すき焼きを作っててたまにしてしまう失敗として「砂糖を加えすぎてタレが甘くなりすぎた!」って、よくありませんか?
また、市販のすき焼きのタレが思いのほか甘すぎて「ちょっと口に合わないな」ということも。
そんな時、皆さんは諦めてしまってはいませんか?
この記事では、すき焼きのたれが甘すぎた時の対処方法についてご紹介します。
これまで甘すぎたすき焼きのたれを我慢して食べていたのも、今日でおさらば。
とっても効果的な方法ですき焼きを美味しく食べられるようになります!
実際に失敗を経験した私が、その失敗から得られたリターンはとても使えるネタだった…?!
すき焼きのタレが甘すぎた場合の対処法
甘すぎるすき焼きのタレを手っ取り早く水を加えて薄めるのも効果的な方法の1つではありますが、それだけでは甘みは抑えることは難しいです。
そこで、以下の方法をぜひ試してみてください!
酸味を加える
甘くなりすぎてしまったすき焼きのタレには酸味のある「赤ワイン」を少し加えると、甘みが抑えられる効果が得られます。
これは「味の抑制効果」と言われるものです。
例えば、グレープフルーツやレモンに砂糖をかけると酸味が抑えらませんか?
これも味の抑制効果が現れているものになります。
単純に甘みを抑えるための酸味としては、その他「酢」や「レモン汁」などもあげられます。
私が思うには、すき焼きの場合は酢やレモン汁を加えるよりも「赤ワイン」を加えるほうが、味変し過ぎることはなく程よく甘みを抑えられて、さらにコクが追加されたように感じました。
苦味を加える
甘みを抑えるためには「苦味」を加えるのも効果的です。
これも同じく「味の抑制効果」の働きによるものです。
コーヒーを少し加えると、苦味で甘みを抑えるほか、コクもプラスすることができます。
塩は甘みを強調してしまう?!
よく耳にするのは「砂糖を入れて甘くなりすぎてしまったのなら、反対の塩を足せば相殺されるのでは?」というものですが、それは間違い!
甘いものに塩味をたしてしまうと、塩味によって甘みをより一層引き立ててしまう結果になってしまいます。
これは「味の対比効果」という現象が起きているんです。
皆さんはスイカに塩をかけたりしますか?
スイカに塩をかける理由として、塩の塩味によって甘みを引き立てる効果があるためなんですよね。
甘すぎたすき焼きのリメイク方法
すき焼きのたれがちょっと甘くなりすぎて、これ以上箸が進まないな…。
そんな時は、思い切って別の料理にリメイクしてしまうのも1つの方法ですよ!
すき焼きのリメイクをいろいろ試した中で、私が思う最も効果的だった方法を2つご紹介しますね!
カレーにリメイク!
実は甘みを抑えるのに「辛味」成分を加えるのも有効な手段の1つなんです。
スパイスの強い香りと辛味で、甘すぎたすき焼きも美味しいカレーとして食べられるようになりますよ!
すき焼きに適量の水を加えて、後は普段通りにカレールーなどを加えてカレーを作る!
甘いすき焼きがカレーにコクを生んでくれて、とっても美味しいカレーに大変身させることができます。
コロッケにリメイク!
ジャガイモを加えてコロッケにリメイクするのも、とても効果的な方法だと感じました!
甘辛いすき焼きに茹でたジャガイモを加えてつぶすことで、とがった甘みが薄らいで美味しいコロッケになりますよ。
コチラも普通にコロッケを作るよりも、味に深みとコクを生んでくれる結果オーライな状態に。
ソースをかけなくてもしっかりと味のついたコロッケになりますので、お弁当にもピッタリですね!
まとめ
今回はすき焼きのたれが甘すぎた場合の対処方法についてご紹介しました。
- 酸味を加える
- 苦味を加える
- 別の料理にリメイクする
これらの対処法で、甘いすき焼きのお悩みを簡単に解決することができます!
失敗しちゃった…もうダメだ…。
諦めるなんてもったいない!
失敗を相殺できるどころか、さらに美味しい料理になってプラスになること間違いなしなので、ぜひ試してみてくださいね!
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