個人的な好みの話になりますが…
パスタは、芯の残ったアルデンテよりも生麺のようなモチモチ麺が好きです。
そんなモチモチ面が乾麺を使ってお手軽に再現できる「水漬けパスタ」をご存じですか?
水漬けパスタとは、乾麺のパスタを約半日水につけておくと、まるで生めんのようなモチモチ食感のパスタができるというものですが、「半日なんて時間待ってられない!最速でモチモチパスタを作りたい!」という方は特に必見。
水漬けパスタを作る際に必要な時間について共有します!
ただ、ここをあせってしまうと絶対失敗してしまいますので、ぜひ失敗しない水漬けパスタの作り方と共にチェックしてみてください!
水漬けパスタはどのくらい水に漬ける必要があるの?
水漬けパスタを作る際、焦ってはいけないポイントがあります。
それは、「麺の太さによって最低水につけておく時間が変わる」ということです。
当然、細いパスタと比べて太いパスタはそれだけ長くつけておかなければ水が浸透しきれないですので、太さによって水につける時間を把握しておきましょう。
目安としては
- 1.4mm・・・1時間
- 1.7mm・・・1時間30分
- 1.9mm・・・2時間
こちらを目安にしていただくと良いです!
最短だと1.4mmで1時間ということになりますが、購入したパスタがそれより太いと1時間では足りませんので、注意が必要です。
ちなみに、必要時間以上に長くつけておく分には全く問題ありません。
半日から1日くらいは水につけておいても大丈夫です。
むしろより水分量を含んでモチモチ食感を実現させることができます。
それ以上保存される場合は、水気をある程度きってから冷凍保存をすることもできますので、とても便利ですよ!
失敗しない水漬けパスタの作り方
水漬けパスタを失敗してしまう原因…それはシンプルな以下の3点にあります。
- 水の量はパスタの量の約3倍以上用意する
- 一定時間水につけられていない
- 茹で時間が長すぎる
水が少なすぎるとパスタの芯のほうまで水が足らず、浸透していかなくなりますので、たっぷりの水を用意しましょう!水は多い分には全く問題ないですよ。
水につけておく時間が短いと、こちらも芯まで水が浸透せず、生麺のようなモチモチパスタが再現できないことに加え、茹で時間もわからなくなってしまうので失敗するケースが多いです。
しっかりと水につけた水漬けパスタは、茹でる時間は短くてOKなんです。
茹でるというよりは「あたためる」といった感覚で十分なので、時間で言うなら10秒くらいでOKです。
「え。短すぎて不安…」
と思ってしまう気持ちはわかりますが、水にしっかりとつけて芯まで水が浸透している状態の麺は、もうほぼ完成はされているので、極論、茹でずにそのまま食べることも可能です。
茹でなくてもすでに食べられるくらいの状態ですので、ここで必要以上に茹でてしまうとモチモチではなくただの「のびた麺」になってしまうので要注意です!
余談ですが、その特性を活かして非常時用として乾麺を備蓄しておいてもかなり役にたつことになりますね。
私も最初は、しっかり茹でなければ食べられないのでは?と不安になり結構長く茹でてしまった結果、大失敗。
ブヨブヨの麺になってしまいました。
例えるならソフト麺よりももっとやわらかい感じ(笑)
水に半日つけておくだけの水漬けパスタのまとめ
水漬けパスタの水に漬ける時間と作り方についてお伝えしました。
- 水につけておく最短時間は1.4mm=1時間、1.7mm=1時間30分、1.9mm=2時間が目安
- 半日~最長1日水につけておくのがベスト。それ以上は冷凍保存が可能
- 茹で時間はあたためる程度で約10秒ほど
このポイントさえ押さえていれば、水漬けパスタは失敗しらずで美味しく仕上げることができます。
前もって準備をしておくとかなり時短になりますので、ぜひ大量に仕込んでおいて「冷凍保存」なんかもしておくと便利ですよ!
私と同じく「パスタはモチモチ派」な方は、ぜひ日持ちもする比較的低価格な乾麺で、生麺にも勝る水漬けパスタを試してみてください!
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