「水漬けパスタ」は、乾麺のパスタを水につけておくことで柔らかくなり、茹でる時間を短縮できたり、生めんのようなモチモチ食感を味わうことができるというものですが、パスタを水につけている時間によってはうまくいかないことがあります。
水漬けパスタは、基本的に水につけすぎてボロボロになってしまうということはなく、逆に水につけている時間が足りなくて、茹で時間も食感も通常と何も変わりがなくなることがあります。
そんなことにならないように、水につけている時間の目安を把握しておきましょう。
パスタの種類や原料の違いによって水につけている時間は多少変わってきますが、最低でも必要な時間の目安は下記の通りです。
- 1.4mm・・・1時間以上
- 1.7mm・・・1時間30分以上
- 1.9mm・・・2時間以上
水漬けパスタは、茹で時間が少なく、またもちもち食感が味わえるのがいいところですが、水に漬けている時間が必要なのですぐに食べることができません。
もし、時間と手間をかけずにすぐにパスタが食べたい場合は、電子レンジでパスタを作ることもできます。
家にあるボウルなどを使って作ることもできますが、専用の容器も販売されているので気になる方はチェックしてみてください。
鍋で茹でるときに比べて劇的に時短になるわけではありませんが、使う水の量と鍋に前に立つ時間は少なくなりますよ。
水漬けパスタ水につける時間の目安
水漬けパスタを作る際、焦ってはいけないポイントがあります。
それは、「麺の太さによって最低水につけておく時間が変わる」ということです。
当然、細いパスタと比べて太いパスタはそれだけ長くつけておかなければ水が浸透しきれないですので、太さによって水につける時間を把握しておきましょう。
目安としては
- 1.4mm・・・1時間以上
- 1.7mm・・・1時間30分以上
- 1.9mm・・・2時間以上
こちらを目安にしていただくと良いです!
最短だと1.4mmで1時間ということになりますが、購入したパスタがそれより太いと1時間では足りませんので、注意が必要です。
ちなみに、必要時間以上に長くつけておく分には全く問題ありません。
半日から1日くらいは水につけておいても大丈夫です。
むしろより水分量を含んでモチモチ食感を実現させることができます。
それ以上保存される場合は、水気をある程度きってから冷凍保存をすることもできますので、とても便利ですよ!
失敗しない水漬けパスタの作り方
パスタをつける水の量は多め
パスタをつける水が少なすぎると中心まで水が足らず、固めの芯が残ってしまいます。
水は多い分には問題ないので、たっぷり用意しましょう!
水につけておく時間が短いと、こちらも芯まで水が浸透せず、生麺のようなモチモチパスタが再現できないことに加え、茹で時間が掛かってしまうので目安よりも多めの時間つけていると失敗が少ないです。
茹で時間が長すぎる
しっかりと水につけた水漬けパスタは、茹でる時間は短くて大丈夫です。
茹でるというよりは「温める」といった感覚で十分なので、半日以上水につけたパスタなら、茹で時間は30秒~1分くらいでOKです。
「え。短すぎて不安…」
と思ってしまう気持ちはわかりますが、水にしっかりとつけて芯まで水が浸透している状態の麺は、もうほぼ完成はされているので、極論、茹でずにそのまま食べることも可能です。
茹でなくてもすでに食べられるくらいの状態ですので、ここで必要以上に茹でてしまうとモチモチではなくただの「のびた麺」になってしまうので要注意です!
余談ですが、その特性を活かして非常時用として乾麺を備蓄しておいてもかなり役にたつことになりますね。
私も最初は、しっかり茹でなければ食べられないのでは?と不安になり結構長く茹でてしまった結果、大失敗。
ブヨブヨの麺になってしまいました。
まとめ
水漬けパスタの水に漬ける時間と作り方についてお伝えしました。
- 水につけておく最短時間は1.4mm=1時間、1.7mm=1時間30分、1.9mm=2時間が目安
- 半日~最長1日水につけておくのがベスト。それ以上は冷凍保存が可能
- 茹で時間はあたためる程度で30秒~1分ほど
このポイントさえ押さえていれば、水漬けパスタは失敗しらずで美味しく仕上げることができます。
前もって準備をしておくとかなり時短になりますので、ぜひ大量に仕込んでおいて「冷凍保存」しておくと便利ですよ!
私と同じく「パスタはモチモチ派」な方は、ぜひ日持ちもする比較的低価格な乾麺で、生麺にも勝る水漬けパスタを試してみてください!
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