りんごが食べたくなってスーパーで購入した時の、1人暮らしあるあるがありまして。
りんご丸ごと一個食べるのって、結構きつくないですか?(笑)
結構お腹が膨れるのでデザートにちょっと食べたいなってなると、よく半分にカットしたりんごがあまってしまいます。
りんごは変色しやすいので、早めに食べてしまわなければなりません。
早く食べなきゃもったいないと焦って無理やり食べきってしまった挙句、食べ過ぎてリンゴが嫌いになってしまうこともあるはず(?)
この記事ではリンゴを半分にカットした際の正しい保存方法についてご紹介します!
正しい保存方法を知って、いつでも食べたい分だけ美味しいりんごが食べられるようにしましょう!
りんごを半分に切ったときの保存方法
りんごは半分にカットしてしまうと常温ではほとんど日持ちはしません。
そのため、りんごを半分にカットした後は冷蔵保存か冷凍保存をするようにしましょう。
できるだけ空気に触れにくい状態にすることで変色を遅らせることができますので、保存容器や保存袋を使って保存するようにしましょう。
なぜりんごはすぐに変色してしまうの?
りんごはとても変色しやすいです。
これはりんごに含まれているポリフェノールが関係しているのです。
リンゴにはポリフェノール酸化酵素が含まれていて、この酵素がポリフェノールの中のタンニンという成分と酸素をくっつけてしまい、茶色くしてしまうのです。
見た目が茶色く変色してしまったりんごはやっぱり多少味も落ちますし、お弁当にもっていくことも、お客様にお出しするのも難しそうですよね。
ポイントとしては、このポリフェノールの働きを極力抑えることができれば酸化して変色することが防げるということになります。
以下の方法だとりんごの変色を極力遅らせることが可能になりますので、ぜひ試してみてください。
塩水につける
カットしたりんごが浸るくらいの水を入れ、塩をひとつまみ加えて約3分ほどつけた後、水気を切ってから保存をすると、かなり変色を遅らせることができます。
これはナトリウムイオンが酵素の働きを抑制してくれることで、酸化を防ぐことにつながっています。
私はあまり気になりませんでしたが、多少塩っぽい感じもするかもしれません。
レモン水につける
こちらもカットしたりんごが浸るくらいの水を入れ、小さじ1程度のレモン汁を加えて3分つけます。
後は水気を切って保存をすると変色を防ぐことができます。
これは、レモンのビタミンCがタンニンよりも先にポリフェノール酸化酵素とくっつくことで変色が抑えられるんです。
ほんのりとレモンのさわやかな香りもするので、こちらがお好みの方もきっと多いはず…。
はちみつにつける
同量の水に大さじ2くらいのはちみつを加えたはちみつ水でも酸化を防ぐことが可能です。
これははちみつがりんごを上手くコーティングしてくれて空気に触れにくくしてくれる役割をはたしてくれるためです。
りんごと味の相性も良いので食べやすいのですが、はちみつが苦手な方は砂糖水で代用しても同じような効果を発揮してくれるのでオススメです。
りんごを半分に切ったときの賞味期限
上記の方法でりんごの酸化を防いだあと保存容器や保存袋を用いて保存すれば、冷蔵で約3日は日持ちします。
ちなみに私は上記の方法で5日ほど放置しましたが、ほとんど変色していなかったです。
ただ、多少水分が抜けていたのでやはり3日以内を目安に食べるほうが美味しく食べられるなと感じました。
また、りんごは冷凍保存することも可能です。
りんごは冷凍すると約1ヶ月ほどは日持ちするようになるので、とても便利に使えるようになります。
ただしカットしたてのシャキシャキした食感はなくなってしまいますので、冷凍保存した際はスムージーで利用するのがオススメですよ。
まとめ
今回はりんごを半分にカットした際の保存方法についてご紹介しました。
- 塩水、はちみつ水、レモン水などに漬けて酸化を防ぐ
- 酸化を防いだ後は保存容器に入れて冷蔵庫で保存
- 冷蔵だと3日、冷凍だと1ヶ月は保存が可能
これらのポイントをおさえておくと、焦ってりんごを食べ過ぎて嫌いにならなくなります。
というよりせっかく美味しいりんごですので、できるだけ良い状態で保存してより一層美味しく味わいながら食べましょう(笑)
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