司は食べても大丈夫なのか調べてみました。
また、痛みやすいネタやお寿司は腐ってしまったらどうなるのか、といった疑問もまとめてみました。
賞味期限切れのお寿司は食べも大丈夫?
大体のお寿司は「当日中にお召し上がりください」や「〇時までにお召し上がりください」と記載されてますが、お寿司は「賞味期限」ではなく、「消費期限」で表記されます。
消費期限は比較的日持ちが短く傷みやすい食品に用いられるので、結論から言うと消費期限切れのお寿司を食べるのはおすすめできません。
でも、消費期限が過ぎたからと言って、その瞬間に「はいダメー!」とはさすが割り切れないですよね。
またネットでは消費期限切れのお寿司を食べても平気だったという声もあったりするので、意外と食べても大丈夫って思っちゃいます。
確かに冷蔵庫で保存していれば賞味期限が切れても翌日くらいまでは大丈夫そうなんですが、それはいなりや玉子などの火を通したネタなどに限ります。
生魚のネタは冷蔵庫に入れていたとしても、やはり消費期限を過ぎてしまったものは注意が必要です。
ましてや常温に置いていたお寿司は絶対にやめておきましょう。
調べてみると常温に置いたお寿司は、わずか1~5時間で腐り始めるという情報もありました。
季節にもよりますが、夏場だと約1~2時間程で腐敗が進み始め、冬の室温が低い場合でも5時間ほどだと言われています。
なんと短い命なのか・・・。
常温で消費期限切れとなったお寿司は残念ながら諦めましょう。
冷蔵庫で消費期限を迎えたお寿司はネタにもよりますが、良くて翌日までが限度と考え、口に入れる際には傷んでいないか充分注意しましょう。
ではそんな「命短し恋せよお寿司」たちは、腐るとどんな変化がみられるのでしょうか?それについては次で詳しく見ていきます。
寿司は腐るとどうなる?
お寿司の「腐ったサイン」ですが、まず見た目は「表面がヌメヌメしている」、「黒くなっている」、「表面に白い膜状の物がはっている」などが挙げられます。
このような見た目になっている場合はまず食べない方が良いでしょう。
いや、食べたらダメです!絶対腐ってる!と思う!!(思うかい)
そして次!
次は臭いです。
これも腐ったものによくありますが、「酸っぱい臭い」や「生ゴミみたいな臭い」がしていたらやめておきましょう。
臭ってみて「ヴォエッッ!」となるような臭いであれば悪いことは言いません。
腐っているのでやめておきましょう。
中には見た目や臭いで見分けることができず、口に入れてしまう事もあるかと思います。
その時になんだか「ねたっとした粘り気」を感じたり「舌がピリピリするような酸味」を感じたら、我慢して飲み込まず吐き出した方が良いでしょう。
そのお寿司はもう終わっています。
腐った寿司を食べたときの対処法
さて、上にも書きましたように、臭いや見た目で分からず「口に入れてしまった!」
しかも「思わず飲み込んじゃった!!」となってしまった場合、焦りますよね。
私は「腐ったものを食べた=食中毒になる」と思い込んでいたのですが、どうやらそういうものではないようです。
腐敗したものの中に菌がいなければ、食中毒にはならないのだそう。
逆に腐敗していなくても、そこに菌が付着していれば食中毒を起こすのだそうです。
こ、こわい・・・!
とはいえ、菌は目に見えるものではないですから、腐ったものを食べてしまうとお腹が痛くなるのでは?と心配になりますよね。
そんな時は「梅干しを2~3個かじったら良い」という意見がありました。
梅の中に含まれるピクリン酸やクエン酸という成分が食中毒などを解消してくれるんだそうです。
また、人間の体は酸っぱい刺激を感じると胃を守ろうとして胃粘液の分泌が促されて保護してくれるそうです。
すごーい!!梅干しすごーい!!
あとは冬瓜の果肉をすりおろしたものや、身近にあるものであればお酢を飲んだりするのも良いそうです。
そして、もし腐ったお寿司にあたって食中毒の症状である「下痢や吐き気」に襲われたら、水分を取っていくことが大切なんだそうです。
「気持ち悪いのに水分なんか取れるか!アホタレ!」と思ってしまいますが、脱水症状が起こらないように少しずつでも良いので水分補給をするようにしましょうね。
ただし、あまりに症状が重く、「水分が取れる状態じゃない!」となった場合は無理せずに病院に行くことをオススメします。
傷みやすい寿司ネタは?
お寿司にも色々なネタがありますよね。
その中でも傷みやすいネタは何かな?と探してみたのですが、特にこのネタがダントツにヤバい!というものは見つけられなかったのですが、生の状態で火を通していないものは傷みやすいですね。
イワシやサンマなんかの青魚と呼ばれるものは、特に傷みやすい魚になりますので刺身の状態で食べるには注意が必要です。
また、貝類なんかも同じく生の物ですと腐敗しやすので早めに食べてしまう方が良いかと思います。
逆に火を通してある玉子やゆでエビ、穴子などは生魚のネタに比べると傷みの進み具合は遅めです。
まとめ
いかがでしたか?
お寿司は基本的に消費期限内に食べてしまいましょう。
そして、常温保存は向いていないのでやめておきましょう。
早いと1~2時間で腐り始めしてしまう場合があります!
そしていつもと違う見た目や臭いになっていたら、勿体ないですが食べずに処分した方が良いかと思います。
食中毒が起こらないとは限りませんので、危ないかも・・・と思ったらやめておきましょうね。
これからも安心安全にお寿司を食べられるように、自分でできる予防はしっかりして、美味しくいただいてくださいね。
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