ラグビーイングランド代表ユニフォームのエンブレムがバラの理由は?

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ラグビーワールドカップ2019が日本で開催され、選手たちのプレーと共に彼らが着用しているユニフォームにも注目が集まっています。

スコットランドのタータンチェックや、南アフリカの背番号の柄など工夫を凝らしたデザインも話題になっていますが、その一方でイングランド代表の真白なユニフォームに真紅のバラという高貴な雰囲気を漂わせたシンプルなデザインも話題になっています。

そこで今回は、ラグビーイングランド代表のユニフォームのバラの由来について調べてみました。

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イングランド代表のエンブレムがバラの理由

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ラグビーイングランド代表のユニフォームにバラが採用された経緯については諸説あり、未だ明確になっていないようです。

海外のサイト「rugbynetwork.net」が、2005年に3つの説を報じていたのでそちらを紹介します。

ラグビーイングランド代表がバラのエンブレムを初めてユニフォームに使用したのは、1871年に行われたスコットランドとの初の国際試合とされています。

下の画像がその時のイングランド代表のユニフォーム姿です。

胸にバラのエンブレムがあるのが分かりますね。

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画像:Wikipedia

「rugbynetwork.net」では、ユニフォームにバラが使用された経緯について3つの説を挙げていました。

ランカスター家のバラ説

イギリス王室には、テューダーローズ(またはユニオンローズ)と呼ばれる伝統的なバラの紋章があります。

このテューダーローズの誕生は、15世紀にイングランドで起きた「薔薇戦争」と呼ばれる、ランカスター家とヨーク家の貴族による権力闘争が起源とされています。

ランカスター家は赤いバラの紋章を、ヨーク家は白いバラの紋章を用いており、薔薇戦争終結後、両家の融合のシンボルとして作られたものがテューダーローズです。

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テューダーローズ
画像:Wikipedia

両家の赤いバラと白いバラをかけ合わせたデザインになっています。

ただし、薔薇戦争以降イギリス王国の君主はランカスター家の血筋が引き継いでいたため、テューダーローズではなく赤いバラの紋章が英国君主の象徴として見られていました。

そのためイングランド代表は、ユニフォームのエンブレムに赤いバラを採用したという説です。

ラグビー校の紋章説

ラグビー発祥とされるイングランドの「ラグビー校」の紋章が赤いバラであったことから、イングランド代表のエンブレムに採用された説です。

ラグビー校の紋章にバラが採用された経緯は、エリザベスⅠ世に使えた豪商で、ラグビー校の創設者ローレンス・シェリフが、エリザベスⅠ世から赤いバラの紋章を贈呈され、それをラグビーの紋章にしたからでした。

また、イングランド代表のユニフォームが白のユニフォームを採用しているのも、ラグビー校が白いユニフォームを使用してたことに由来すると説明しています。

ランカシャー州のシンボル説

1971年のイングランド代表選考メンバーの中にランカシャー州出身者がおり、ランカシャー州のシンボルが赤いバラであったため、採用されたという説です。

ただし選考メンバーには、ランカシャー州出身以外の者もいたので、その者たちがその決定を受け入れたとは思えないとあり、この説はあまり有力ではないようです。

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まとめ

ラグビーイングランド代表がエンブレムにバラを採用している理由についてお伝えしました。

  • イングランド中世の貴族、ランカスター家の赤いバラの紋章採用説
  • ラグビー校の紋章採用説
  • ランカシャー州のシンボル採用説

以上の説を紹介しました。

紹介した説のどれが本当なのか、それともまだ他にも説があるのか結論は出ていませんが、いずれにしても中世イングランドの貴族、ランカスター家の赤いバラの紋章に由来があることは確かなようです。

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