やすらぎの刻(道)才賀役を演じた木村龍は誰?

木村 龍 やすらぎの刻
画像::CRGinstagram

やすらぎの刻、道パートは太平洋戦争の終盤に差し掛かると、主要キャストの死別など衝撃の物語が描かれます。

公平は自らトラックに轢かれ足に大ケガを負い、徴兵を逃れるという秘策に打って出て、見事に目的を達成。

しかし、その代償として陸軍病院で長期入院生活を強いられます。

そこで、才賀という両足を失った傷痍軍人と出会い、戦争の恐ろしさや悲惨さを聞かされます。

才賀の登場シーンは多くはありませんが、彼が語る戦場の恐怖や狂気は戦闘シーンのない本ドラマに於いて、戦争の愚かさを表現するためのとても重要な役割を果たしてると感じました。

また才賀の語り口調もアクが強く、彼の人物像もとても魅力的で非常に過去が気になる人物です。

そこで今回は、才賀の登場シーンを振り返り、また才賀を演じた俳優、木村龍さんについても見ていきたいと思います。

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両足を失った傷痍軍人

才賀が初登場したのは第107話

公平が徴兵を逃れるため、バックしてくるトラックのタイヤに自ら足を潜らせ複雑骨折を負い、徴兵免除を獲得します。

その代わり約1年間に渡る入院生活を送ることになり、始めは村の診療所に入院していましたが、半年を過ぎた頃、その診療所から5里離れた陸軍病院の分院に移送されます。

そこでほぼ麻酔なしの手術を受け、3日後ベッドで目覚めた公平に「痛むか?」と声を掛けてきた隣のベッドの男が才賀でした。

才賀は、「トラックの下敷きになったんだって?」と言い、公平のゲガの原因を知っている模様。

恐らく公平が眠っている間に、病院関係者か見舞いに来ていたしのから聞いたと思われますが、もし医者や看護婦が患者の情報を話していたら、今の時代ならコンプライアンス違反とか言われそうです。

公平の足のケガの程度を知った才賀は、「まあ足が残ってるだけまだましだよ。俺は両方切断されちまった」と笑えないケガ自慢をしてきます。

公平は幸いというか、うまい具合に複雑骨折で済みましたが、一歩間違えば足を切断する事態になっていたかもしれないと、才賀の言葉に肝を冷やしたのではないでしょうか。

公平にどこで足をケガしたのか聞かれ、才賀はマーシャル諸島に派兵されていたこと、そこで殆どの戦友を失った事を告げます。

どのようにして両足を失うような傷を負ったのかは語られませんが、「両足を切断されちまった」と話しているので、爆撃か銃撃による傷が悪化し、手術によって切断されたと思われます。

才賀は読んでいた新聞に対し、「日本の新聞は嘘ばかり書きやがる」と悪態をつきます。

現場を知る者からしたら、報道の大嘘には驚きと怒りを覚えたでしょうね。

本当のことをべらべら喋る才賀の姿に、辺りを見回し焦る公平でしたが、当時実際のところはどうだったんでしょうか。

才賀のように戦場から帰還した兵士で実情をしゃべる者はいたと思いますが、というより大本営や新聞の嘘を皆しゃべりたかったのではずですが、きっとかん口令みないなものを敷かれたりしたでしょうね。

才賀は公平の年齢が19歳と知り、徴兵の対象年齢であることを言ってきます。

また、公平が寝言で「やったぜ!ゴウ!」と叫んでいたと言い、「戦車の下に飛び込んだ夢でも
見たか?」と冗談を言います。

そのことで公平は余計なことを才賀に聞かれていなかったか焦りますが、この才賀の発言は何だか公平のケガは徴兵逃れのためということに気付いているようにも感じられます。

その後才賀が公平の足について言及するシーンはなく、実際疑っていたかどうかは分かりませんが、徴兵の年齢が20歳から19歳に引き下げられた年に、徴兵検査の直前で足に大ケガってちょっと怪しすぎるので疑われるのは必至かも。

才賀の素性については多くは語られていませんが、第108話で公平が才賀のことを陸軍兵長と説明しています。

兵長(へいちょう)は軍隊の階級の一。兵に区分され、伍長の下、上等兵の上に位置する。自衛隊にはこれに相当する階級は無い。

引用:Wikipedia

兵長という階級はそれほど高い階級ではないようですが、それでもペーペーではないので才賀にも部下がいて、命令する立場にあったと思われます。

また、才賀は情報通であることも語られ、情報源はどこか分かりませんが、才賀から伝えられる戦局状況が大本営や新聞報道とは全く違う事に公平は驚きます。

そして才賀は、「戦場は人をおかしくしちまうんだ」と言って、実際の戦場の様子を語るシーンがありますが、その時の才賀はなぜかとても楽しそうです。

敵兵と原住民を間違えて撃ち殺した話や、死んだ仲間の肉を食った上等兵の話、神風特攻隊の攻撃方法などを半笑いで話す才賀の姿は、不謹慎に見えるかもしれません。

しかしそれは、戦場で幾多の死を見てきた才賀には、兵隊の死が笑い話になってしまうほどありふれたものになっていたからかもしれません。

「現場の兵隊ってのはそんなもんよ」と吐き捨てる才賀のセリフに、戦争の悲惨さと、死んでいった戦友のへの敬意が込められているように感じます。

才賀の登場シーンは今のところ107話と108話だけで、才賀の人物像など多くは語られていません。

才賀がこれまでどんな人生を送ってきたのかとても興味深いので、今後も登場することを期待したいですね。

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才賀を演じた木村龍という男

才賀役を演じたのは、木村龍(りゅう)さんという俳優の方で、約5,000人が応募した「やすらぎの刻~道」オーディションで才賀役に選ばれています。

木村龍さんは、ドラマ・映画・CM・舞台と幅広く活動されていて、有名ドラマや映画にも出演されています。

まだ端役が多く誰もが知る俳優というところではありませんが、これからの活躍が期待できる俳優さんではないでしょうか。

個人的にはとても声のいい方だと思っていて、才賀のセリフを聞いていたら、なんとなくゴルフ解説者の戸張捷さんの声に似ているなぁなんて思って観ていました。

木村龍さんの来歴など調べてみたのですが、ご本人のSNSが見当たらず、またウィキペディアも作成されていないので、所属事務所のプロフィールしか情報がありませんでした。

情報は少ないですが、木村龍さんのプロフィールや出演作を下記にまとめてみました。

プロフィール

  • 生年月日:1988年2月20日
  • 出身地:広島県
  • サイズ:身長180cm B/90 W/78 H/94 S/28cm
  • 趣味・特技:写真、日曜大工、剣道(2段)
  • 経歴:United Performers Studio 出身
  • 所属事務所:CREATIVE GUARDIAN㈱CRG

引用:CREATIVE GUARDIANホームページ

ドラマ

  • 『やすらぎの刻〜道』才賀役(2019)
  • 『W県警の悲劇』第6話(2019)
  • 『離婚なふたり』(2019)
  • 『僕とシッポと神楽坂』第3話 吉岡夫役(2018)
  • 『会社は学校じゃねぇんだよ』第6話(2018)
  • 『イノセント・デイズ』第1話 警察官役(2018)
  • 『愛してたって、秘密はある。』第5話 通信指令課職員役(2017)
  • 『緊急取調室』第5話 鴨下役(2017)
  • 『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』(2016)
  • 『グッドパートナー〜無敵の弁護士〜』3話 高井戸正樹役(2016)
  • 『レモン・ハート』第4回2話 「スコッチ小僧」 岡田役(2016)
  • 『八重の桜 第36回・37回』生徒役(2013)

映画

  • 『それここで言うこと?』 馬場新太役(2017)

  • 『ピンクとグレー』(2016)
  • 『ハジマリノオワリおわりのはじまり』(2014)
  • 『ウルヴァリン:SAMURAI』アメリカ・オーストラリア合作 Hitoshi役(2013)

CM

  • KDDI株式会社「au×サッカーE-1 4D Replay」(2018)
  • イオンクレジットサービス 『A-REGI』(2018)
  • グリコアーモンドピーク(2017)
  • セカンドストリート(2017)
  • 相鉄不動産 グレーシアタワーズ海老名マンションVP(2017)
  • 吉野屋『復活!豚丼キャンペーン』(2016)
  • ツカダグローバルホールディング『家族挙式』篇(2015)
  • ヤマザキ『ゴールドシリーズ~お試し編Bタイプ~』(2014)
  • ユーキャン『資格取得~短距離走篇~』(2014)
  • スクウェア・エニックス『ドラゴンクエストX 目覚めし5つの種族 オンライン』(2012)
  • ニッセイ『みらい創造物語~入社式篇/研修篇~』(2012)
  • 日本コカ・コーラ『ジョージア~男ですみません サマー篇~』(2012)

舞台

  • 『崩れる』(2017)
  • 劇団AUNワークショップ公演 「間違いの喜劇」(2017)
  • DEDICATED2016 『ハムレット』(2016)
  • 狼少年『Dream Of Passion』 下北沢小劇場
  • 日穏-bion- 第4回公演 『SUKIYAKI』
  • 『かわたれの空』 UPSアカデミー
  • 『GIFT-星空の向こうから-』 元役
  • 『やすしくんへ』 藤原看守役
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まとめ

やすらぎの刻~道に登場した、傷痍軍人の才賀と、その彼を演じた木村龍さんについて見てきました。

やすらぎの刻の道パートは、戦時中の市井の人々の戦争体験が公平たちを通してたくさん語られますが、実際の戦場の様子はほとんど語られません。

そんな中、戦場を知る才賀は、公平や視聴者に戦場の悲惨さを伝える重要な人物として登場しています。

才賀の過去や今後がとても気になります。

そしてその才賀を見事に演じていた木村龍さんですが、決してまだメジャーな俳優と言うわけではありませんが、演技力は確かな俳優さんではないでしょうか。

現在、「木村龍」でネット検査すると、「アイドルマスター SideM」というゲームの木村龍というキャラクターがヒットします。

ぜひこのキャラクターよりも上に検索結果が出るような活躍に期待したいですね。

それではこの辺で失礼します。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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